Home

中東と世界をラジオで聞く ~店主の独り言~

10月15日(日曜日) カセットテープ復権だとか?

 ここ1年ぐらいの間、テレビで「若い世代にカセットテープ人気広がる」といった話題が取り上げられることが何度かありました。手軽でアナログなところが魅力なのだそうです。このブログで「ラジカセ」について数ヶ月前に書きましたが、まぁそういった流れの一環ということなのでしょう。

 カセットテープ、正確にはコンパクトカセット、の製造から各社が撤退する中で、いまも販売されているのは日立マクセル、ナガオカぐらいのものらしいです(Wiki参照しました)。そんな中でのカセットテープのプチ(?)ブームに、メーカーはどう対応するのかしないのか。

 我々が学生だった頃は、カセット全盛で、ノーマルテープからメタルテープまで実に様々な種類のテープが販売されていました。両面で10分程度のものから両面150分録音できる長時間版までありました。値段も70年代後半から80年代に入ると60分用のノーマルテープが200円程度で買えるようになるなど、手ごろ感もあり、広がりを見せました。ちょうどこの頃、BCLミーティングに各自がカセットに録音した自慢の受信音を持ち寄って披露したものです。ただ、頭出しに手間取って無駄に時間を浪費しがちになるという欠点がありましたが。

 我が家の膨大な受信音のアーカイブのほとんどがカセットテープに収められたものです。ただ、ここにきてリーダーテープ部分と磁気テープ部分の接着が外れて、修復をしないと聞けないテープが増えてきました。しかも、かつて手に入った「カセット修理キット」や「スプライシングテープ」が入手できなくなっていて、いささか不便です。

 その後、MDの出現、DAT(普及しなかったけど)の販売、そしてポータブル・デジタルミュージックプレイヤーと時代は移り変わっていきました。私なんぞ、物理的に何かが「まわっている」ことが当たり前のように感じられるものですから、現代のメモリープレーヤーなんかは、音が本当に録音されているのかどうかとても信用できないと感じています。

 ちなみに、私の知人の中学生のクラスで「レコード」を知らない子どもが9割、「カセット」を知らない子どもも相当数にのぼるという話をきいてショックを受けてしまいました。そういえば、中学、高校、大学生の中には「ラジオ」を知らない子もかなりいるようです。車の中で何を聞いているのか尋ねると、ほとんどがCDやらMP3で音楽を楽しんでいるのだそうです。FMすら知らないとは驚きです。

 カセットテープの復権、レコードの復権といったアナログ文化の再認識の流れはよいことだとは思いますが、本当に定着してくれるのであれば、前述の「修理キット」「スプライシングテープ」もリバイバルしてもらいたいと思います。需要あると思うのですけれどね。

10月14日(土曜日) DXerの「空耳」

 きょうも何の面白みも無い話で恐縮ですが、最近海外のDXerと話をしたときのことを…

 ある知人から、アラビア語の放送の録音があるのだが聞いて欲しいと頼まれました。音声ファイルを受け取って聴いてみたら、ど真ん中ストライクでSJ(ステーション・ジングル)が出ていて、局名はすぐにわかりました。その知人は、他のアラブ諸国在住でアラビア語を母語とするDXerたちにも録音を聞かせたものの、誰も確たる答えをくれなかったというのです。そればかりか、実に的外れな答えをくれた人もいたといいます。アラビア語を母語としているDXerも、意外にIDや放送内容を聞き取れていないことに驚いた一件でした。

 一方、一部のDXerの間には「わからないIDは全部アラビア語に聞こえる」という「空耳病」が流行りやすいという傾向があるかもしれません。件のアラビア語放送の音の聞き取りを頼んできた知り合いは、彼のラジオ仲間の中には、受信状態が悪くてIDがとれない録音を聴くとアラビア語のように聞こえてしまう人が少なくないと話してくれました。

 アラビア語というものが、メジャーな言語である割に手がかりをつかみにくいというポジションにあるからでしょうか、ちょっとした言葉の端々や前後の脈絡など、その不明局の音声が示しているヒントに関係なく、「自分がイスラム圏の放送を聞いている」、あるいは「中東の放送を聞いている」という先入観から、わからない音がすべてアラビア語として聞こえてしまうという説は、妙に納得させられる話です。

 先入観による「空耳」… 気をつけなければ…

10月13日(金曜日) 放送局からの手紙

 海外からの放送を聞く楽しみは人それぞれだとは思うのですが、あるSMSのページ(海外放送関連のページ)に興味深い、というか、普段から私が思っているのと同じ趣旨のことが書かれていました。

 書き込みの主は、海外の国際放送局から昔届いた手紙を公開し、嬉しかった思い出について記述していました。それに対して寄せられたレスポンスの中に「やはり放送局から特別に手紙をもらうことは大変貴重だ…」という声がありました。確かにそのとおりで、ベリ・カードを受け取る以上に、投書担当者あるいは技術担当者が多忙な中でわざわざ一手間かけてくれなければそのような手紙はもらえないわけですから貴重なものだといえます。私もかつて放送局に手紙を頻繁に書いていた頃、返信とともに自分宛の手紙が同封されていたときの嬉しさ、誇らしい気分を思い出しました。

 これまでに放送局からもらった返信の中でもっとも印象に残っているものの一つが、第一次湾岸戦争(1991年)後のRadio Baghdad Internationalに送った手紙に対して送られてきた返信でした。湾岸戦争後のイラクは経済状態がよくなく、海外向け短波送信も戦前に比べると規模も縮小されていました。封筒の中にはQSLカードとペナント、そして担当者からのアラビア語の手紙が入っていました。手紙には「米軍の攻撃でイラクの国土は疲弊しているが、決してイラクは負けない。これからもご支援をよろしく」といった内容が書かれていました。

 いまその手紙を引っ張り出して読んでみると、紙の質もひどく、封筒に貼られている切手も印刷がボロボロで、かなり厳しい状況にイラクが置かれていたことがしのばれます。そうした中で、海外から届いた手紙に対して担当者は一生懸命返信を書いてくれたわけです。なんともありがたい、というか、サッダーム・フセイン体制のもとでのある種の緊張の中で書かれたメッセージだと思うと複雑な気持ちになります。

 最近では放送局に投書や受信報告を送ることもめっきり少なくなってしまいましたが、そのようなチャンスがあれば、これからもぜひ放送局の担当者から直接メッセージが送られてくるような、そんな印象的な手紙を書きたいと思っています。そもそもQSLを発行すること自体、放送局の義務でも何でもないわけで、そのような状況の下でひと手間、ふた手間をかけて対応してもらうということの有り難さ、贅沢さを感じながら、海外の放送局との交流ができればいいと思います。

10月9日(月曜日) 41年前のきょうのLOGから

 このところ同じような話題が続いたので、ここでちょっと趣向を変えて41年前、1976年のきょうのLOGをひも解いてみます。

 いつものとおり時刻はJSTです。

JST
1535 9690  RAE  in English 44444
1600 15305 SBC in English 44443
1630 15105 ORF in German 33443
1630 15135 R.Norway in Norwegian 34443
1900 5970 CBC in English 32432
2007 9725 BBC in Japanese 44443
2015 11765 DW in Japanese 44443 //9650 32432
2120 6383 R.Ulan-Bator in English 44433
2130 15120 R.Sweden in English 34433
2130 11755 R.Finland in Finnish 3433
2400 9770 ORF in German 43443

 というわけで、あまり面白い局を聞いていたわけではありませんでした。ただ、午後のRAEの英語放送はとてもクリアな音で聞こえていたことをよく覚えています。2000からの日本語放送とは比べ物にならないほど良好で、確か局に手紙を書いて放送時間を日本時間の午後2時から4時の間にすれば比較的安定して聞ける…と伝えたように記憶しています。結局その願いは叶いませんでしたが。

 この日のLOGには次第にハイバンドの受信状態が悪くなっていることが記されています。ちょうど太陽活動が低下し、冬場になると高いバンドはまったく何も聞こえず、思わずラジオが壊れたのかと思ったほどでした。

10月8日(日曜日) アラブ諸国の放送のニューステーマ音楽集

 まだ全部というわけではないのですが、アラブ諸国の放送のニューステーマ音楽の録音をデジタル化してみました。ただし、これらの一部はもう使われていません。

 録音クリップのタイトル横に★がついているものは、現在もまだ使用されていますので、今後放送を聞く際に役立つと思います。すでに別の日に紹介しているクウェート、チュニジア(古いテーマ)は、ここには再掲しておりませんのであしからず御了承ください。

 ● エジプト国営ラジオ(アラビア語総合放送・海外向けRadio Cairo)★ Radio Cairo
 ● BSKSA(サウジアラビア国営ラジオ)★ BSKSA
 ● HKBS(ヨルダン国営ラジオ)★  Amman
 ● シリア国営ラジオ(アラビア語総合放送)★ Damascus
 ● カタール国営ラジオ(アラビア語総合放送)※現在のテーマ音楽は旋律は同じだがアレンジが異なる QBS Doha
 ● UAEラジオ・アブダビ(アラビア語総合放送) Abu Dhabi
 ● イラク国営ラジオ(アラビア語総合放送) Baghdad
 ● リビア・ジャマヒリヤ放送(アラビア語総合放送・海外向け「アラブ世界の声」 SPLAJBC
 ● イエメン国営ラジオ(Radio San'aアラビア語総合放送)※内紛のために正統政府が亡命中。サウジアラビアからRadio San'aが放送しているが、ニュースのテーマ音楽は別のものが使用されている San'a
 ● スーダン国営ラジオ(Radio Omdurman)※これが80年代まで使用されていた古いテーマ音楽で、ソ連のマーチ Omdurman

 おまけ: 
 イエメン民主人民共和国国営放送(旧南イエメン) Aden(1980年代) 

 確かもう少し録音が(モロッコ、オマーン、ドバイあたり)残っていたはずですので、近々追加していくことにします。こうして並べてみると、そもそも日本で聞ける放送がかなり減ってしまっていることがわかります。実用的ではないものは、資料として参考になさってください。

 また、このページに訪問してくださっているみなさんの中で、「ほかにもこんな音がある」というかたがおられましたらぜひご紹介ください。よろしくお願いします。

10月7日(土曜日) アラブ諸国の放送のニューステーマ音楽(3) Radio Omdurmanの巻

 きょうのこのページではスーダンのRadio Omdurmanのニュースのテーマ音楽を紹介します。

 Radio Omdurmanは、かつて短波で放送していて一時期とても強力に受信できた時期がありました。特に70年代から80年代にかけては短波に加えて中波での受信も日本で可能でした。

 Radio Omdurmanのニュースのテーマ音楽は70年代初頭からこれまでに数回変更されています。70年代から80年代半ばにかけてのニメイリー大統領時代に使われていたのは、なんとソ連のマーチでした。スーダンからエチオピア、ソマリアにかけての一帯は当時冷戦の出先のような状態で、エチオピアが親ソ連、ソマリアとスーダンが新米のスタンスをとっていました。

 そんな親米だったスーダンの国営ラジオのニュースのテーマ音楽がソ連のマーチだったとは… 実はこの楽曲を発見したのは偶然の産物でした。一昔前まで東京神保町にあった「新世界レコード」で、ソ連のマーチのCDを購入しました。このCDにはソ連国歌が収録されていました。その他のマーチは殆ど知らない楽曲ばかり。しかし聞き進んでいくと耳慣れたフレーズが流れてきて、すぐにRadio Omdurmanのニュースのテーマ音楽だとわかりました。

 その後、スーダンではニメイリー政権がクーデターで崩壊し、イスラム色が強い政権が実権を握ります。一時はテロの温床などと米国から目の敵にされていたスーダンですが、最近はダルフール問題や南スーダンとの問題など、内政に様々なトラブルを抱えつつも比較的おとなしくしているように見えます。

 きょうご紹介するニュースのテーマ音楽は、最近のRadio Omdurmanのものです。80年代の古いテーマ音楽は受信状態が悪いので聞き苦しいため、今回は新しい楽曲だけを紹介することにします。 News Theme Music of Radio Omdurman

10月6日(金曜日) アラブ諸国の放送のニューステーマ音楽(2) Radio Kuwaitの巻

 昨日に続いてニュースのテーマ音楽の話を少し。

 実際の音声を探していたら、Radio Kuwaitのニュースのテーマ音楽の現地録音が出てきました。1983年7月にトランジットでクウェート国際空港に飛行機が着陸し、確か機内で待機する(空港ロビーに入らずにそのまま機内に座ったまま ということが昔はあったのです)間にラジオのスイッチを入れたところ、Radio Kuwaitが受信でき、ちょうどJST0100の時報が出てそのままニュースになりました。

 Radio Kuwaitのニュースのテーマ音楽はクウェートの愛国歌の最初の部分が使われています。1990年8月のイラク軍によるクウェート侵攻で一時的にRadio Kuwaitはサウジアラビアとエジプトから「亡命放送」を行いましたが、その間も演奏が若干異なるもののこのテーマ音楽でニュースを開始していました。

 1991年春にクウェートからイラク軍が撤退し、Radio Kuwaitが再びクウェートに戻ってから今日に到るまでこのテーマ音楽は変わらず使用されています。

 では、Radio Kuwaitのニュースのテーマ音楽部分とニュースの本編を現地録音でどうぞ。ただ、冒頭の部分は少しノイズが入っています。 Radio Kuwait News

10月5日(木曜日) アラブ諸国の放送のニューステーマ音楽について

 BBCコリアンサービスに関する書き込みが続きましたが、ひとまずモニタリングは終了。あとは極東アジア地域専門の皆さんにお任せすることにしまして、当HPは中東関連の情報に戻りたいと思います。

 表題のとおり、きょうはまたまたアラブ諸国の放送のニュースTM(テーマ音楽)についてのお話です。

 DXingが趣味として盛んだった頃、アラブ諸国の放送、特にアラビア語放送の局名確認に手間取るという話をよくきいたものです。言語がわかりにくいことと、受信状態が不安定な場合はそもそもIDが取れないという問題があるからです。そんなときに役立つのがニュースのテーマ音楽だ、これはインターバル・シグナルと同様に使える… という話を何度かしてきました。チュニジアのRTTのニューステーマ音楽を聴きたいばかりに留学先を選んだというエピソードも先日紹介しました。

 実は最近はこのニュースのテーマ音楽を聞く機会が減っているという残念な状況になっています。アラブ諸国の放送で短波を使用しているところが激減しているという背景もさることながら、かつてのようにメインニュースの時間に魅力的なテーマ音楽を流してくれる局が減っているという事実があります。ニュースのテーマ音楽のファンとしては寂しい限りです。

 でも、中にはここ40年以上テーマ音楽を変えていない局もいくつかあり、またこれらの局のいくつかは短波を今も使用していて、そのメロディーを耳にするチャンスがあります。

 代表的な局がRadio Kuwaitです。メインニュースのテーマ音楽は私がRadio Kuwaitと出会った(初めて受信した)1974年当時と変わっていません。ヨルダンのHKBSのニューステーマもやはり70年代から変わっていません。

 サウジアラビアのBSKSAもこの40年あまり同じテーマ音楽を使っています。サウジアラビアのニューステーマ音楽については以前このHPで何度か書いたとおり、テロ集団ISが聞いたら激昂するであろう楽曲が使われています。アメリカの作曲家スーザによる「十字軍戦士」というマーチです。タイトルの通り、イスラムを標榜するテロリストたちが最も忌み嫌う「十字軍」を肯定的に描いた楽曲です。これをなぜわざわざサウジアラビアの国営ラジオがニュースのテーマ音楽として採用したのかは理解不能です。

 エジプトのRadio Cairoはアラビア語総合プロと海外向け放送で昔ながらのニューステーマ音楽を流しています。エジプトのみならずアラブ世界ではとても有名な(はずの)愛国歌謡で「自由の讃歌」という歌の一部です。ナーセル大統領時代の歌謡曲で、1952年に自由将校団がクーデターで王政を倒した際に歌われていました。歌詞は「君は意に反して沈黙していた。意に反して堪えていた。声を上げよ、痛みを感じ、それをどれほど忌み嫌っていたか知るのだ…」という内容です。

 短波は停波しているので日本ではネットでしか聞けない放送になってしまったシリア国営ラジオの総合放送(アラビア語)のニューステーマ音楽も70年代(あるいはそれ以前)から同じ曲が使われています。これも実はナーセル大統領時代の愛国歌謡で「誓いの歌」という楽曲の一節です。「祖国よ私は汝の名に誓う 祖国よ私は汝を守り汝に命を捧げる…」といった内容です。短調のマーチ風な楽曲です。

 オーディオファイルをこのブログにアップする準備がまだできていないので、きょうは能書きだけになってしまいますが、近いうちに音源もお届けし、今も使われ続けているニュースのテーマ音楽を活用していただければと思います。今しばらくお待ちください。

10月4日(水曜日) BBCコリアンサービス 9940kHzが超良好

 いま(JST0050過ぎ)9940kHzを聞いています。BBCコリアンサービス、きょうは信号強度も5段階の5で、Jammingもほとんど気にならない(かかっていないかも)程度で受信できています。これまでで一番良好に聞こえています。

 パラレルの5810kHzのほうは電波が弱く、きのうmanoamanoさんがコメントされているようにピピピという音のJammingがかかっています。

 これまでなぜ2つの周波数ともに状態が悪かったのか、不思議なくらい9940kHzが良好で、大いに驚いています。

 きょうも英語講座 Essential English Conversation で、数字の言い方を電話番号を例に練習したあと、もう一課別のレッスンが続けて放送されています。内容は実践的ですが、初級向けというよりも中級向けという感じです。北のひとびとにとっては難しいかも…

追記>> 0059分の送りアナウンスでは、きょうは周波数の紹介をしていません。う~ん、決まったパターンがないのでしょうか。なお、きょうの放送の開始アナウンスで「ロンドンからお送りしているBBCコリア放送です」と男性アナがIDを読んでいました。オープニングが男性アナなのはおそらく初めてのような気がします。

10月3日(火曜日) BBCコリアンサービスのアナウンスが変わっています

 BBCコリアンサービス、現在5810kHzはJammingがあるものの音声は確認できています。それにしても信号が弱いです。

 さて、このBBCコリアンサービスの短波放送開始時のアナウンスの形態が若干変更されています。日本時間9月29日の放送までは、00時29分40秒から周波数アナウンスが出たあとは、30分ごとの番組の切れ目(30分の番組を6回繰り返していますので、次の回に移るところのいわゆる"のりしろ"の部分)では単に「BBCコリアンの放送をお送りしています」とアナウンスがあり、03時30分の放送終了前には放送終了の一言以外には特に何のアナウンスも出ないというパターンでした。
 
 それが、30日の放送からは00時29分40秒からのアナウンスでは「BBCコリアンサービスはピョンヤン時間0時から3時間放送しています…」と放送時間だけアナウンスするパターンに変更されています。そして周波数アナウンスが30分ごとの放送の切れ目と03時29分40秒から出ています。つまり、29日JSTの放送までは周波数のアナウンスがJST00時29分40秒から一回だけ出ていたのが、30日JSTからはJST00時59分40秒、01時29分40秒、01時59分40秒、02時29分40秒、02時59分40秒そして03時29分40秒からそれぞれ出るようになりました。

 現在のところ、前半のニュースのあとは毎日英語会話講座が放送されています。BBC側は、近い将来スポーツや文化関連の番組を放送すると述べています。

10月2日(月曜日) BBCコリアン 受信不調

 このところ話題になっているBBCコリアンサービスですが、きのう、きょうの2日とも0030からの短波での受信状態は芳しくありません。5810kHzは相変わらず信号は比較的強いのですが、変調がよくないようで音声が聞き取りづらい状態。9940kHzは電波がスキップしている模様で、当地(南関東)では極端に信号が弱い状態です。

 先ほど始まった放送を5810kHzで聞いてみましたが、放送開始部分の音声が途中から出てきていて、肝心の周波数アナウンス(放送開始20秒前から出る)はオンエアされていませんでした。せっかく北朝鮮に向けて放送しているのですから、中継局のほうもそのあたり厳密に送信開始時間を設定しないとダメですね。

 とはいえ、これは日本での受信状態の話。要は現地でどれぐらいの状態で受信できているかですね。妨害電波とスキップによる受信状態の悪さが、放送対象地域でも起きているとしたら残念なことです。

10月1日(日曜日) 意識高い系の人びと

 きょうは晴天のもと、東京のお台場で開かれた「グローバルフェスタ」に行ってみました。去年に続いて二度目の訪問でした。イベントでは国際交流、国際支援に携わる団体や会社、各国大使館などがブースを並べて、日ごろの活動を紹介したりPR活動をしたりしていました。珍しい各国の料理も味わうことができました。

 「グローバルフェスタ」はきのうときょう開催されたのですが、このイベントを訪れていつも思うのは元気な若者が多いことです。国際貢献、国際交流に興味を持ち、自らも活動する若い世代が目立ちます。彼らの何人かと話しをしてみたら、途上国援助に興味を持っていたり外国語に興味を持っていたりと、とても積極的で意識が高いということがわかりました。

 会場ではアフガニスタン、サウジアラビア、シリア、パレスチナなど中東諸国から日本に来ている人たちや、いくつかの国の大使館の関係者とも話をすることができました。日本に研修に来ている人、かつて研修で来日した後帰国し今度は観光で家族とともに来日した人など、さまざまでした。アラビア語やペルシャ語、英語で話をする機会もできてとても有意義でした。

 「グローバルフェスタ」を楽しむ中で、お上が唱える「国際化」のスローガンではなく、本当の国際化、国際交流を支える次の世代がきちんと育っていることに頼もしさと安堵感を覚えました。きのうの話とは大違いです 笑

9月30日(土曜日) 目を覆いたくなるような…

 国会が解散しました。何のための解散かは説明されてもわかりません。面倒な問題をこれでうやむやにしてしまおうという魂胆が見え見えです。でも状況はそうはいかなくなりそうです。まぁそろそろあの坊ちゃんもステップダウンするべきときだと思いますが。

 一方の、東京都知事はロクに都政を切り盛りすることなく、国政に手を伸ばしています。胡散臭い取り巻きとともに。人気先行で何をやりたいのかがわかりません。しがらみのない…なんて無理です。胡散臭い人びとはしがらみを背負ったまま烏合の衆として集まってきています。

 都知事に擦り寄って、政党まで解体へ導いたバカもいます。もともと党内がバラバラで、投票しようにも彼らが一体何をし始めるかがわからない状態だったので、それは仕方なかったのかもしれませんが、右往左往する様子はあまりにも無様です。国民、有権者のことをまったく考えずに私利私欲だけで主義主張すらコロコロ変えられる先生方の無節操な様子は、こんどの選挙の際にしっかり参考にさせていただきたいところです。

 メディアもいけません。あたかも現政権とオバサン党との一騎打ちのような雰囲気を作り出しています。国政選挙をメクソとハナクソの闘いの場に仕立て上げてはなりません。民衆には単純化した図式が受け入れられやすいのでしょうけれど、メディアがそのような大衆迎合的な質の低下をきたしてどうするというのでしょうか。

 今後のシナリオとしては、まぁ坊ちゃんは降板ですかね。そして無責任オバサンの党が有権者の人気だけで勢力を伸ばし、政党をぶっ壊して自分たちだけが生き延びようとした連中とともに混乱を助長しはじめます。最初は各党とも対立する「フリ」をするでしょう。しかし、そのうち「安全保障」「憲法」では手を結び… 気がついたときには大政翼賛。反対意見は今よりもさらに言いづらい雰囲気に突入していくでしょう。ネットでこんなことを書いている人間はチェックされて、悪くすると別件で逮捕されて… 海外の放送なんか聞いている人間は危険思想の持ち主だといわれて… なんて恐ろしい世の中になっていくのではないかと思います。

 国会を志す人間は、もっとしっかりしてもらいたいものです。税金でメシ食っているということを忘れてもらっちゃ困ります。他方有権者も主権者意識を持って、自らの行動にも責任を持っていくことが肝要です。

9月28日(木曜日) BBCコリアン (続報)

 JST0030。BBCコリアンサービス、9940kHzを確認しました。信号はまぁまぁ強力ですが、妨害波のキャリアのためでしょうか、それとも送信所(送信機)のクセでしょうか、音声が小さく聞き取りにくい状態です。5810kHzもきょうはきのうよりもかなり信号が強力ですが、こちらも同様に音声は聞き取りにくいです。

 5810kHzのJammingはICF-2001Dで聞くよりもCRF-1で聞くほうが抑えられます。9940kHzはICF-2001Dのほうが若干聞き取りやすい感じです。

 いずれにしても、このような音質である上にJammingがかかっている状態で、果たして北朝鮮のリスナーに届いているのかどうかちょっと疑わしいと思ってしまいます。

<追記>
 放送はJST0030の20秒前から周波数アナウンス、そしてニュースと続きます。
 放送の音声はこちら:
 BBC Korean 28 Sept 2017 0030JST

9月27日(火曜日)  BBCコリアン 情報訂正

  昨日の書き込みでBBCコリアンの周波数を5810, 5830, 7530kHzとお伝えしましたが、BBCによると正しくは5810と9940kHzが使われていることがわかりました。訂正します。

 各方面からの情報では9940も聴取できているとのことです。但しjammingがかかっているということです。

 今夜も少しだけモニタリングしてみます。

9月26日(火曜日) BBCコリアン

 BBCのコリアンサービスが日本時間26日の0030から始まっています。周波数は5810kHz。放送は30分の番組を繰り返す方式で3時間行われています。0130からは中波での送信があり、周波数は1431kHzで、一時間の放送です。

 初日26日の0030から受信してみましたが、Jammingのために受信状態はあまりよくありませんでした。事前の情報では5830、7530kHzも使用するとのことでしたが、受信できたのは1波だけ。5830kHzでは強烈なJammingと、時間帯によってはVoice of Free Asiaの朝鮮語放送が受信できていました。7530kHzには何も出ていませんでした。

 このBBCコリアンサービスは、北朝鮮と外交関係がある英国がかねてから準備してきたもので、ウエブサイトは一歩早くオープンしていました。このほど短波と中波によるラジオ放送が始まったものです。ミサイル発射、米朝関係の緊張と東アジア情勢が厳しさを増す中でのBBCコリアンサービスの短波・中波サービスの開始はとてもタイムリーだといえます。朝鮮語放送といわずコリアンサービスという名称を使い、ニュースの中では北朝鮮を「北韓」と呼び、放送の中で出ている周波数アナウンスでは30分ずれた北朝鮮時間が使われています。このラジオサービスが北朝鮮向けであることは明らかです。

 ちなみに、コリアンサービスはネットではニュース部分がアーカイブ化されていますので、あとから聞くことができます。また、衛星ラジオ(フィード)が受信でき、こちらはJammingもなくクリアな音声で聴けます。

 それにしても、BBCに限らず北朝鮮向けの短波放送に対してJammingがかかるという事実は、かの国が短波放送の威力をそれなりに評価していて、かつ国内に短波を聞いている人たちが少なからずいると考えていることの証でもあります。英国のメッセージはJammingをかいくぐって北の人びとに届いているのでしょうか…?

<追記>
 日付が変わり27日(水曜日)の0030からの放送は、やはり5810kHzでのみ受信できています。状態はきのうの夜よりは少し良好ですが、やはりJammingがかかっています。ニュースのあとは英語講座"Essential English Conversation"の時間となりました。

9月25日(月曜日) RRIのライブストリーミング

 きのうのこのページで書いたRRIのライブストリーミングですが、HPの下の部分からライブストリーミング音声を聞くことができるようになりました。ブラウザの相性が悪かっただけのようです。

 このリンクからRRI PalangkarayaのHPに飛ぶことができます。プルダウンメニューから他の地方局の番組も聴取可能です。時代は変わりました。ついでにVoice of Indonesiaもこのプルダウンメニューから選択できます。

 HPのリンクはこちら: RRI Palangkaraya

 Happy Listening!

9月24日(日曜日) 3325kHzのインドネシア

 今しがたたまたまラジオの前に座って、低いバンドがどうなっているのかちょっと調べてみようとダイヤルを回してみました。

 すると3325kHzで軽快なポップスを流す曲を受信。当然のことながら北朝鮮の放送とはまったく異なる雰囲気。しばらく聞いているとRRIのアナウンスが出て、インドネシアだとわかりました。地名まではアナウンスされていなかったのでWRTHで調べてみたら、RRI Palangkarayaだとのこと。本当に久しぶりのインドネシアローカル局です。受信状態はこのバンドにしてはかなり良好で、SINPO44443程度になります。

 ウエブで調べてみたら、この局はインドネシアローカル局としては入門局といえる存在のようです。JST2000からはニュースとなりました。RRIのホームページからストリーミングオーディオを聞こうとしたのですが、落ちているみたいです。ネットで聞けない局をこのように短波で聞くのは、やはりなかなか楽しいものです。

 インドネシアのような島嶼国や、山がちの国、そして国土がとても広大であるにもかかわらず人口密度が低い国などでは、やはり短波放送はインフォメーション・デバイドの解消に一役買う場面がまだまだありそうです。

<追記> 20時09分と11分に地名入りのIDが出ました。CMの中でもPalangkarayaの地名が出ています。この都市はカリマンタン島の南部に位置し、カリマンタン州の州都です。よく日本まで電波が飛んできていると、地図を見ながら感心しています。

9月23日(土曜日) 早くも秋分の日 これから夜が長くなる

 気がつけばきょうは秋分の日です。あんなに暑かったことしの夏が遥か彼方に霞んでしまっています。時間の経つのがこんなに早いとは… そしてきょうを境に昼夜の長さが逆転し、夜がだんだん長くなってきます。秋の夜長…ってやつです。

 実は私は高温多湿が大嫌いでして、夏はとてもつらいのです。秋口になって気温が下がってくるとやはりほっとします。そしてついつい食べすぎてしまって体重が増えて… 毎年同じことの繰り返しです。

 ところで、きのうの日本時間午後3時半から北の国の放送が重大ニュースを放送するという情報があり、ラジオ(短波)で朝鮮中央放送を聴いてみました。世間でもひょっとするとあのキムさんが初めて自らの肉声で声明を読み上げるのではないかと期待が高まっていました。午後3時半、朝鮮中央放送が声明を放送し始めました。しかし残念ながら女性アナウンサーによる代読でした。例によっておしっこを漏らしそうなほど力んだアナウンスが始まり、米国の大統領のことを「火遊びの好きなチンピラ」だのと罵る、おおよそ一国の代表とは思えないほどの下品で軽薄な言葉の羅列がつづきました。まったく聞いているこちらが恥ずかしくなるほどでした。ちなみに、この声明の内容(朝鮮語)をなぜ理解できたかというと、この声明文自体はすでにいくつかのウエブサイトに掲載されていて、そのハングルをGoogleの翻訳にかけて日本語であらかじめ読んでいたからです。

 ラジオではキムさんは登場しなかったのですが、ではテレビのほうはどうか。ということで、午後3時35分過ぎから朝鮮中央テレビを見てみました。放送の開始はいつもどおり。国歌、キムイルソン将軍の歌… と続き、いつもと変わらない番組予告のあと、40分過ぎからあの有名な女性アナが登場し、ひときわ声を張り上げて声明を代読しました。ラジオ放送に遅れることおよそ10分でした。テレビとラジオとでは読み手が違っていました。

 まぁ米国と北との対立は解けないままなのですが、米国の大統領も品位というものを感じさせないし、北のチョコチョコピーも下品きわまりないし、メクソハナクソの応酬というところですね。ただ、キムさんは米国の大統領を下品な言葉の応酬の場に引きずり出すことに成功したという意味では、一枚上手ということが言えるかもしれません。外交では交渉のテーブルに米国と対等に座ることは叶っていないものの、事実上同じ土俵に米大統領を引っ張り上げたことの手腕だけは評価できるかも…

9月19日(火曜日) WRTHのバックナンバーの話

 先日WRTH(World Radio & TV Handbook)のバックナンバーを海外から輸入しました。Amazon.comから古本として届いたのはアメリカの図書館でDiscardとなった比較的程度のいいものでした。

 我が家には1970年版のWRTHから今年版までが揃っているのですが、なぜか2004年版だけが欠落していました。その理由はいまだに思い出せません。誰かに貸してそのままになっているのか、あるいはその頃はラジオに対する情熱が冷めかけていてWRTHは隔年で買えばよいという考えがあったのか、それとも買い忘れていただけなのか…

 Amazonで検索すると、なぜか2004年版はあまり出品されておらず、出品されていても結構な高値がつけられています。まぁ1年分欠落したとしても何も影響はないということで、そのままにしておく手もあったのですが、なんとなく書棚を眺めていたら気持ち悪くなってきて、一念発起して2004年版を手に入れようと思ったわけです。

 そして、結果は冒頭に書いたとおり。比較的状態のよい本が手に入りました。これでとりあえず47年(!!!!!)分がひと通り揃いました。本の厚さ、紙質、広告の内容、そしてもちろん収められている国や局の情報等々、いまと比べると隔世の感があります。聞いておきたかった、録音しておきたかった、受信報告を送っておきたかった という局がいっぱい載っています。やはり「その時」に対応しておかないと… 後悔先に立たずという言葉を改めて噛みしめ、現代の放送についてもなにかあったら上手に記録を残していきたいと思った次第です。

Index of all entries

Home

Tag Cloud
Search
Links
Feeds

Return to page top