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中東と世界をラジオで聞く ~店主の独り言~

5月24日(日曜日) 変な夢 驚いた

 昨日見た夢が面白く不気味でショッキングな変な夢だったので、ここに書いておきます。夢といえば一時期悪夢をいっぱい見たものの、最近はあまり夢を見なくなっていたのですが…

 夢の舞台はどこかのラジオ放送局のスタジオ。自分はどうやら出演者として何らかのラジオ番組で話をしているようです。話のテーマが何だったかは全然記憶に残っていません。自分が出演したラジオ番組は生放送だったのか、それとも収録だったのかもわかりません。そして、その後わたくしは自分が出演している番組をラジオで聞く機会を持つわけです。

 驚いたのはここから。なんと、ラジオから流れてくる自分の声と話し方が北朝鮮の平壌放送の日本語サービスのようだったのです。平壌放送の日本語サービスは、ご存じの方も多いと思いますが、昔からそのアクセントやイントネーション、語彙が独特で、高校や大学時代にはラジオ仲間とよく真似をしていたものです。それがまさか夢の中で自分の、そしておそらくまじめに話をしているシーンであのようなけったいなイントネーションを伴う話し方になっているとは… 

 夢見がとても悪かったことはいうまでもありません。それにしても、なぜよりによってあの平壌放送の日本語が自分に乗り移ったのか、実に不思議です。くわばらくわばら…苦笑

5月22日(金曜日) 在宅勤務のおかげで

 在宅勤務ベースの仕事が長引き、思い出せばもう1か月以上続いています。この間、大型連休も含めてほとんど会社に行かず、自宅で運動不足を嘆きながら業務を続けてきました。通勤時間が省略できることは、普段片道1時間以上をかけて通勤している身としてはとてもありがたい面もあり、そろそろ在宅勤務にも慣れてきたところです。ただ、喜ぶべきことでしょうけれど、そろそろ緊急事態宣言が関東首都圏でも解除になりそうな雲行きなので、このような働き方もあと僅かになってきているのかもしれません。

 在宅勤務中は、自分の部屋で音楽を流しながら仕事をすることも結構あります。あるいは好きなFMラジオ局の番組を流しっぱなしにしておいたり。そしてわたくしにとって、在宅勤務でありがたかったことは、過去に録り貯めたラジオの録音をかけっぱなしにして、カセットテープの中身をついでに確認することができたことです。

 テープの中身の整理がきちんとできていないことは以前にも何度も書きましたが、たとえこれまで整理していたとしてもその中身をきちんとテープのラベルに書いてあるものはあまりありませんでした。そこで、BGMとしてテープを次々に流して内容を確認し、必要に応じて中身についてメモを作成していきました。その結果、内容が詳細に記載できていなかったテープのうち60本にきちんとした内容メモをつけることができました。

 当HPのインターバルシグナルのページには、放送開始部分の録音を紹介していますが、整理した録音の多くはニュースや番組部分で、HPでは紹介していないものです。受信状態さえよければ抜き出して資料として保存したいものもかなり含まれています。さて、このような資料をどうするか… 数十年後にはおそらくゴミとして人知れず廃棄される運命なのでしょう、いずれにしても… 😢
みなさんは古いラジオ放送の録音なんかどうしていますか?

 ところで、ラジオ放送の録音と並んで意外にもいくつか出てきたのが、1980年代初め頃のラジオ深夜放送(国内)の録音です。ビートたけしのオールナイトニッポン、笑福亭鶴光のオールナイトニッポン、つボイノリオのハイヤング京都など、延々と録音されています。あまり記憶がないのですが、当時学生だった私は深夜に起きているのが苦手だったので、番組を録音して別の時間に流しながら勉強をしていた(勉強になってなかった可能性大)のかもしれません。いま聞いてみても40年近く前の番組だと思えないぐらい身近な感じがするから不思議です。そのほか変わり種として出てきた録音テープは、たとえばKBS京都の「プリエンファシス実験放送」の録音だとか、「FM横浜テスト放送」などです。時代を感じさせてくれるところがなかなかいい感じです。どこかでご紹介できるといいのですが…

5月9日(土曜日) 人工音声か人間の肉声か

 我が家は関東南部の地方都市の境目に近いところに位置しています。このところ午前10時ごろになると市民無線(防災無線)で「不要不急の外出を控えてください」という呼びかけが毎日放送されます。隣町の市民無線の音も風に乗って届きます。まるで南北朝鮮の国境地帯のスピーカー放送のよう… というわけでもないのですが、少し離れた距離のスピーカーからの放送でもまぁ内容が確認できます。

 ただ、二つの町の放送には決定的な違いがあります。隣町の放送は役所の職員の女性の肉声。一方自分が住む町は人工音声(女声)による呼びかけです。

 どちらが聞きやすいかというと、音声的には人工音声のほうが音が透るような気がします。多分、人工的な音なので発音の隅々までエッジが立ったような音作りになっているのだろうと想像します。肉声のほうは、語尾などが時々聞き取りにくかったりするのです。ただ、メッセージ性では断然肉声でのアナウンスの方に軍配が上がると思います。9年前の東北での大津波の教訓にもあるとおり、肉声ならではの感情が人工音声では出せないのです。だから、緊急事態宣言下での不要不急の外出自粛「要請」というメッセージの本質が、人工音声のヘンテコなアクセントでは伝わってきません。やはり肉声でのメッセージは、たとえその読み方がぎこちなかったとしても、腑に落ちるような感じがします。

 最近では一部のコミュニティーFM放送局で、人工音声にニュースを読ませているところがあります。もうすでに数年にわたって人工音声が活用されているのですが、初めてそれが登場した時には強い違和感というか拒否感を抱いてしまったのを覚えています。あれから数年、人工音声も代替わりし、アクセントもかなり改善されて肉声に少しずつ近づいてきていることに驚きを感じますが、それでもやはりアクセント、句読点(ブレス)、抑揚などの点だけをとってみても本物のアナウンサーには遠く及びません。もっともコミュニティーFM局においては、ニュースの読み手がいないわけで、素人が下読みもしないままニュースを読んで、とんでもない読み間違いをしている例も枚挙にいとまがないので、それならば人工音声の方がいいという考え方も成り立つかもしれません。

 人工音声を活用する場面はいまのところ、平時で、人の生き死ににかかわらない場合に限られるという感じです。電車の駅のアナウンスも人工音声の導入が進んでいますが、人身事故や大幅なダイヤ乱れの際にはやはり駅員の肉声のアナウンスに切り替わります。ラジオの人工音声読みも、たとえば「ラジオ日経」の株価情報や、気象予報などではまぁ受け入れられるでしょうけれど、ニュースではまだ???という面もあります。

 で、ここでひらめきました。内容もぜんぜんなくて緊急性のかけらもなく、しかも人の生き死ににも関係しないニュースといえば、そうです隣の独裁国家の日本語放送のニュース。あれをいっそのこと機械読みさせたらどうかと。条件的にもぴったりですし、声の気持ち悪さも五十歩百歩といったところですから、意外とうまくはまるのではないかと思うのです。

5月7日(木曜日) 久しぶりの出勤

 大型連休もきのうで終わったという方も少なくないかと思います。わたくしも今日は久しぶりに仕事。しかも連休前の30日以来の出社となりました。

 人出がどうかと思っていたら、まず通勤電車の混雑具合が連休前までとは異なり、けっこう人が乗っている。もちろん緊急事態宣言が出る前の2月上旬の混み具合とは比べ物にならないぐらい空いているのですが、このところガラガラだった電車内の雰囲気が若干変わってしまったような感じでした。きょうから自治体によっては自粛要請を解除したり軽減したりしているので、そうした影響が気の緩みとして波及してきたともいえるでしょうか。いずれにせよ、電車の中には明らかに不要不急の外出だとわかるような人たちもいて、これが原因でまた大きな第二波、第三波がこなければいいと思います。

 東京の街中も人出があきらかに増えていました。昼間もそうですし、帰宅時もそうでした。久しぶりのいわゆる「営業日」ということで、きょうだけは在宅ではなく出勤する必要があったという、わたくしのような人たちも多かったと推測されますが、そのほかの暇そうな人たちの人出が多いのがやはり気になりました。

 COVID-19についてはさまざまな薬が開発承認され始めていますが、とはいえまだそれらにも一長一短がありますから、インフルエンザのようにものごとは簡単にはいかないと思われます。夜になって外交評論家の岡本行夫氏が亡くなっていたことがニュース速報で伝えられ、驚いています。人口1億1千万を超えるこの国で数百人の死者がでている中、つまり罹患率・致死率から考えると決して高いとはいえない数字なのに、志村けん氏、岡本行夫氏などよく名前が知られている人々が犠牲になっているという事実を目の前にすると、やはり都市部での感染リスクは侮れないと感じます。

5月3日(日曜日) これも古い録音整理の愉しみ方です…

 きょうも何とはない話をひとつ。

 たくさんの古いカセットテープの整理にも一定の方向性が出てきて、いまは主としてアラブ諸国の放送局の古いニュースなどの録音を整理している段階です。その中で、いかにもネット時代ならではの愉しみ方を見つけ、実践しています。

 アラブ諸国のラジオニュースでは、たいていの場合その時に担当しているアナウンサーの名前を名乗ります。「この時間のニュースは〇〇△△がお伝えします」というスタイルです。実はこれまでほとんどアナウンサーの名前を気にしたこともなかったのですが、気をつけてチェックしてみると、当然のことながら読み手によってアラビア語の雰囲気が異なることに新鮮な気づきを得ています。そして、アナウンサーの名前をネット検索してみると、面白いことに結構その人の写真や経歴が見つかります。

 70年代から80年代にかけてのラジオの録音から、実はそのアナウンサーはある放送局の花形アンカーだったという事実が今になってわかったり、あるいは今はもう物故者になっているという事実がわかったりと、たった一つのニュース録音から情報がどんどん広がっていくのが面白いです。先日は、シリア国営ラジオのニュースをチェックして、ある男性アナウンサーの名前を検索してみたら、その人は2017年に亡くなっていたこと、2011年のアラブ諸国での相次ぐ政変の中でシリアでも反政府の動きが渦巻いたにもかかわらず政府系メディアがあたかも全国で何も起きていないと盛んに宣伝し、特にそのアナウンサーが政府のプロパガンダを頻繁に伝えていたことから「裏切者」と呼ぶ人も多いこと、などがわかったり。

 日本についてもかつてのNHKの名アナウンサーたちのニュースなんかを聞いてみると面白いと思います。例えば西沢祥平アナ、平光淳之助アナ、今福祝アナとか… 我が家には1980年ごろのニュースの録音が少しだけ残っていて、川上アナウンサーが読んでいます。口調、テンポなどがいまとはかなり異なっている点は興味深いです。

 さて、話を戻して資料整理についてです。
 ことし8月2日は、サッダーム・フセイン率いるイラク軍が隣国クウェートに軍事侵攻し、いわゆる「湾岸危機」が勃発してからまる30年を迎えます。あれからもう30年とは… ことしはあの当時のラジオ放送をあらためて検証するいいタイミングではないかと思います。1990年というと、湾岸危機だけでなくソ連や東欧などにも変化の波が押し寄せている時期でした。個人での作業にとどまらず、さまざまなメディアが節目の年に際してドキュメンタリー番組などを制作してくれるのではないかと期待しています。が、昨今のCOVID-19感染拡大のご時世。新たなテレビ番組の制作が難しくなっているともききますから、せっかくの節目にもかかわらず企画は流れてしまうという恐れもあります。さて、どうなるでしょうか。(また話が脱線した…)

5月2日(土曜日) マスクがだんだん流通し始めた…

 ドラッグストアなどからマスクが消えて久しいのですが、ここにきて東京ではドン・キホーテやその他の店で不織布立体マスクを手に入れられるようになってきました。それも、一時売られていたような粗悪品(むかしの奥様ズロースのような生地で作られていてすぐに破れたりする)ではなく、比較的質の良い立体マスクです。中国製に変わりはないのですが、個別の袋に入っていて衛生面でもいままで高値で売られていたいかがわしい商品とは少し趣を異にしています。それでも残念ながらもちろんCOVID-19の感染拡大前と比べるとかなりの高値で売られています。もともとの仕入れ価格が高騰しているので仕方がないとのことですが、まぁ変なマスクじゃなければ背に腹は代えられないところでしょうか。

 冒頭で書いたドンキのマスクは7枚入りで600円(税別)、その近くの別の店では「マスク工業会」のマーク入りのマスクが一箱5枚入りで420円(税別)で売られていたりします。ドンキでは一人3パックまで、つまり21枚まで買えます。一方、5枚入り420円の良質のマスクを販売している店は一人3箱までとしながら、実際のところは必要なだけ売ってくれます。この店は繁華街から少し奥まったところにあるため、あまり知る人がいないのか、とても穴場的な存在となっています。うまく探せばそのような場所がいまは結構あるみたいです。

 世の中にはマスクの高騰を狙って変な買占め・転売で儲けようとする輩が跋扈しているわけですが、このようにマスクの供給が徐々に復旧していることはとても喜ばしいことです。もう少し辛抱すれば不当な高値で粗悪品を売りつける連中を壊滅させることも可能かと思われます。不織布マスクは丁寧に手洗いすればかなり何度も使うことができます。少なくとも、一度洗っただけで縮むような、しかも飛沫が完全に通り抜けてしまうような意味のないアベノマスクよりは効果的でしょう。だからいまは少し工夫でしのいで、3000円も4000円も出して粗悪で不潔なマスクを掴まされるのはやめましょう。騙されてはいけません。

5月1日(金曜日) 「5月のモスクワ」

 緊急事態宣言が発令されてそろそろ1か月、毎日の生活も大きく様変わりしていますが、季節は着実に移り変わっています。きょうから5月。かつて東西冷戦時代には5月1日といえば「メーデー」で、東側陣営の各国ではパレードが開催され、指導者たちがひな壇に並んで… という風景がお決まりでした。いまは昔、しかもことしは日本のメーデーもオンラインでメッセージが流れるという、かつてなかった流れになっています。

 東側諸国のメーデーパレードの見ものは、ひな壇に並ぶ指導者たちの序列をそこで確認すること、そしてわたくしはパレードで演奏されるさまざまな音楽を聴くことだったように記憶しています。特にモスクワの赤の広場でのメーデーパレードではソ連指導部が居並ぶ中、モスクワ放送や平和と進歩放送などで流れる楽曲が聞かれ、そうした馴染みの楽曲を聞くとちょっとうれしかったりしました。

 ソ連のメーデーを象徴する楽曲というとやはり筆頭は「5月のモスクワ」ということになると思います。ソ連時代のレコード会社「Melodiya」が出していた「メーデー記念楽曲集」などのレコードやCDのアルバムには、この「5月のモスクワ」が必ずといっていいほど収録されていました。そのような刷り込みがあるため、わたくしにとってこの楽曲は初夏の到来を感じさせるのです。

 ところで、この「5月のモスクワ」ですが、実は日本でもある年齢層以上の方々には結構知られた楽曲らしいです。東京はもちろん日本各地に「うたごえ喫茶」なるものがたくさんあった70年代には、そこで配られる「歌本」の中にこの楽曲が掲載されていて、日本語の歌詞までついていたようです。歌本の中身をどこで見たのか記憶が定かではないのですが、たしか東京新宿にある店(現在もあるらしい)のHPだったかなぁ…  ちなみに「うたごえ喫茶」では、ウクライナのRadio Kievのインターバルシグナルになっている「ドニエプルの嵐」(「広きドニエプルの嵐」などタイトルの邦訳は何種類かある)も日本語歌詞つきで掲載されているのをどこかで見た記憶があります。あの楽曲も日本のある世代の人びとの間では結構知られたメロディーだということは、歌本に掲載されているのを見るまで知りませんでした。いずれの楽曲についてもググってみたらおそらく日本語の歌詞も出てくるのでしょうけれど、そこまでは調べておりません。すみません。

 ということで、例年通りきょうは「5月のモスクワ」のCDを引っ張り出して聴いてみることにします。折しも南関東地方は晴れて気温が上昇し、初夏の様相です。さて、そろそろ在宅勤務が始まります… ではまた。

4月30日(木曜日) メディアの在りようについて

 COVID-19の感染の広がりが止まらず、結局非常事態宣言はさらに延伸される見通しとか。政府による初動の遅れとチグハグな対応で、この国の行方が本当に心配です。

 そんな中、とても気になるのがYahoo!などのいわゆる検索サイトに現れるさまざまな記事についてです。みなさまもご存じの通り、ああいう検索サイトに掲載される記事というのは、放送局、新聞社や雑誌社などが金をつぎ込んで優先的に表示されるように操作された結果、あたかも上位に表示される記事が重要であるかのように思わせる仕掛けとともに、自分自身の思考的傾向や好みが反映されて表示されるのですが、それにしてもうんざりするのがクソの役にも立たないようなスポーツ新聞が垂れ流す、どうでもいいような連中のツイートのママ引用記事だったり、ゴシップまがいの聞きたくもないような話題だったりがこれでもかというぐらい表示されることです。

 これって、絶対自分の好みじゃないことはクッキーが証明しているはず。検索サイト側がわざとそのように嫌がらせ的に仕向けているのではないかと訝しく思うほど、わたくしが「いやだ」と感じる情報がやたらと表示されるのには閉口します。なので、もうそのような検索サイトはいわゆる初期画面には設定していませんが、でもカネを投入してプッシュ型で多くの人のブラウザにこのような記事を表示するように仕向けているメディア(メディアとは名ばかり)によて、それこそヘンテコな世論の潮流が形成されていきかねないという危惧を抱いています。

 金をつぎ込めば特定の傾向を持つ連中のゴミのようなツイートを大事なニュース記事と同列に表示させることができてしまうという、ネットの落とし穴の前に、情報の受け手は本当に賢くならなければなりません。ほんとうは無視すればいいような与太話、たわごとの類を、クソスポーツ新聞や信頼に値しない情報を拡散する悪質な新聞などが無節操(いや、意図的かも?)に垂れ流し(引用じゃなくて、そのものをただコピーしているようなものも多い)、あたかも「ニュース記事」のごとく表示される現状は本当に恐ろしいです。そしてさらに問題なのは、最初は「無視すればいい」ような情報でも何度も繰り返し、しかも時に正論のようなことがちょっぴり含まれる情報が拡散されると、それを受け取る側は徐々にそれらが価値あるもののように錯覚してしまうようになりかねないことです。まぁ、偽情報も何度も繰り返し発信すれば真実味を帯びてくるというのは情報戦略の基本で、かつて「地下放送」が中東地域で盛んに活動していた時代にもそのような考えが基本にあったわけで、そういう意味ではメディアを替えた地下放送のようなものなのかもしれません。

 このCOVID-19の感染拡大は、改めて我々に冷静な情報選択の重要性を突き付けてきていると思います。いま、テレビをはじめとするメディアにたくさん露出しているいろいろな人びとがいます。政治、経済、保健衛生… 信頼できそうな人からいかにも胡散臭いのまで。このチャンスを活用しない手はないとばかり、あたかも「すごい活躍してますぅ~」とアピールして支持を伸ばす才に長けているな人も多い。しかしそうした人びとが、過去にどのような行動をしたか、どのような発言をしたかを忘れず、決してパフォーマンスに騙されない冷静な判断が今こそわたくしたちに必要なのだと思います。何度何度もも日本人はそのような胡散臭い連中に騙されてきたのに、まったく学ばないのはどうしてなのでしょうか。

4月28日(火曜日) COVID-19の感染拡大が世界規模でどれだけ進んでいるか

 わたくしがいつも視ているYouTubeチャンネル(リンクはこちらをクリック)では、COVID-19の感染拡大の様子が様々なデータをもとに刻々と映し出されています。普段我々が目にしない発展途上国の数字も出ていて興味深いです。とてもよくできているチャンネルです。

 定点観測をしていると、いまどの地域で感染が爆発的に広がっているかがわかります。ここ数日の動きとしては、ペルー、エクアドル、サウジアラビアでの感染者数が急激に増えています。感染拡大のピークがいよいよ途上国に移りつつあります。

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 国内にばかり目を向けがちな日本人もこのチャンネルを視て、感染拡大がどれほど恐ろしいかを自分自身のことと認識すべきですね。

4月26日(日曜日) オンライン飲み会…

 COVID-19の感染拡大に伴い、外出自粛を余儀なくされている人たちの間でオンライン飲み会が行われています。映像つきでメッセンジャーを活用して、それぞれが飲み物や食べ物を横に準備して時間を決めて集まります。相手と直に対面して、相手の表情を見ながらグダグダと与太話をするような本物の飲み会には及びませんが、それでも普段人と話す機会が減っている中では結構貴重な時間なのかも…

 かくいうわたくしも、先日、会社の若い後輩と「オンライン飲み会」をやってみました。わたくしはアルコールを飲まないので「オンラインメシ会」というほうがより正確なのですが。後輩とはもう2週間ほど顔を合わせていなかったので、カメラ越しとはいえ久しぶりに顔を見ることができました。リアルメシ会とは感覚が異なりますが、いつものメシ会同様くだらない話が延々と続き、結局2時間以上にわたってガス抜きをすることができました。

 大型連休が終わる5月6日以降もおそらく緊急事態宣言が継続されるでしょう。そうでなくとも外出自粛は続くと思われますから、こうしたオンラインでのつながりもますます大事になってくるのではないかと感じます。

 で、ふと考えたのですが、われわれ「ラジオファン(現役・退役を問わず 笑)」も、オンラインでミーティングを開催してみてはどうかと… 学生のころは日本のいたるところでいわゆるBCLミーティングが開催されていて、熱心に出席したものです。あれから数十年経ったわけですが、今思うに別にリアルで集まらなくてもオンラインでもいいじゃないかと。とはいえその一方で、まぁ昔のように熱心にラジオを聞くという毎日でもないし、完全に足を洗ってしまった人も多い。集まったとしても共通の話題もないだろうし、意外に盛り上がらずにほんの短い時間で散会となるかもしれないという恐怖もあります(笑)。どうでしょうかね?

4月25日(土曜日) 暇に飽かして...

 みなさまはいかがお過ごしですか?COVID-19の感染拡大が止まりません。不要不急の外出を控えて息が詰まるような毎日を過ごしておられる方も多いと思います。わたくしも相変わらず週4日は在宅勤務で、時々当番で出勤するという毎日が続いています。毎日3食を規則正しく摂るようになり、運動量も減り、増えているのは体重とフラストレーションばかり… 

 まぁ、そのような毎日ではありますが、だからといってゴロゴロしていてもどうしようもありませんから、ここは少し身の周りでできることをやろうと、これまで少ししかできていなかった部屋の整理をしています。部屋の整理といっても多くは未整理のカセットテープを何とかすることと、知らぬ間にたまりにたまった紙ごみを整理して不要なものは容赦なく捨てることが主題です。ひょっとしてそのうちまた必要になるから残しておこう… などという考えはもうやめにして、必要な資料はPDF化するなどしてスリム化をはかろうと頑張っています。が、そうは簡単にはいかないことがいっぱい出てきています。カセットテープの整理はある程度進んでいるのですが、実はことのほか整理に難渋するのがCD-ROMです。タイトルを書かずにいろいろなファイルを焼きこんでしまっている、痛恨のミス。作成した時には何を焼きこんだかがわかっていて、すぐにタイトルをつけようと思っていながらついつい時間が経過してしまったものがいっぱい。我ながら整理下手だと改めて反省することしきりです。

 そのような作業をしていると時間はあっという間に過ぎていきます。そして作業はあまり進まない。引き出しに片づけていたカセットテープを机の上に出したあと、そのままにしているとどんどん積みあがって… 結局整理整頓しているのか散らかしているのか… という繰り返しになってしまいます。こうした「資料」は、その価値がわかる人でなければ単なる「ガラクタ」にしか見えません。とっとと片付けて整理しておかないと、結局はゴミとして処分される運命になります。さて、どこまで作業がすすむでしょうか…

4月17日(金曜日) 運動不足ですね

 COVID-19感染拡大が止まらない中、わたくしの会社でも在宅勤務へのさらなるシフトが加速しています。わたくしの仕事は在宅でもできる部分とオフィスに出向かなければならない部分とがあり、完全に在宅というわけにはいきません。週に1日か2日は出勤しています。通勤電車は比較的空いていますが、帰りの電車はそれでも結構な乗車率です。明らかに仕事帰りだという人もいますが、中には何となく不要不急なのではないかと思われるような人も… とにかくわたくしの周囲にもCOVID-19に感染した人が知り合いにいる、あるいは自宅待機になっている人を知っているといったケースが出てきていて、ウイルスが明らかに身近に迫っていることを感じます。みなさん本当に気をつけてください。COVID-19はインフルエンザなんかよりももっと感染力が強いようです。おたふく風邪に罹るような感じ、といってもわかっていただけるかどうか。要するに、とても静かに、しかし強力に伝染していく印象です。

 在宅勤務のよい点は通勤時間が省略できること。雨の日などはその有難さはひとしおです。しかしその一方で、やはりどうしても不便を感じます。普通なら隣にいる同僚に話をすれば解決すること、自分の引き出しや職場の書棚の資料をめくれば事が済むケースでもそれができないこともあります。ひと手間かかる、あるいは次に出勤するまで待つといった作業が必要になったりします。一長一短というところでしょうか。

 それにしても在宅勤務をすると動かない。運動不足に陥ります。家の中を動き回ったり、近所を散歩してみたりはしていますが、普段長距離を電車で通勤していることが知らず知らずのうちに結構な運動になっていて、生活のリズムを形作ってきたことを改めて感じています。で、確実に太りました。夏の健康診断が恐ろしいです。おまけに在宅勤務をしていると外に買い物に出かけることもなかなか難しい。なぜならば、近所のスーパーマーケットは営業時間を短縮しているので、仕事が終わった後に買い物をしようにも時間がなくなることすらあります。仕事と食事だけの毎日…になりかねません。会社の同僚の中には筋トレを頑張っている人もいます。わたくしもそれなりのことをしないといけないと頭ではわかっているのですが…

 ということで、COVID-19の感染拡大はまだしばらく続きそうですから、生活のリズムを保つための自衛策を講じる必要があります。みなさんはどんな工夫をしておられるのでしょうか。

4月8日(水曜日) みんなよく我慢しているようだ

コロナウイルス肺炎の広がりを受けて、きのう日本政府は東京都を含む7都府県に「非常事態宣言」を発しました。そもそも中国に忖度するあまり来日外国人を2月の時点でブロックできなかったことに始まり、後手後手にまわった政府の方策。ここにきての非常事態宣言ももはや手遅れという感じです。しかも非常事態下においてどのような制限があるか具体性に欠ける(これは自治体の権限でもあるので都府県知事がしっかりしてくれないと困る)ので、何となく「ただ宣言するためにしただけ」感が拭えません。

きのうの総理大臣の会見を見ていて、出てくる言葉は情緒的で内容がない、というか全然言いたいことが伝わってこないと感じました。東京都知事(この人物が好きか嫌いかは別にして)の会見のわかりやすさとは対照的な、意味のない血の通わない言葉の羅列。要するに「一億火の玉になってウイルスに対抗しよう。自分の政権は頑張っている」という二点だけがとりあえず理解できたのですが…

とはいえ日本人というのは本当に真面目な人が多い。いい加減な宣言でもなんとか自分たちで理解して、それなりに行動し始めているように見えます。何よりも自分と自分の部下を守ることが必須です。

非常事態初日、きょうの東京はさすがに結構空いています。朝の通勤電車も珍しく東京のターミナル駅まで空席が見られました。街は仕事に向かう人がかなり見られたものの、その後、昼間の人口は明らかにいつもより少ないように見受けられました。きのうまで営業していたレストラン、デパートなどが軒並み臨時休業。5月6日まで長期に休業する店も。

私は在宅勤務を週に2,3回実施していますが、きょうは出勤でした。昼食をとるために、いつも行く定食屋に行きましたが、多くが臨時休業していて、やっと開いていた店も明日から長期休業に入るとのこと。店の人からは「苦渋の選択です。とりあえず5月7日に営業再開できたらぜひまた来てください」との言葉。みなさんひと月にもわたる休業を余儀なくされ、生活にモロに影響すると話していました。営業ができない店のみなさん、特に非正規で働いている皆さんは、おそらく補償も十分になくてとても困るのだろうと思います。自分たちの命を守ることはもちろん一番大事ですが、生活を守ることも大事。この二つの選択肢の間で苦悩する人が多い。政府には単なる「見せかけ」の経済的補填ではなく、みなが助かるような方策をとってほしいものです。マスク二枚を一所帯ごとに配るなどというわけのわからない方策にもカネを使わずに。

この状態がどこまで続くか。実際にはすでに水面下で感染爆発が広がりつつあると思われる状況で、ちょっとでも気が緩むと2週間前の連休のような状態に戻ります。そうなると5月6日はおろか夏休み前まで社会活動が制限されるような事態にもなりかねません。感染者が増えて、いまは機能しているサプライチェーンが崩壊すれば日常生活はさらに不便になる可能性もあります。

奇しくも総理大臣はこの対応が「長丁場となる」と述べました。だから、今の段階で「収束後」のことをとやかく言うのは時期尚早。旅行券だのなんだのなんて浮ついたことを考える前に、いまはまずしっかりと防御態勢を固めるべき時です。アメリカや欧州のような大変な事態に陥らないように、私も引き続き十分注意しながら生活していきたいと思います。

大都市圏の雰囲気はかなり不気味です。このえもいわれぬ不快感がこれ以上広がりませんように。日本の各地にお住まいの皆さんも脇を締めて生活なさってください。どうかくれぐれもご注意ください。Stay Safe !

3月31日(火曜日) ショックです

エンターテイナーでコメディアンの志村けんさんがコロナウイルスによる肺炎で亡くなったというニュースが昨日の午前中飛び込んできました。発症からわずか10日ほどで帰らぬ人になってしまったとのことです。劇症化するととても怖いウイルス感染だということを一層実感させられるできごとでした。多くの人たちと同様に私も志村さんがそのうち回復してまたテレビで活躍するものだと信じていたので、正直とてもショックです。まずは深い哀悼の意を表したいと思います。残念です。

「ザ・ドリフターズ」は子どものころから親しんできました。特に「8時だよ!全員集合」は土曜の夜、一週間が終わってしばし宿題からも解放されてゆっくりできるひとときだったので、思い出深いものがあります。というか、自分の中の不謹慎な成分の3分の1はドリフで構成されていると自負していて、そのうちの少なくとも2割程度(つまり自分を構成する要素のうち6.6%ということですね)は志村けんの影響を受けているという感覚があります。志村けんさんの死去は、自分を構成する要素の一部が欠落したような、そんな喪失感さえもたらしました。

劇症化の背景にはいろいろな生活習慣や体質もあると思われますが、現時点では軽症と重症、劇症に到る分かれ目についてなど、このウイルス感染については確たる情報はほとんどありません。ただ、今回の残念なできごとは春めいてすこし脇が甘くなりつつあった我々に警鐘となったことは確かです。一層気を引き締めて、感染しない、感染させないを実践していきたいと思っています。

3月29日(日曜日) コロナウイルス感染が急に増えだした

ここ数日、東京を中心にコロナウイルス感染が確認された人の数が大きく増えています。

WHOがパンデミックをアナウンスしたあとも日本は何とか持ちこたえているように見えていましたが、東京五輪・パラリンの延期が決まったとたんに急に数字が動きだしました。それまで表に決して出てくることがなかった東京都知事が急に頻繁に現れるようになり、しかもめっちゃ饒舌で驚いています。一般人から見ると、五輪・パラリンに忖度してこれまで大事な情報が抑えられてきた感は否めません。本当はどうか存じませんが。日本政府もいろいろな思惑に引っ張られてフラフラとしていて頼りになりません。このような危機的状況に直面すると、いまこそ有能で信頼できる指導者(この言葉は嫌いだけど)が必要だと強く思います。

それにしても首都圏の雰囲気はここ数日でかなり変わりました。それまでは皆が比較的状況を甘く見ていたものの、数字の急増と野球選手の罹患など、問題が一層身近に感じられるようになるとともに、感染力が思いのほか強そうだということを実感し始めたこともあるのでしょう、各地の首長たちのアナウンスに応えて週末の東京はかつてないほど空いていたようです。

一方で、関東地方にほど近い温泉地、例えば熱海は中国人客に代わって日本人の若者でにぎわいを見せています。にぎわいというよりも混雑でしょうか。大丈夫かと心配になるほどです。海外旅行ができなくなった大学生たちが近場を訪れているようです。日本は完全な外出禁止という状況ではありませんが、もう少し「やってはいけないこと」についてははっきりと皆に伝わるようにしてほしいものです。

私の会社でも在宅勤務が奨励されています。でも業務の内容によってはどうしても会社に来なければいけないものもあり、現状では週一日程度がせいぜいです。通勤時の電車の中でのリスクもありますから、ともかく自衛策だけはしっかりと講じているところです。外は桜が満開になりつつあります。でも気分はまだまだ晴れそうにありません。

3月24日(火曜日) SNSネットワークで世界が身近に

 昨今のコロナウイルス感染の広がりの中、先にも書いた通り日本は何となく脇が緩んで人びとが大挙して街に繰り出し、繁華街もなぜか賑わいをみせています。

 一方世界に目を向けると、イタリアやスペイン、そしてアメリカのように大変な状況が続いているところも少なくありません。海外との行き来をシャットアウトしている国も出ています。

 一昔前ならそうした各国の状況は国際放送などで断片的に目にし耳にすることになったのでしょうけれど、今は個人が発信する情報がとても役立ちます。百聞は一見に如かずです。FacebookやWhatsAppなどのSNSを通して知人と情報のやり取りをすることで、各地のコロナウイルス対策、それぞれの状況がかなり立体的にわかってきます。

 アメリカピッツバーグの友人が送ってくれたビデオクリップには現地のスーパーで買い物をするためにお客の長蛇の列ができている様子が写っていました。その列の長さは半端じゃない。おそらく抑制気味に見積もっても500メートルぐらいはあるのではないかと… 別のニューヨーク在住の知人は、サプライチェーンがまだ機能しているので物資は手に入るものの外出がままならないので困ると。スーパーマーケットで買い物するにも入店するまで30分以上かかると話しています。

 一方、途上国の状況はかなり深刻なようです。ヨルダン在住の知人は、政府による外出規制のために日常生活が不便になっている様子をビデオクリップで知らせてくれました。ヨルダンでは物資不足が深刻化しているとのこと。一日頑張って何とかプロパンガスのボンベ1本は確保できたが、自動車のガソリン、パンを手に入れられなかったとのことで、子どもへの影響を心配していました。ビデオには街のパン屋の前にパニック状態になった市民が押し寄せている様子が写っていました。

 アメリカ、ヨルダンをはじめ各国の知人は、東京では普通に買い物ができていて、しかも人が普段通り(多少少ないにせよ)外出していることを驚きをもって見ています。そのような「無防備」な日本でなぜ感染者、死者がさほど増えていないのかが不思議だという印象のようです。もともと検査する数が少ないから患者数が少なく出ていることはわかりますが、死者の数も抑えられている様子ですから、これはこれでよい傾向なのですが。今後数字が爆発的に増えることがないように願うばかりです。

3月19日(木曜日) 東京は混雑しています

 昼食時間帯にオフィスを出て街を歩くと、きょうは殊の外暖かかったこともあり、人であふれているではありませんか。コロナウイルスの影響で日本社会全体がどんよりとした雰囲気に沈んでしまっているのかと思いきや、新宿や渋谷の街は学校が休みの中高生のガキども、そしてよせばいいのに退屈になったから出てきたと思われる年配の人たち、そしてアルバイトの仕事にあぶれたと思われる(?)大学生たちでにぎわっていました。

 このあいだの週末は箱根にでかけてきましたが、外国人観光客を含めてけっこう人が出ていました。芦ノ湖周辺では人が少なく閑散としていましたので、場所によりけりという感じではありますが、思ったほど閑古鳥が鳴いているという感じでなかったのが意外でした。

 こんな風景を見ていると、たとえば夜の新橋がガラガラだとか、銀座が閑散としているといったテレビニュースがうそのように感じられます。きょう昼食を食べに行った定食屋も満席。数メートル離れて…なんてことはまったくなく、しかも食事中はみながマスクを外して楽しそうに会話しているわけです。これはこれでよいのか、それとも移動規制を含む厳しい措置を講じている欧州や豪州の国々の施策が適切なのか、よくわからなくなります。

 昼の渋谷の風景を写真に撮って外国の知人に送ったら「このご時世にこんなに混雑していて大丈夫なの?」と心配されました。当然のことでしょう。正しい情報が不足する中、人びとはそろそろしびれを切らして自分勝手に行動し始めているのでしょうか。それとも現実から目をそらしている? 桜が開花して暖かいのになにも楽しみがない…そんな春は誰だってイヤだということは理解できるのですが、ここにきて全体的にちょっと脇が緩んでいるような気がします。

 しかし、現実を直視するとやはり状況は厳しい。もはや東京五輪・パラリン2020の開催は不可能な状況で、延期も現実的ではなく、中止かもしれないなどという意見も出ています。そうなると不景気はさらに進むのだろうと思います。知人の学生たちはアルバイトの仕事量が激減してほんとうに困っているようです。フリーランスで仕事をしている知り合いの翻訳・通訳の専門家たちも会議やイベントが相次いで中止されて収入が減って音を上げています。せっかくよい気候になってきたのにウイルス感染の拡散が止まらず、先が見えない状況はまだ続きそうですから、破産や倒産に到らずとも経済的に困窮する人たちが増えてくることが心配です。

 ちなみに追記しますが、夜の渋谷駅界隈を歩いてみたら、今夜は連休前だということもあり、主だった居酒屋やレストランは結構混雑していました。秋葉原界隈も同様だったようです。明らかにみんな緩んできていますね。これがさらなる感染拡大につながらなければよいのですが。

 えー、かくいうわたくしですが、お気づきの通り一貫して外出を控えていません。但し手洗いやマスクエチケットなどを怠らないようにした上で。

3月16日(月曜日)【閑話休題】アメリカの国内線フライトでおもしろかったこと

 コロナウイルスの広がりによって世界中が大きな影響を受けています。我々の日常生活にもさまざまな支障が出ています。見えないウイルスだけに気持ち悪いことこの上なしです。

 先月下旬にアメリカに出張して、無事帰国したわたくしですが、いま思い返すとギリギリで出張できていたのだと感じます。あの時すでにアメリカでもウイルスは広がり始めていたわけで、アトランタのドラッグストアですでに除菌グッズが品薄になっていたのを覚えています。日本では手に入らなくなったアルコール除菌ジェルの大きなボトルは売られていたのですが、さすがに2キロの液体をスーツケースに入れて日本まで持ち帰るのはなかなか難しく、結局アルコール除菌ウエットティッシュを買うだけにとどめました。

 きょうの話はコロナの話ではなく、そのときにワシントン・アトランタ間で搭乗した国内線フライトの話です。ワシントンからアトランタまでの飛行時間はおよそ1時間15分なのですが、空港から仕事の相手のオフィスに直行してビジネスランチをとる予定になっていました。わたくし、米国国内線フライトはある程度の遅延が常態化しているというイメージがあったのですが、実際はその逆。むしろ乗客が揃ったら定刻よりも早めに搭乗をしめきって、とっとと目的地に向けて出発。しかも到着予定時刻よりも早めに現地着という、スムーズなフライトで驚きました。これはアトランタからワシントンに戻るときも同じでした。

 空港でのセキュリティーチェックが1時間半待ちというクレイジーな状態の一方で、一旦ゲートが開いたらあとはめっちゃスピーディーだったことは驚きでした。

 このような定刻⇒早着という流れはどうやら定着している様子。ボーディングの際にアナウンスがあり、なぜそのようになっているかがわかりました。アナウンスによると「パイロットを含む乗員の労働時間の上限が決められています。お客様にスムーズな搭乗に協力していただけなくて、出発が遅れる事態となった場合、乗員の労働時間の上限を超える恐れがあります。そうなるとフライトがキャンセル、あるいは到着時刻が労働時間の上限内で不可能と判断された場合には引き返しを余儀なくされることがあります」というもの。なので、乗客のほうもそのような事態を避けるために可能な限り定時運行に協力するという状態になっているらしいのです。上記の脅し(?)ともいえるアナウンスは複数回行われていました。こんなアナウンス、日本では聞いたことがありません。「働き方改革で乗員の総労働時間の上限を超えるおそれがあります。そうなるとフライトはキャンセル、または途中での引き返しとなります」なんて… いかにもアメリカらしい話だと思いませんか?

3月7日(土曜日) メッセージはきちんと見ています

 みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 きのうの夜、東京でベトナム料理を食べに出かけました。普段の金曜日なら当日の予約はなかなかとりづらい店なのですが、このところのコロナウイルス騒ぎが影響して空いていたため全く問題なく入ることができました。

 店内はおそらく7割から8割の客の入りでした。店に到着するとすぐにアルコール消毒剤で手指をきれいにすることを求められました。このあたり、店側もかなり念を入れていました。当たり前のことといえばそうなのですが。結局ラストオーダーまで店にいてから帰宅の途につきました。帰りの電車はこれまた空いていて、最初から着席できました。やはりみなさん会食を控えている様子。

 実はきのう東京の「ドンキ」に立ち寄ったら、トイレットペーパーとマスクが売られていました。マスクは結構大量に箱売りされていて、買い求める人もチラホラ… でも、品薄のマスクが店頭に山積みされているのになぜかみんな争って買うような様子がないのです。不思議に思って近づいてみると、そのマスクはかわいいパンダちゃんの模様がエンボス加工されていて、正直我々が日常街中でつけるにはかなり恥ずかしいデザインだということがわかりました。さすがにビジネスマンが通勤電車の中でパンダちゃんのマスクをつけているというのは… 会社の仲間で小さなお子さんがいる人がそのマスクを一箱買って職場に戻ってきたので、中を見せてもらいました。やはり大人は… マスクを見ながら会社の仲間と「取締役会で皆がこのマスクをして会議すればさぞかし和やかな場になるんじゃない?」などと冗談を言い合っておりました。

 きょうは今朝からスーパーに日用品の買い物に出かけました。買占めじゃないですよ。ちょうど切れかかってきた食品や日用品を買うためです。でも、やはり何となく品薄状態です。特に東京ではいっぱい売っていたトイレットペーパーはなぜかまったく見当たりません。パニック買いの影響なのでしょう。マスクも当然のことながら入手できず。その反面、野菜や肉などの生鮮品はいまのところまったく影響がないようにみられました。このまま平穏に事が過ぎて行ってくれることを望みたいです。

 さて、何かと世相が暗くて重々しい中、ご承知の通りこのブログやHPの更新の頻度が落ちてきています。その背景は先日ご説明した通りです。みなさまから掲示板やメールにいたくメッセージにもなかなかタイムリーに返事ができない状態なのですが、申し上げたいのは、みなさまからいただく大事なメッセージには必ず目を通しているということです。返信が遅くなるケースが多いと思いますが、どうぞその点はご了承いただき、引き続きこのブログをよろしくお願いいたします。

3月3日(火曜日) あれまぁ 10日間で別世界か…

また更新の間が空いてしまいました。実は10日ほど海外出張でアメリカに出かけておりました。先日帰国しました。

 コロナウイルスの影響が心配されましたが渡米、業務、帰国については特段の問題もなくスムーズに事が運びました。アメリカではニューヨークやシアトル、カリフォルニア州で騒ぎが大きくなる中、私が訪れたワシントン、アトランタではまだ大きな問題とはなっておらず、アジア人だからという理由で不利益を被ることもありませんでした。とはいえ、アトランタのドラッグストアでは消毒用のアルコールや手指消毒ジェルなどがすでに品薄となっていて、人びとが静かに関心を高めていることがうかがえました。ワシントンの空港でも「コロナに備えて」という大きな表示とともにジェルが売られていました。

 東京への帰国フライトは搭乗率が3割程度ととても空いていて、おかげで3席を占領してディスカウントエコノミー席なのにフルフラットで寝て帰ることができました。喜んでばかりはいられませんが。

 帰国して驚いたのは10日間のうちにトイレットペーパーが店頭から消えていること。米や小麦粉までが品薄になっていることです。マスクは出張前からすでに品切れだったのですが、このような状況になるとは… デマが原因とは言われていますが。幸い我が家ではトイレットペーパーの備蓄はおそらく1か月以上分ありますし、マスクは繰り返し使用することで消費量を抑えることができていますので喫緊の危機に直面する心配はありません。しかし、社会的不安が広がるとこの先どうなることやら。

 海外では日本はしっかり「汚染国」だと見られています。日本からの入国を拒否する国も増えています。「きみたちの国のほうが汚いくせに」などと言いたくもなりますが、いま入国を拒否している国々はもともと衛生環境が悪く、もしそんなところにウイルスが入れば一瞬のうちに国中に感染が広がってしまうことになりますから、仕方がないことなのだと思います。

 さて、日本では根拠のない学校閉鎖やら、業種を名指ししての(これも名指しされたほうは迷惑)警戒情報やら、その一方で能天気な大臣がカネ集めパーティーに出席したりと政府側の対応に一貫性も何もあったものじゃないのですが、ここにきて緊急事態宣言の発令などという話も出てきています。

 すでに経済状態かなり悪いようです。いつもお世話になっている横浜や東京のレストランのみなさんは、客足がぱったりと途絶えてしまって商売ができないと嘆いておられます。会社での業務もさまざまな影響をうけて、計画の縮小や中止が相次いでいます。卒業式やら謝恩会、コンサートなどなど各種催しが中止になっています。そうした流れの中で、アルバイト、派遣や契約社員など多くの非正規労働者のみなさんが収入を確保できない事態が現実のものとなってきています。雇用者側は、単に「感染予防のため」だという理由で業務を減らしたりしていますが、どれだけの人びとの生活がかかっているかは実感を伴って理解できてはいないのではないかと思っています。口では「断腸の思いで…」などと言っていますが。なんとかミックスなどという、非正規雇用を大量に生み出してきた愚策のツケを社会的に弱い人びとが負わなければならなくなっています。これは大変なことです。ただ、そんな政治体制を選んだのは日本国民ですし、いわんや選挙にすら行かずに白紙委任状を出した人びとにいまさら文句をいう権利はないと思いますが…

 この先、ウイルス感染は広がるのか、ある程度のところで抑え込めるのか。いまがまさに正念場だといわれています。感染が広がれば、さらに経済・社会はシュリンクし、公共交通機関も職員が出勤できずに欠航、運休などが相次いでくるかもしれません。物流に影響が出れば、物不足がデマではなくなる事態も考えられます。人びとの不安は増大します。それらの不安は何ら確実な情報がないことに起因しています。可能な限り早く正しい情報が開示され、的確で適切な対処法が出てくることを願っています。

2月15日(土曜日) 異常に暖かいので気持ち悪いです

 コロナウイルス肺炎の広がりがだんだん恐ろしさを増してきています。通勤電車の中で咳をしている人がいると、怖いです。つり革、手すりを持つのもためらわれます。大都市圏では、おそらく多くの無症状の感染者がいるのだろうと思います。危険は身の周りにすでに存在していると感じます。

 我が家の近所のドラッグストアには、比較的最近まで一箱500円程度で100枚入りのマスクが売られていたのですが、女性用の小さなサイズだったものですから買いませんでした。今思えばそれは間違いだったかもしれないと後悔しています。コロナウイルスにマスクが効くのかどうかすらわからない状況の中で、それでもマスクをしておくに越したことがないという状況です。

 それにしても、ことしは異常に暖かい1月、2月です。コロナウイルスが世間を騒がせている間に、例年どおり「花粉」が飛び始めています。量はどうなのでしょうか。いずれにしても、わたくしもすでに鼻がムズムズするなどの症状に襲われていますし、わたくしの知人の中にはかなり重症でそれこそティッシュペーパーを手放せない人もいます。花粉症の軽減のためにも本当ならマスクが欲しいところなのですが、ことしはそんな望みはまったく叶うわけもなく、花粉症患者は完全に忘却の彼方に追いやられてしまっています。

 マスクの不足は早晩解消するなどというのんきなことを言っている専門家や役人もいますが、わたくしはそうは思いません。そして花粉症の季節が終わってもおそらくコロナウイルスの蔓延は収束しないのではないかと思います。感染のドミノが始まったらそう簡単には終わらないでしょう。夏までに目途がつかなければ五輪・パラリンの開催も危ぶまれます。そもそも選手団が来日するのかどうか。ボランティアは集まるのか… 

 異常に暖かいここのところの気候は、これからの様々な異常事態、非常事態を暗示しているのではないかと心配しています。くれぐれも注意して毎日を過ごしていきたいものです。みなさまもどうぞお大事になさってください。

2月9日(日曜日) 昔のLOGから 1978年のきょう

 きょうは1978年のLOGを紐解いてみます。驚くのは、冬なのにハイバンドが良好だということ。そんなときもあったのですねぇ。

 例によって受信記録は日本時間で表記しています。JST/kHz/局名/使用言語/受信状態(SINPO)の順です。

1930 15160 Radio Budapest in English 34433
2000 21460 RTB Belgium in French 34443
2000 21690 Radio Sweden in English 34433
2000 21520 Swiss Broadcasting Corporation in English 34433
2000 21550 BBC in Japanese 24332
2030 15365 Radio Afghanistan in English 33332
2030 9525 Radio Warsaw Poland in Polish 22422
2130 15520 Radio Bangladesh in English 34433

 かなりおとなしい聞き方だったようですが、20時の時点で13メーターバンドの欧州がこれだけの状態ということで、自分としてはとても喜んで聞いていたのだろうと想像できます。20時30分にポーランドを受信していますが、これはおそらくISで確認した程度だったものと思われます。

 同時期の別の日には珍しく朝早めに起きたらしく、ウルグァイのRadio El Espectadorやオランダ領ボネア(ボネール)島のTrans World Radio、それにエクアドルのHCJBの南米向け日本語放送なんかも聞いていた記録が残っています。

2月6日(木曜日) 更新が滞り気味になっているのは…

 みなさまお気づきかもしれませんが、実はこのブログの更新が去年の後半から滞り気味になっております。常連のみなさまの中には「いよいよこのブログも閉鎖か…」などとご心配の向きもあるかもしれませんが、まず、閉鎖するという選択肢は考えていないということをここでお伝えしておきたいと思います。

 その上で、更新が滞り気味になっている理由を簡単に説明します。それはですねぇ、実はわたくしがこのブログ以外にYouTuberとしてあれこれ動いているからなのです。どのようなYouTube動画かはいずれみなさまにバレるときまでのお楽しみということにさせてください。おそらく簡単にはバレないような気がしますが(笑)

 思い返せばこのブログのもととなったホームページを開設し、インターバルシグナルの音源を細々とアップし始めたのが2003年のこと。もう17年にもなるのですね。その後、掲示板などをブログに統合してこんにちに到っているのですが、その間継続的にこのHPやブログを訪れてくださるみなさまにも恵まれて、何とか自己満足の世界に浸り続けることができました。ありがたいありがたい。

 17年の間、たとえば2003年のいわゆるイラク戦争の前後には多くのアクセスをいただき、メディアのかたがたからも問い合わせをいただいたりしました。また2011年のアラブ諸国での政変劇(アラブの「春」などとは口が裂けても言いません!)のときにも、自分なりの情報を出し続けることで、このページを信頼してくださるみなさまからメッセージを頂戴したりしました。個人が開設しているHPですから発信力は決して強くはありませんが、ほかのメディアとは少し目線を変えた情報を出したいとちょっとばかり独自色を出す工夫をしてきました。

 インターネットが世界中の情報の流れの軸となっているこんにち、そこに氾濫する情報の信ぴょう性が問題となっています。受け手がよほど賢くならなければ、騙されたり扇動されたりするリスクは過去になかったほど高まっています。そうした時代だからこそ、このHPにおいては可能な限り自分が直接見たり聞いたりした情報をもとに発信すること、不確実・不正確な情報はその旨を必ず明らかにした上で発信すること、人種差別やヘイトなどには決して与しないことなどを基本姿勢として、今後も活動していきたいと思います。かなり大げさですが、基本的な考え方は変わっていません。

 更新が滞っても時々覗きに来てください。引き続きどうぞよろしくお願いします。

1月31日(金曜日) もう今年も残り11か月となりました

 あっという間に1月も最終日です。2020年が明けたと思ったらもう2月ですよ。早いです。このブログページをほとんど更新しないまま時間が過ぎました。

 ことしの1月は、実はとても静かでした。新年会もなく、仕事もごちゃごちゃせず… 平穏な年明けだったといえますが、世間はそうではありません。国際関係、政治、そして極めつきは新型肺炎の爆発的な広がりです。怖いです。混雑する首都圏の通勤電車の中でセキやくしゃみをしている人を見ると、まるで細菌テロリストのように思えてきます。全然罹患していないのに、風邪っぽく感じてしまいます。もちろん気のせいなのですが、それほどまでに気になります。私もおとといからマスクを着用し始めました。

 この新型肺炎、中国の武漢市から広がったというふうに言われています。何が本当の原因かがわからないところがさらに怖いです。もちろん現在までワクチンや特効薬もないですし。一方、中国政府は案の定情報隠蔽を行っている様子で、患者の実数もわかりません。現地から日本人がチャーター機で帰国していますが、中に罹患した人も含まれている模様です。日本国内で爆発的に広がらなければよいのですが。

 今回の新型肺炎については、やっぱり、という感じでアメリカやイスラエルのメディア(どの程度信頼できるかわかりませんが)の一部で、中国湖北省の細菌研究所が発信源だという説が流布され始めています。ことの信ぴょう性はわかりませんが、まったくあり得ない話でもないかもしれません。

 「あなたはすぐに謀略説を唱える」などと言われそうですが、一部のメディアがいうように、今回の新型肺炎の騒動によって中国政府は「香港暴動」を鎮静化させることができるかもしれません。ウイグルの暴動もしかりです。言い換えれば、中国政府がそこまで狙って「意図的に」湖北省の研究所からウイルスを漏らしたとしたら… などという話もあくまでも仮説ながら、何となく信じかけてしまいます。

 余談ながら、ことしのHFCC(世界の短波放送の周波数の割り当てを話し合う国際会議)は中国の海南島で開催される予定になっているとか。しかし、このような状況になった以上、予定通りの開催は難しいのではないかと見る向きもあります。というか、自分がもし代表で会議に出席するとしたら、やはり怖いです。

 現在の厳しい状況が早く収束してくれることを期待していますが、決して事態を過小評価せず、マスク、手洗いの励行をはじめ自衛手段を講じながら日常生活を送ろうと思います。

1月13日(月曜日) イラン情勢が新たな局面か

 イランがウクライナ航空の民間機を誤撃墜したことがイラン国内の不安定化を加速させているようです。

 イラン政府はイラクの米軍基地へのミサイル攻撃のあと、ウクライナ航空のボーイング737型機を誤ってミサイルで撃墜したことを一度は否定しておきながら、証拠が揃いすぎていて言い逃れができないと判断するや、誤ってミサイルで攻撃したことを認めました。

 でも、イランらしく「アメリカが緊張を高めたことが原因だ」と、反省の色を見せるどころか他者に責任転嫁する姿勢を見せています。しかし、このような屁理屈はイラン国内でも反感を増幅する結果となっているようです。11月のガソリン値上げに端を発した反政府デモは1週間ほどで武力で鎮圧されましたが、今回の事件をきっかけに熾火のようにくすぶっていた国民の不満がまたもや高まりを見せつつあるようです。ウクライナ航空にはイラン人の乗客も当然含まれていて、犠牲者の追悼集会が行われましたが、その際に政府のウソを糾弾するスローガンが叫ばれたようです。

 政府に対する糾弾の動きは首都テヘラン以外にも地方都市に少しずつ広がりを見せているようです。ガス抜きをするつもりで米軍基地を攻撃したまではよかったのですが、そのあと民間航空機を誤って撃墜し、その中に自国民が含まれていたということで、ブーメランのように刃がいまイランの指導者たちに向けられようとしています。

 この事態と呼応するようにトランプはイランに向けてメッセージを送り、揺さぶりをかけています。アメリカの国際放送もイラン向けのメッセージを送り続けています。

 こうした状況を踏まえ、イラン政府は再びインターネットを遮断するのでしょうか。反政府デモは広がるでしょうか。アメリカのプロパガンダはどのような影響を与えるのでしょうか。イラン国内の状況から目が離せません。

1月11日(土曜日) オマーンのスルタン・カーブース死去

 オマーンのスルタン・カーブースが79歳で亡くなったというニュースが入ってきました。オマーン国営放送とBBCなどが伝えています。

 オマーンのスルタン・カーブースは、1970年のクーデターでスルタン(国王)の地位に就いて以来50年にわたりオマーンを統治してきました。オマーンについても国際機関から人権問題などが指摘されてきましたが、アラブ諸国の中ではもっとも安定した政治体制を維持してきた国の一つです。

 スルタンの死去をうけて、国営オマーンラジオは通常番組を休止してテレビ、ラジオのすべてのネットワークの番組を統合して追悼編成を行っています。JST13時までコーラン第7章「高壁章」の朗誦を流しました。13時05分からはスルタン逝去の報の発表が流れています。

1月9日(木曜日) 結局両者ともガス抜きか... よかったけれど

 きのうの朝(日本時間)、イランからイラク駐留米軍基地に向けて巡航ミサイルが発射された件。戦争勃発か?!と世界が心配の渦に巻き込まれたわけですが、結論から言うと幸いなことにそのような危機にまでは到らずに済みそうです。

 トランプは、大統領選に向けてイランへの強硬姿勢を見せる必要があった。しかし、カネがかかり、しかも人命が危険にさらされ、さらに中東地域の同盟国(サウジアラビア、イスラエルなど)にも悪影響が及ぶような戦争はやりたくなかった。また、かつての同盟国だったトルコとの関係もよくないので、かつての湾岸戦争のように関係国からの支援も得にくい…などの理由もあって、翌日には「これ以上の緊張拡大は望まない」との声明を出しました。

 一方のイランですが、最高指導者ハメネイが「アメリカに張り手を食らわせた。でもまだ報復は十分じゃない」と強硬な発言をしたものの、一方で外務大臣のザリーフは「これ以上の緊張、反撃の応酬は望まない」との声明を出し、イラン側としても一旦矛を収める姿勢を見せています。イランとしても、ガソリン値上げに端を発した11月の暴動など、国内に不安定要素を抱えていること。アメリカをはじめ各国からの経済制裁が効いていること。さらにさすがに戦争となると国内にはかつてのイラン・イラク戦争の際の窮状を多くの国民がまだ知っていて、それを望まない空気もあることなどもあります。一方で革命防衛隊の司令官スライマニーの殺害については国内の不満が高まっており、ガス抜きをする必要があった。ということで、とりあえずミサイルを発射して強硬姿勢を見せてガス抜きをした上で、アメリカとの本格戦争を避けることにした…ということでしょう。

 イラン側がアメリカとの戦争を望んでいないことは、たとえば アメリカ軍のイラク駐留を認めているイラク政府にイラン政府からあらかじめミサイル攻撃について通告していたことにも表れています。イラク政府に事前通告があったということは、当然のことながら米軍、アメリカ政府にも情報が渡っていたと考えられます。イラン側は米軍関係者80人が死亡したと発表しましたが、どうやって被害を確認したかも不明で、一方トランプは被害がなかったと述べており、万一米軍に大量の死者が出ていればもっと騒ぎが大きくなっているはずですから、イラン側の情報は正しくないのではないか。これも国内向けプロパガンダではないかと感じています。もうひとつ、イランのミサイルは北部のアルビル(イルビル)に着弾したといわれていますが、目標を外れたとの報告も出ています。イランのミサイルの精度が低かったのか、あるいはわざと目標を外したのか… あながち後者も否定できないと感じています。

 ともあれ、中東の危機的状況はとりあえず最悪のシナリオを避けられそうです。このまま事態が鎮静化(完全には沈静化しないですけど)してくれれば、わたくしたちの生活への影響もさほど大きくならずに済みます。

 ところで、このブログにいただいたコメントへの返事の中でも書いたのですが、先日イランの国際放送の1980年当時の録音を整理していたところ、宗教指導者ホメイニーの声明が出てきました。じっくり聞いたことがなかった(録音したままにしていた!)ので、改めてじっくりと聞いてみたところ、その内容は「いま」流してもまったく違和感がないもので驚きました。つまり、理屈としては「イランの主権を脅かすアメリカはけしからん。イランは決して屈することはない」といういつものレトリックです。1980年当時からイランとアメリカとの関係はよくなく、イランは同じような主張を繰り返してきたということです。冷戦当時に東側の国際放送がお経のように「アメリカ帝国主義」を非難していたこと、70年代から21世紀初頭ごろまで急進派アラブ諸国の放送が「イスラエル、アメリカの野心」をお経のように非難してきたことは、自分の記憶に鮮明に残っています。そうした「お経」はこんにちほとんど聞かれなくなったわけですが、イランに関してはそうした昔ながらの「お経」がいまも生きているのだ。古い録音を聞いて、改めてそんなことを感じました。

1月8日(水曜日) 間違った情報なんですけど…

 日本時間の今朝、イランがイラク領内の米軍基地に向けてミサイル攻撃を実施しました。恐れていた事態が現実になってきました。ニュースの詳細については中東や欧米のメディアが詳しいと思いますのでそちらのほうを参照していただくとして、またもや気になるのが日本の多くのメディアが伝える間違った情報です。

 イランによるミサイル攻撃は、主として二つの方向、つまり一つは北部のイルビル(アルビル)の米軍基地、そしてもう一つは中部にある米軍基地に向けて行われたとされています。そのうちの後者、イラクの駐留米軍基地のうち2番目の規模だとされる「アイヌル・アサド」基地ですが、日本のメディアの多くが「アサド基地」と伝えています。あ、欧米のメディアも多くが「Asad」基地としていますね。

 でもこれは正しくない情報です。「アイヌル・アサドعين الاسد 」というのはアラビア語では「ライオンの目」という意味です。これを「アサド」と伝えると「ライオン」となります。「ライオン基地」は誤りです。地名というのは正しく伝えるべきで、言ってみれば「渋谷」を「谷」、「池袋」を「袋」などと伝えるに等しいのです。

 なぜこのような情報がまかり通っているかと調べてみると、原因は米国政府のHPにあるようです。一方、アラブメディアはさすがに正しい地名を伝えています。

 そして日本でもTBSだけは正しい地名を表記しています。TBSにはきちんと情報をフォローするニュース担当者がいるのですね。少しだけよかったと思います。とはいえ、他局についてはアメリカ政府の発表をそのまま引用して伝えたということなのでしょうが、なんともすっきりしない話です。

1月4日(土曜日) PCが… 駆け込みでWin10に無償ヴァージョンアップしました

 この正月は天気がとてもよくて穏やかに過ごすことができたのですが、普段使用しているパソコンが不調になってしまい、ちょうどいい機会だったので、HDDをやめてSSDを装着した上でクリーンインストールをかけました。以前のヴァージョンはWINDOWS7で、10にヴァージョンアップするか新しいPCを買うか迷ったのですが、お金のこともあって無償でのヴァージョンアップを選択しました。

 実はPCのヴァージョンアップについては、これまで何度か試してみたのですが、どうも我が家のPCはWINDOWS7のさまざまなアップデートがうまくできておらず(いくつかのファイルが壊れていたらしい)、結果的に10へのヴァージョンアップができずにいました。そうこうしているうちに使っているうちに動作はどんどん遅くなるわ、HDDは変な音を出し始めるわで思案していたのですが、思い切って作業をしてよかったです。

 ご存じの方も多いと思いますが、WINDOWS7のサポートが間もなく終了します。まだ7を使っている方は10へのヴァージョンアップを求められていると思いますが、実は、今も無償で10へのヴァージョンアップが可能です。MICROSOFT社のHPにヴァージョンアップ関連のHPがありますので、そこに書かれている指示通り作業をするだけで大丈夫です。文系のわたくしも難なく作業ができました。

 クリーンインストールを行う場合、それまで使っていた文書ファイルやプログラムが使えなくなります。それらはあらかじめバックアップをとっておく必要がありますが、わたくしの場合はHDDをSSDに乗せ換えることにしましたので、古いデータはそのままHDDに残っています。HDDを外付けとして使うためのデバイスを購入し、外部ストレージとして活用することにしました。ヴァージョンアップのオプションには、現在使用中のデータやプログラムをそのまま引き継いでシステムだけインストールする方法もありますから、多くのみなさんはそちらの方法を選択されるといいでしょう。わたくしの場合は、PCのトラブルでその選択肢が使えなかったためにクリーンインストールを余儀なくされたので。

 さて、諸々の作業は全部で1時間ほどで完了しました。あっけないほど簡単でした。そして作業後の環境は驚くほどよくなりました。何しろSSDは立ち上がりが早い。これまでHDDが立ち上がって安定するまでに数分要していたのが、20秒ほどしかかからなくなりました。文書の書き込みや読み出しの速度もアップしました。物理的に書き込みや読み出しをするHDDにくらべSSDは音がしないので快適です。データが突然消えるようなことさえなければこの環境はとてもいいです。きょうのこの記事は新しくなった環境で書いています。

 文系のみなさまで、まだWINDOWS7を利用しておられる方は、この際試してみる価値があると思います。

2020年1月1日(水曜日) あけましておめでとうございます

 新しい年が明けました。ことしもよろしくお願いいたします。

 去年は後半になってあまりブログの更新ができなくなってしまいましたが、ことしはどうなることやら。公私ともに意外にも雑事が多く、なかなか思うように記事をUPすることができなかったのですが、裏を返せばまぁ元気で仕事やプライベートに時間を割けたということでもありますから、喜ぶべきことなのかもしれません。

 去年の暮れは、例年どおりあまり季節感がないまま過ぎていきました。大晦日は見ないつもりだったNHK紅白歌合戦をやはり見てしまいました。おととしに比べるとかなり粗削りな演出・構成のように見えましたが、どのぐらいの人が見たのでしょうか?純粋に歌番組という観点からすると、テレビ東京系列の「にっぽんの歌」のほうが見応えがあります。お祭りという観点なら、まぁ許せるかと…

 テレビ東京の「にっぽんの歌」を見ていてつくづく感じたのは、歌手の歌唱力が歳を重ねるごとに劣化していくという紛れもない事実。かつて美声を誇った歌手たちが、往年の名曲を息も絶え絶えに歌う姿は痛々しくもあります。多くのみなさんがディナーショーなんぞを開いていていまでも現役なのだろうと推測しますが、それにしてはあまりにも劣化が激しい。なかにはタオルを投げ込んであげたくなるような人もいます。紅白歌合戦でも、かつての人気歌手がキーを2つ3つ下げて歌っているのを聞いて、上手だけどやはり寄る年波には勝てないものだと感じたり… 日頃のトレーニングとメンテナンスを行っていてもああなるのでしょうね。

 年越しは自宅で。そしてすぐに近所の神社にでかけました。こじんまりした神社ですが、年に一度は何となくありがたい雰囲気になります。初詣を終えるとミカンと善哉がふるまわれます。年始の雰囲気はこのあたりで実感として沸いてきます。

 今朝は穏やかに晴れました。初日の出は見ません(寝ている)でしたが、よい正月です。ニュースでは、カルロスゴーンがレバノンに逃走したとか、カジノ関連で案の定議員どもに裏金が渡っていたとか、看過できないネタが続々と出てきていて、世界は正月もなにもあったものではないことがわかりますが、日本は3が日はあまり動かないのかもしれません。

 カレンダーの関係で、すべては1月6日から急に動き出すのでしょうけれど、2020年は年初から大変なことが山積しています。いいタイミングで年末年始をはさみ、しかもゴーンやら雑魚議員どもの事件がこれまたタイミングよくでてきて、年末まで騒いでいた「桜」は春の霞となって消えていくのでしょうか…

 2020年が健康で幸せなよい年になりますように。そして世間の悪がしっかり駆逐される年になりますように。心から願っています。あらためて、今年もよろしくお願いいたします。

12月26日(木曜日) クリスマスもおわり いよいよ年末へ

 きのうはクリスマス。東京の街はとても混雑していました。歩くのが大変で、職場から駅まで裏道を通って歩きました。そうでないと、倍の時間がかかってしまうほどでした。

 地元のコミュニティーFM局は12月に入るや否やクリスマス関連の音楽のオンパレードとなるのですが、25日のクリスマスが過ぎたとたんに通常モード。がらりと雰囲気が変わります。この12月の華やかなクリスマス音楽オンパレードも好きですが、実は突然通常運転に戻る12月26日の放送の雰囲気もなかなかいいものです。何だか突然夢からたたき起こされたような感じでもあり、つかの間の華やぎから現実に引き戻される感覚がなんともいえず好き(変ですか?)です。

 ことしは仕事の都合などもあり、忘年会がほとんどない(自分が出席する会がない)師走となっております。忘年会といえる集まりの機会はなんと1回だけ。去年まで「カネがないのにこんなに飲み会があって…」とブツブツ言っていたのがウソのようです。そしてわたくしの仕事はなんと!きのうが御用納めで、きょうからは年末年始の休暇に入っております。

 きのうはさすがにごくごくささやかに食事会を催して一年を締めくくりましたが、忘年会が少ないとそれはそれでなんとなく拍子抜け感は否めない。なんとも勝手なものです。

 わたくし、大掃除は11月の連休中に済ませると決めておりまして、ことしもすでに家の大掃除は終わっているものですから、これから年末は正月用品や食材の買出しをする程度です。穏やかな年末になってくれるとよいのですが。

 これからしばらくの間、ラジオの古い録音を整理することにします。デジタル化は遅々として進んでおりませんが、少し落ち着いて作業ができるよいチャンスです。

12月23日(月曜日) このところまた夢をよく見る

 ことしの前半は「悪夢」をよく見ました。4回「自分が死ぬ夢」を見ました。夏ごろからしばらくの間は夢を見ることがなかった(というか、覚えていない)のですが、ここにきてまた「自分が死ぬ夢」を見ました。夢の分析では「自分が死ぬ夢」=「何か新しいことが始まる吉兆」だという人が多いのですが、果たしてどうでしょう?実は夏前に4回も同じような夢を見た結果、今年は自分の仕事にきわめて大きな変化が起きました。この点だけをとってみると、「自分が死ぬ夢」=「吉兆」というのはまんざら見当違いというわけでもないと感じるのですが、さて、そうなるとまた「自分が死ぬ夢」を見たというのは、どんな意味があるのやら。何か予期しない「よいこと」が起きるのならうれしいのですが。

 たくさん夢を見ても、大方は時間が経つにつれてその詳細を忘れてしまうものですが、中には結構記憶にとどまっているものもあります。実はわたくし、大の猫嫌いなのですが、先日はよりによって夢の中に美しいペルシャ猫が登場してきました。夢の舞台は現実に存在する場面ではありませんでした。昭和時代に作られた洋館の木の窓枠が白く塗られた出窓のところに美しいペルシャ猫がのんびり座っていて、わたくしが近づいていくと腹を見せて喜ぶ… そしてわたくしはその猫をなでてかわいがる… という、まったくストーリー性もなにもないシーンがしばらく続くだけのものでした。猫嫌いなわたくしの前に、夢の中だとはいえ猫が現れて、しかも自分によく懐いているというのは、現実空間ではまず起きないことです。なんでそのような夢を見たのか、不思議です。そのうち野良猫が我が家にひょっこり訪ねてきたりするのでしょうか。でも、わたくしは単なる猫嫌いであるだけでなく、猫アレルギーがあって、猫の近くにいくと目のかゆみやくしゃみ、鼻水が止まらなくなってしまいます。絶対仲良くなれないです、これでは。

 もうひとつ、最近見た夢で意外に記憶が鮮明なのが、仕事関係で仲良くしている同僚が突然辞めると言い出して、それを慰留しているシーンです。一度だけしか見ていないのですが、珍しく登場人物が実在の人間で、しかも退職したいのどうのこうのという現実的でしかもかなり理路整然としたストーリー展開という、きわめて現実的な夢でした。でも、その同僚とは退職するとか転職するだとかといった話はしたことがありませんし、なぜ夢の中でそのようなシーンが展開されるのかはまったくわかりません。

 はちゃめちゃで、理屈に合わないからこそ「夢」。これがすべて現実と整合していたら、それこそそのほうがず~っと恐ろしいです。

12月22日(日曜日) 実は…

 ページの更新がまた滞っておりました。実は前回の更新のあと、公私ともに雑務が増えたこと、そして仕事で海外出張が入り、しばらくの間日本を留守にしていたのが原因といえば原因でしょうか…。今回の出張についても、スケジュールが思いのほかぎっしり詰まっていたものですから、ラジオは持って行きませんでした。

 気がつくとことしも間もなく終わりです。ことしもあっという間の一年でした。時間は年を経るごとに加速度的に速く流れるようになってきています。ことしは仕事で海外に3回(1月、7月と12月)、プライベートで1回(9月)と、計4回海外渡航しました。行き先、目的は異なりますが、いずれも有意義な旅となりました。余談ながら、わたくしが仕事をしている会社では、海外出張の際、いかに遠方の目的地に行くにせよ航空券は必ず「ディスカウントエコノミー」と決められています。仕事で行くのだし、健康のことも考えるとせめてもう一ランク上のクラスで出張させてほしい、と思うのですが、世の中はコンプライアンス全盛。そこは絶対認められないのです。厳しいスケジュールと疲れるフライト。しかしながら、それでも閉塞感が充満する日本をしばし離れて外国の空気を吸うと、とってもインスパイアされます。

 さて、きょうは冬至です。一年で一番夜が長い日です。そして明日からは昼の時間がまた徐々に長くなっていきます。寒さはこれからが本番、本格的な冬です。でもわたくしはこの季節が嫌いじゃないです。冬至を起点に短くなっていた昼が逆に長くなっていく、何となくそれだけでも気分が少し上向くからです。

12月1日(日曜日) メディアとして取り上げるべき情報が違うのでは?

 テレビのニュース番組のことです。先ほど、ある民放チャンネルのニュースを見ていたのですが、途中で見るのをやめました。

 この番組のニュースオーダーについては、たびたび「??」と感じることがあったのですが、きょうはさらにひどく、おおよそニュース番組とはいえないような内容。なんだか安物の週刊誌を読まされている気分になりました。このご時世にあっては、もっと重要なニュースがたくさんあってそれにしっかりと時間を割くべきなのに、そうしたニュースではなく、いわゆる「ヒマネタ」を延々と流すなどとは、まったく視聴者をバカにしているとしか言いようがありません。というか、こんな番組を黙って視聴していてはバカになってしまいます。

 テレビメディアの劣化は、毎日垂れ流されるアホ番組だけでなく、ニュースにも及んでいて、これは今に始まったことではないものの、日々その酷さが増してきていると感じます。視聴者側がよほど自覚していないとこのままでは大変です。そして、すでにモラルハザードは始まっています。

 どの時間のどのチャンネルのどの番組のことを言っているか、具体的には書きません。そのあたりはご想像にお任せします。

11月30日(土曜日) イランの国際放送 短波送信を大幅削減か

 海外からの情報によると、イランの海外向け国際放送IRIB-VOIRIは12月末をもって短波送信を大幅に削減する方向だとのことです。各方面からの情報を総合すると、1月からはアラビア語、クルド語、ヘブライ語を除く全言語で短波送信がなくなる見通しです。HCDXによると、この措置は「国家の放送戦略の変更」だとのことです。

 さて、この「国家の放送戦略の変更」というのはどういう意味なのか興味深いところです。ペルシャ語での公式発表の本文(もし、あったとしても)を読んだわけではないので、どのような表現、ニュアンスなのかがわかりません。「短波放送の有効性を鑑み、ネット配信に舵を切ります」との理由で世界の多くの国際放送が短波から撤退していますが、その実は予算削減が原因で、とりあえず一番コストパフォーマンスが低い短波を切り捨てるという理屈をつけた後ろ向きの判断にほかなりません。

 しかし、イランについていうと、彼らが放送対象としている多くの地域ではまだインターネットが十分に機能しておらず、短波の有効性もまだ残っているはずです。ましてや、イランがこれまで推し進めてきた対外宣伝について「コストがかかりすぎる」などという判断はおそらくないだろうと。ではこの短波放送の大幅削減の背景は何か? 短波による外国向け放送の送信を大幅に削減すると、当然のことながら短波送信機の運用時間が減ります。短波送信機に空きが出ます。

 先月15日に始まり、およそ1週間で武力鎮圧されたイラン国内の反政府デモ、国際的な経済制裁によるダメージなど、イランは内政面でも揺れています。一方、この機に海外からはアメリカ、イギリスをはじめとする多くの国際放送がイラン向けに放送を実施しています。短波、衛星、中波、インターネットなどあらゆるメディアが使用されています。イラン政府は、国内の不安定要因をこれら海外からの情報が煽っていると考え、たびたび非難しています。先月16日からイラン国内でインターネットが遮断されました。海外からの情報の流入を防ぐためです。衛星テレビ・ラジオについてもイランから時折強力な妨害電波が発射されて、衛星のトランスポンダーが乗っ取られ、国際テレビ放送の配信が滞るケースもあるようです。また、短波を軸とした海外からのラジオ放送に対しては、可能な限り「妨害」をする必要がでてきます。イラン政府がもし、現有の「妨害用」の短波送信機では不十分だと判断したとしたら、今回の短波送信大幅削減によって生み出される空き送信機を妨害用に転用することが可能となります。
 
 1979年のイラン革命直後から90年代にかけて、イラン向けに多くの国際放送や地下放送が短波で送信を行いました。そしていま再び、ネットや衛星が遮断される中で、各国の国際放送や反政府メディアは短波放送を活用して情報を発信しています。イラン政府の今回の「IRIB国際放送の短波放送縮減措置」は、こうしたイラン国外からの情報に対する防御態勢を固めるための措置だとも考えられると思うのです。1990年の第一次湾岸戦争後、中東地域の短波放送帯はジャミングの海と化していました。来年1月以降再びジャミングが増加して、当時の様子の再来となるのかどうか、注目したいところです。

 余談ですが、BBCの報道によると、イギリスのイラン大使館から、イギリスで活動するイラン人ジャーナリストに脅迫めいた手紙が送られているとのことです。この種の脅迫はアメリカの国際放送のイラン向けサービスに従事する人びとにも同じように送られているとのことです。ジャーナリスト個人だけでなく、イラン国内に残っている、彼らの家族や親せきの安全についてもほのめかすような内容だとのことです。手紙はもっぱらペルシャ語のみで書かれているため、英語メディアではあまり取り上げられていないようですが、情報戦の裏と表で様々な動きがみられます。

11月20日(水曜日) 日本ではほとんど伝えられていないけれど…

 きょうも新聞やテレビ、ウエブサイトを見ていると重要なものからくだらいものまで実に様々なニュースが飛び交っています。

 相変わらず香港情勢は緊迫していますし、アメリカの大統領をめぐる動きからも目が離せません。国内では例の「桜を見る会」がらみで政治のいい加減さ(などという言葉では表現できないぐらいひどい)と官僚の卑しさがまた浮き彫りになっています。が、そのようなニュースが出そうになるたびに実にタイミングよく芸人のスキャンダルがニュース番組を塗りつぶす構図があって、どーでもいいゴシップネタとともに、我々が本当に知らなければならない情報が霞んでしまっています。でも、国内外には大きなニュースがたくさんあります。

 実はわたくしがとても気にしていることなのに、日本ではあまり伝えられていないニュースについて、きょうは書いてみます。イラク国内で広がる暴動、レバノン国内で拡大する反政府デモ、イラン国内で広がる反政府暴動… 海外、とくに中東地域では連日ニュースのトップ項目に上がっています。その中から、きょうはイランについてざっくりと書いてみます。

 皆さんは、イラン政府が11月16日以来インターネットをほぼ完全に遮断しているというニュースをご存じでしょうか。周囲の知人に訊いてみても知っているという人はほとんどいません。このニュース、朝日新聞などでは伝えられたのですが、記事の扱いとしては小さめで、その後もなぜかあまり話題になっていないのです。

 事の発端は15日にイラン政府がガソリン価格を上げたことでした。とはいえイランではガソリン価格が上がったとしても日本円で40円ほどだといいますから、我々の尺度で考えると大したことがないようにも思われるのですが、これがきっかけでイラン全土で激しい反政府デモが起きているのです。

 1979年の革命によりイランは王政を廃してイスラム共和国となり、宗教指導者と革命防衛隊、その他秘密警察の締め付けの中(粗すぎる表現ですが)で、人びとは生活してきました。革命後しばらくは主に貧困層を中心に政府に対する評価も高かったようですが、ここのところはアメリカなどによる経済制裁がボディーブローのように効いていて、市民生活はあまり楽ではなかったようです。そうした折も折、政府がガソリン価格を引き上げたことが発端で、民衆の不満が爆発したようです。

 最近の報道によると、首都テヘランをはじめほとんどの都市で反政府デモが行われ、一部は暴動化しているようです。首都テヘランでは周辺道路の一部がデモ隊によって封鎖されたという話があります。南部のフゼスタン州や、イスファハンでは治安部隊がデモ隊に向けて実弾射撃を行って多くの死傷者が出ているという情報もあります。アムネスティーインターナショナルなどが死傷者の数を発表していますが、きのうの時点で200人を超えているという情報もあります。

 ガソリン値上げをきっかけに始まったデモは、「点と点」が「線」となってつながってきています。イランの治安当局は、フゼスタンでの暴動の鎮圧のために、他の地域の治安部隊に応援を命じたともいわれています。これまでにも散発的にイラン国内でデモや暴動があったとはいえ、今回の「うねり」は少し異なるような気がします。

 トランプ政権はこれまで「平和的なデモを支持する」としてきましたが、ここにきて「イラン政府による暴力的な行為を懸念する」という姿勢に変わってきました。欧州諸国からもイラン政府の強権的なデモ鎮圧に対する懸念の声が上がり始めています。

 そうした中、イラン政府は16日から全土でインターネットをほぼ完全に遮断しているのです。これ以上国民に反政府運動のうねりを知らせたくないということでしょう。イラン国内に家族や親せきがいるわたくしの知人に話をきくと、メールのやりとりを含め、イラン国内でのネット通信はほぼできないとのことです。唯一例外的に国営放送IRIBのサイトなどが閲覧できるという情報もありますが、海外との通信は途絶しているとのことです。知人は「イラン国内の家族と、ここ何十年の間で久しぶりに国際電話を使った」と話す人もいます。国際電話も回線数が限られているのでつながりづらい上に、盗聴の心配もあるらしいです。

 ネットが遮断されたイランでは、海外からの衛星テレビ(直接受信は許可制)やラジオが貴重な情報源となっています。人びとは自国で起きていることをアメリカやイギリスの国際放送から知ることになります。ここにきて、国境を越えることができる「電波メディア」の重要性がまた浮き彫りになりました。こと途上国や強権体制を敷く国に向けては、電波媒体を手放すことのリスクがまだ大きいということがわかります。同時に、ネット社会に頼りすぎている現代の生活は実はとても脆弱だということを、今回のイランの暴動、ネット遮断は示しているといえます。

 当然のことながら、イラン国営IRIBのテレビやラジオは何事もなかったかのように毎日放送を続けています。情報源としては何も役立ちません。IRIBのウエブサイトは反応が遅く、写真が表示されたりされなかったりします。国内のネット遮断の影響かもしれません。中東地域に住んでいれば、たとえばイランの地方都市の放送が、天安門事件のときの北京放送のように「反乱」を起こす可能性などをモニタリングできるのですが、日本では難しいです。この先、暴動が拡大してイスラム共和国体制が崩壊…などということが起きない保証はありません。事態はそれほどまでに緊迫していると感じています。

11月19日(火曜日) 毎年この日が来ると…

 11月19日なんて日は、誕生日でもない限り多くの人にとっては単なる晩秋の一日、ということになるのでしょうけれど、わたくしにとっては毎年何となく節目だと感じる日なのです。これまでにも何度か書いているので「またかよぉ」と思われる方もおられるかもしれませんが、そういう方はこのページの「古参メンバー」ということで、離脱するなりお付き合いいただくなり、よろしくどうぞ。

 さて、11月19日ですが、時は1975年に遡ります。わたくしが学生時代、京都での話です。とても寒い曇り空で、ときおり風花(どこからともなく飛んでくる雪の粉)が舞っていました。あの日、学校主催の校外マラソン大会が行われ、全校生徒が高野川から賀茂川の土手を走りました。高野橋から高野川の東岸を出町橋まで南下し、そこから賀茂川の西岸を北上し、志久呂橋から東岸に渡ってMKボウルの前を出町橋まで南下、出町からは高野川の西岸を北上し、高野橋まで… というコースでした。結構な距離ですが、とりあえず完走して、お昼までにはかなり時間を残してゴールインした記憶があります。

 当日、学校からは「みんな疲れているので、午後は外出せずに自宅でゆっくり休憩すること」という指令が出ていました。でも、わたくしはせっかくの平日の午後で、かつちょうど愛用のテープレコーダーが壊れて、新しいものを買いたいと思っていたところだったので、母と相談してテレコを買いに街にでかけることにしました。当時、京都の四条寺町を少し下がった(南に入った)エリアは電器街として知られていて、大小の電器店が並びパーツセンターもあるなどとても活況を呈していました。いまの四条寺町下ルの一角からは往時の賑わいを感じることすらできませんが、いわゆるBCLブーム世代にとってはかなり楽しめる場所でした。

 学校から帰ったわたくしは、昼食のあと市バスに乗って四条寺町に向かいました。そこで買ったのが、いまも現役のSONY TC-2610です。電器店のオッサンは学生だったわたくしの足元を見たのでしょう(笑)、しかも当時発売間もなかった(はず)だったのであまり値引きしてくれなかったのです。家に帰ったら母から「もっと安くなったんちゃうん?」と言われて地震喪失した記憶があります。

 このTC-2610は躯体が頑丈で音もいいので、その後21世紀に入るまでの間、海外の放送の録音はもっぱらこのテレコが担いました。3回か4回駆動ベルトが切れたのと、ヘッド・ローラーを2回交換したこと以外は大きなトラブルがなく現在に到っています。我が家に来てきょうで44年の月日が経ったことになります。すごいです。まだまだ使えそうです。最近ではカセットの音をデジタルレコーダーに移し替える作業に活躍しています。

 44年前と比べると、「底冷え」で知られる京都でも染み込むような寒さを11月に感じることは少なくなった気がします。時の流れとともに街の風景が変わり、気候が変化しても、あの日の寒さと電気街での買い物のことは、毎年11月19日が来る限り忘れることはない記憶であり続けています。

11月9日(土曜日) ベルリンの壁崩壊から30年!

 毎年11月9日になると1989年のベルリンの壁崩壊から何年…と思い出してきたものですが、ことしはひとしおです。あれから30年です。周囲にベルリンの壁崩壊のときに生まれていなかった世代がたくさんいて、職場でも壁が崩壊したときの話をしても「??」。それだけ時間は経っているのです。

 1989年当時はヨーロッパでの政変やら中東のゴタゴタなど、多くの事件やできごとが一度に押し寄せてきていた時代で、まだ国際放送の世界も多くの放送が元気でした。それこそ何をどう聞いていけばよいのか、何を録音に残しておけばいいのか目移りしてしまう時期でした。そして、壁の崩壊から2年あまりの間にに東西冷戦が終わり、リトアニアがソ連から独立し、そしてそのソ連が崩壊し、東側諸国で相次いで政変が起き、イラクがクウェートに侵攻し、ドイツが統一し、ついでに南北イエメンが統一し…(順不同)と、国際情勢が大事件とともにめまぐるしく変化していきました。壁の崩壊の半年ほど前にはソ連がアフガニスタンから撤退していました。

 壁の崩壊のニュースを見ていて、あのときほどドイツ、欧州地域に自分がいないことを残念に思ったことはありませんでした。結局その後数年経ってから後追いでリトアニアやモスクワ、サヌアとアデンなどを訪れる機会をもてたのですが…

 ということで、ことしの11月9日は30年前を振り返って(いつも振り返りばかりですみません)、当時のラジオの録音でも発掘してみることにします…

11月8日(金曜日) 鼻歌スマホアプリ

 いまラジオで流れている音楽、昔エアチェック(古い言葉だ)した音楽番組で流れた歌、そんな楽曲のタイトルと演奏者がわかるスマホアプリを利用している方も少ないくないのではないかと思います。以前もこのブログで書いたことがあるのですが、まぁなかなか便利な代物です。古いラジオの録音から曲名を割り出し、昔から気になっていた楽曲がCDで手に入ったという事例はたくさんあります。

 きょうはそうした楽曲検索アプリの中で、鼻歌を聞かせても検索してくれるものがないか探してみたという話です。

 結論からいうと、確かにそのようなアプリがあるのですが、使い勝手は悪いです。アプリの名前はSoundHoundといいます。冒頭で紹介したような楽曲を聞かせての検索は使えます。でも鼻歌を聞かせるとまぁヒット率はとても低いです。プロ野球のピッチャーの打率にも及ばないかも。

 原因はいくつかあって、そもそも鼻歌だとリズムと音階が不正確なので、似たような曲にすらたどり着かないことがほとんどです。ならば、ピアノやリコーダーで演奏するとどうなるかというと、この場合はアプリが「楽曲」と認識してしまい、その演奏と同じものが登録されていないと判断してしまいます。自分が演奏したメロディーが国際的な著作権アーカイブに登録されているはずもなく、あえなく撃沈となるのです。あとは、検索をかけようとしている楽曲は、権利が登録してあるものに限られる(当然のことながら)ようで、それ以外の途上国や旧東側諸国の楽曲ではそもそもヒットしないという結果になります。自分にとっては、まさにそのあたりの得体の知れない楽曲の正体こそ知りたいわけですが、そのようなニーズには応えてくれないのです。

 逆に鼻歌できちんと曲名を表示した楽曲は、日本の唱歌、一部日本の歌謡曲、一部外国の国歌(こんなのを鼻歌で歌う奴はいないって?でもギリシャやらイタリアやらの国歌すらちゃんと楽曲名が出てきました) など。鼻歌ではなく、日本語の歌詞をきちんと歌ってみても認識される楽曲がありました。ということで、このアプリ、たとえばカラオケBOXで「あの歌、なんていうタイトルだっけ?」と度忘れした程度の場面なら使えるかも… という印象でした。おかげで、夜中の2時まで我が家では不気味な鼻歌が響き渡ってしまったのでした。期待しすぎた私がバカでした 笑

11月7日(木曜日) あまりにも電車のトラブルが多いので困ります

  • Posted by: KAUNAS
  • 2019-11-07 Thu 22:42:47
  • 未分類
 けさの通勤時間帯、私が乗った電車は途中3回も止まりました。一回目は先の駅で安全点検、残りの二回は「異音」がしたので電車を止めて点検、だそうです。きのうは途中の駅で急病人救護、踏切人立ち入りで遅れていました。おとといは人身事故で遅れ…

 それぞれ理由が異なるのですが、外国人に「日本の鉄道はすごい」とわざわざ言わせるようなテレビ番組が多い昨今において、この鉄道のダイヤ乱れ連発はテレビ番組を「羊頭狗肉」化してしまうほど深刻です。利用者としてははほとほと困ってしまいます。まぁ、鉄道会社に言わせれば「異音や人立ち入り、急病人は我々のミスではない」とでも言いたいのでしょうけれど、乗客としては理由の如何を問わずダイヤ乱れはダイヤ乱れ。定刻に走るように最善を尽くしてもらいたいものです。「我々のミスではない」というならば、「遅れて運転しております、申し訳ございません」などと、わざわざ意味のない、心のこもっていないお詫びなんぞしないでいただきたいわけで… 日本人は「ごめんなさいはタダ」と思っているフシがあります。いまやグダグダの体たらくを露呈している政府の連中なんぞも「申し訳ない。再発防止に最善を尽くしていく」などと意味のない言葉を繰り返し、責任をとるそぶりすら見せていませんし。こんな連中に偉そうに「企業のガバナンスをしっかりしろ」などと言われても「は~~~ぁ?」という感じでして。あ、また話が横道に…

 そんな中、11月末にまたJR東日本の秋のダイヤ変更があります。今回の目玉はなんといっても神奈川県の相鉄線がJR線とつながって、埼京線経由で埼玉までつながるという点でしょう。かなりダイヤが過密で、ただでさえ遅れが頻発している横須賀線の線路を通ることになるので一層心配です。最近は大都市圏で複数の鉄道会社線が大規模に相互乗り入れを行って、長距離を走る電車が増えています。4つの都県をまたがって運転する電車は当たり前になりました。乗り換えなしで目的地まで行けるので便利といえば便利なのですが、他方、どこかでトラブルが発生するとドミノ倒し的にダイヤ乱れが発生します。鉄道路線の切れ目で折り返し運転などの措置を講じて影響を最小限に抑えるように運転指令所が動くとはいえ、大幅な遅延や運休は免れません。

 鉄道各社は「定刻主義」をもはや義務ではなくてBest effort程度にしか考えていないようにも思われます。欲張って直通運転列車を乱発するのではなく、要所要所に選択と集中を施すほうが利便性が担保されると感じるのです。

 ところで、ひとつイチャモンを。このようなダイヤ変更を「ダイヤ改正」と呼んでいますが、そもそも「改正」ということばをウエブ辞書で調べてみると:「改正」は、主に規則や規約、法令などについて使われ、「改定」と違いはない。ただ「改正」は「間違いや良くない部分をただす」という意味を持つのに対し、「改定」は単に「変更すること」を指す。
という説明が見つかります。ダイヤを変更する際に「改正」つまり、変更する側が「よくない部分をただしているのです」という言葉遣いをされると、不利益や不便を被りそうな我々利用者側としては「何が改『正』なんだ?!」と言いたくなります。単に「変更」でよいではないかと。…と、ここまで書いてきて、もっと大事なことを思い出しました。そう、憲法のことです。でも、長くなるのできょうは書かずにおきましょう。みなさまにも私が指摘したい点は何となくお解りいただけたと思うので。まずは11月30日の新ダイヤを注視していきたいと思っています。

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