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2016年05月 Archive

5月20日(金曜日) TOKYO MXTVがなぜか映らなくなった

 我が家のある関東南部地方は、東京スカイツリーからおよそ70キロ離れており、テレビ電波は近隣の中継所からのものを垂直偏波で受信しているエリアです。在京キー局と神奈川のTVKが中継局から送信されているのですが、東京ローカルのMXTVは当然のことながら送信されていません。

 とはいうものの、スカイツリーからの在京キー局の電波も実は当地に届いており、実際に電界強度マップを見ても、小田原の少し手前まではサービスエリアとなっています。ただ、MXTVだけは例外で、横浜市あたりまでしか電波が届いていないことになっています。県域を越えてのサービスを行わないということなのでしょうが、MXTVはキワモノ番組をいろいろと放送してくれるのでできれば視聴したいと思い、40素子のムカデアンテナをスカイツリー方向に向けて視聴しておりました。何とかギリギリの状態ではありましたが、受信が可能だったのです。

 ところが思い起こせば去年の暮れあたりからでしょうか。突然MXTVが映らなくなりました。電界強度がガクっと落ちてしまい、ブロックノイズどころか画面は真っ黒のまま… アンテナの向きを調整してみたものの、映る状態には程遠く、どうしても電波強度が上がりません。

 スカイツリーでアンテナの調整を行って、飛びすぎるMXTVの電波を抑制したのでしょうか。それとも我が家のムカデアンテナが古くなって受信性能が低下してきているのか… 実際のところどうなのかはわかりませんが、突然映らなくなったことと、他のチャンネルはこれまでどおりであることを考えると、何らかの技術的な操作が行われたのではないかと思っています。どうしてもMXTVを視聴したければ、地元のCATVと契約をすればよいのですが、地上波にカネなんぞを払う(衛星でも払いたくない)のもばかばかしいので、仕方ないことととあきらめました。

 その代わりに、アンテナを熱海方向に向けて、静岡方面のテレビチャンネルを視聴しています。こちらのほうも、電波強度はなかなか厳しいのですが、MXTVに比べるとまだマシです。全中番組の時間以外は在京キー局とは異なる番組をキャリーしていることも多く、テレビ番組選択の幅が広がりました。ただ、そもそも大好きなラジオですらなかなか聴く時間がないのに、テレビなどを視ている時間が十分あるわけでもなく、ひょっとして無駄な努力なのかも… と思ったりして(笑)。MXTVも映らなくてもそんなに影響はないということだったのか… とはいえ、「より遠くの電波を受けたい」というDXingで培われた性(さが)は治りそうにはありません。

5月14日(土曜日) 冨田勲さん逝く

 少し前のことですが、日本を代表する音楽家の一人、冨田勲さんが亡くなられました。朝日新聞は: シンセサイザーを使った電子音楽の第一人者で、音響作家としても世界的に知られた作曲家の冨田勲(とみた・いさお)さんが5日、慢性心不全のため東京都内の病院で亡くなった。84歳だった。 と伝えました。

 冨田さんの作品には、NHKの「きょうの料理」「新日本紀行」などの番組テーマや、70年代に一世を風靡したシンセサイザー演奏によるクラシックの名曲集など、強く印象に残る、そして皆が知っている楽曲がたくさんあります。わたくしも、高校生のときに冨田さんのシンセサイザー演奏によるドビュッシーの「月の光」を収めたLPレコードを買って、その音の面白さに惹かれたものです。

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 音楽家であると同時にテクニカルな部分にも興味を持ち、シンセサイザーを駆使して新しい世界を開拓した功績は大きいと思います。そんな冨田さんですが、あまり知られていないラジオに関係したエピソードがあります。

 NHKが1954年から放送した「立体音楽堂」という番組がありました。ラジオ第1とラジオ第2の電波を使ってそれぞれラジオ第1が左チャンネル、第2が右チャンネルの音声を放送し、同時受信をすることでステレオ放送(立体放送)として聴くことができるという画期的な番組で1966年まで続いたと記録が残っています。1952年からこの方式でのステレオ番組は随時放送されていたのが、1954年から定時番組として「立体音楽堂」が放送されていました。

 わたくし、幸運なことに、仕事で冨田さんにお目にかかってラジオ放送の思い出について話をうかがったことがあります。いまから11年前の秋のことでした。品川にあるオフィスにお邪魔して話をうかがったときに「ラジオ放送の思い出で一番印象に残っていることは?」という問いに対して、冨田さんは即座に「立体音楽堂」が一番印象に残っていると、当時の思い出を熱心に語られたのがとても印象的でした。冨田さんご自身が「立体音楽堂」の「仕掛け人」の一人だったというお話をされていました。とても愛着ある番組だったとのことでした。

 この「立体放送」を受信するためのステレオセットが、わたくしの小学校のときの先生のお宅や、友人の家に置かれていました。大きなステレオセットで、前面パネルの左右に別々のチューナーが組み込まれていました。短波もついていたと記憶しています。AMのチューナーは別々にチューニングができ(当然のことながら)ました。当時は、なぜこのようなステレオ装置が存在するのかを知らなかったので、とても不思議なものを見たと感じたものです。FM放送の登場までの間、AM立体放送がかなりの人気だったということが、先生や友人の家のステレオセットからうかがい知ることができました。冨田さんはラジオ放送発展においても功績を残されたと言えるでしょう。

 こうしたエピソードを思い出し、ご冥福を祈りながら、シンセサイザー演奏の「月の光」を聴くことにします。

5月13日(金曜日) いったいどうなっているんだろう?

 テレビを視ていたら、東京都知事が会見を開いて公金の使いみちについてあれこれと支離滅裂な説明をしていました。その内容については各種報道ですでに伝えられている通りですが、あんな説明がまかり通るなら、この国のモラルは完全に破綻していると思わずにはいられません。

 正月に旅館で公務… たいへん結構です。私も正月に旅館で出張業務をして経費計上したいです。温泉で会議したいです。回転寿司店で会議したいです。カウンター席だったらもっと有意義な議論ができるかもしれません。

 クルマ屋さんも大変な状態です。もともとメーカーが出している燃費情報なんてものは、参考程度にしかならないと思っていましたが、それにしてもデータの不正がずっと続いていたとは驚きです。いまどきあの会社の車に乗るような人がいたこと自体が驚きでしたが、これも酷い話です。

 そして東京五輪の裏金問題。こちらも大変な問題だと思います。得体の知れない連中に大金(これは税金から出ている?)が支払われて… 賄賂ですかね。2020年の五輪は、もともとあの総理が「原発の排水は完全にコントロールされている」などとウソ八百並べて招致活動をしたところから胡散臭かったわけですが、その後もスタジアムの問題、ロゴの問題等々、ケチがつき続けています。アフリカ諸国の票のとりまとめのための裏金だったという話もあるようですが、いずれにせよ呆れるばかりです。そして、この話しには、現政権を支えている広告代理店がからんでいるという話もでてきています。こうなったらいっそのこと、五輪は返上してはどうでしょうかね。五輪を東京で開いて欲しいと思っている人はどれぐらいいるのでしょうか。

 そのほかにも酷い話、呆れる話はいっぱいあるので書ききれないほどですが、それにしても一連の報道についてえもいわれぬ違和感を抱いているのは私だけでしょうか…

 東京都知事のカネに関する問題については、各報道機関とも面白くショーアップして伝えています。民放のワイドショーでも知事会見を生中継していましたし。でも、変だと思いませんか?東京都知事の問題よりももっと重篤なカネの問題が国会議員周辺からポロポロでていたときには、こんなに面白おかしい報道があったでしょうか?昨日の夜はNHKですら23時からのニュースであれこれ伝えていたのと、疑惑が取りざたされた後病院に雲隠れしている某大臣に関連した報道との温度差はいったい何から来ているのでしょうか?都民税の無駄と国税の無駄とを比べると、後者のほうについても皆がしっかり検証すべきだとおもうのですけど、うやむやに逃げられてしまっていて、メディアもそれを追及していないと感じるのは私だけでしょうか。

 放送は、時の政権に楯突くと「放送法」の拡大解釈によってペナルティーを食らわされるという恐れがあり、忖度してしまっているのではないかと感じます。東京都知事は政権とは距離があるし、そもそもどのような報道をしても知事サイドからは「放送法」をカサに圧力がかかってくるようなことはないから、あのような報道ができているのでしょうか。だとすれば、メディアは完全に「弱いものいじめ」体質ですし、権力に完全に牛耳られてしまっていると思わざるをえません。

 ネット上の意見投票で「日本のメディアには自由があるか?」という問いがあって、それに対して多くの人が「自由がある」と回答していたのには驚きました。芸人の楽屋話であれこれくだらない話題を自由に話して、それを放送したり、ゴシップ話をダラダラと放送したり… そんな情報が氾濫していることが報道の自由だと勘違いしている人びとが少なからずいるようですが、それはとんでもない間違いだと思います。

5月12日(木曜日) 普段の習慣

 出勤するときに普段は身に着けている腕時計を忘れてしまいました。最寄り駅に着いて時間を見ようと腕を見てみたら、時計がない。なんとなく駅まで自転車に乗っているときに左腕がスースーしていたのですが…

 たかが腕時計とはいうものの、それがないと左腕が軽くなったような不自然な感じがします。ついつい時計をみる仕草をしてしまいます。習慣とは恐ろしいものです。

 この話と関連することですが、携帯電話も忘れたり、普段と違うところに入れると違和感があります。わたくしは今なおガラケーを利用しています。ガラケーはズボンの横ポケットに入れていますが、何かの拍子に鞄や上着のポケットに入れて歩くと、ズボンが軽く感じられて不自然なのです。

 昔、ドリフターズのコントで、文明開化時期に元武士が街に出歩く際に、刀を持ち歩けなくなったためにバランスがとれない様子を面白おかしく演じるシーンがありました。道を歩く男たちがみなバランスを崩しながらヨタヨタと歩いているシーンは笑えました。結局ドリフのコントでは、脇差のかわりに大根をさして歩くことで決着… というストーリーでしたが、腕時計を忘れた感覚は、そんなコントのシーンを思い出させてくれました。

5月7日(土曜日) インド 短波国際放送から撤退か?! ではDRM放送はどうなる?

 ABU(アジア太平洋放送連合)のホームページに気になる記事が5月3日付けでアップされています。AIR(All India Radio)の上部組織にあたるThe Board of India’s national broadcaster Prasar Bharatiが、「コストパフォーマンスの悪い短波国際放送をやめて、インターネットへの意向を検討している」という話です。

All India Radio Broadcasting House


 記事の中では、国際放送部門の関係者の話として、インドにおいては短波国際放送の送信経費が年間1500万米ドルかかっており、そのうち1424万米ドル相当額が短波の送信施設のメンテナンスに、そして残りが人件費や番組制作費に充てられているるという数字が紹介されています。

 インドの短波国際放送が廃止される時期などについては不明ですが、All India Radioまでが短波からの撤退を余儀なくされそうな雲行きだということには考えさせられてしまいます。なお、記事を読む限りでは国内向け短波放送についても廃止が検討されているのかどうかはわかりません。

 時期がいつになるかは別として、AIRが短波国際放送を廃止するとなると、いま世界で数少ないDRMの推進者としての立場はどうなるのでしょうか。DRM放送は国内向けに限る、しかも中波に限るという選択になるのでしょうか。

 今後のインドの動きには要注意です。

 オリジナルの記事は ここをクリックすると飛べます。

 

5月5日(木曜日) あっという間の7日間でした

 4月29日からの7連休(5月2日を休みました)があっけなく終わってしまいました。ことしは(も)特にどこへ行くということもなく、ゴロゴロしているうちに、何もしないまま時間が流れてしまいました。

 とはいうものの、まぁ少しぐらいは家の仕事もしないとバチが当たるというものです。ことしの大型連休は天気が比較的よかったので、前半は庭仕事をして家庭菜園に苗を植えました。なす、トマト、キュウリ、ピーマン、ネギ、紫蘇、ジャガイモ、ミント、バジルなどの苗が育っていくのを楽しみにしたいと思います。そしてもうひとつ、庭の植木が風で傾きかけたので支柱を立ててやりました。こちらはプチ大工仕事ですね。

 テレビを見ていると、高速道路はUターンの車で強烈な渋滞となっているようです。こんなときに敢えて遠出するのもバカバカしいので、まぁ家にいて正解だったかな~と...

 明日の金曜日は出勤して溜まっている仕事を片付けてきます。そうするとまた土日... ほんとうに連休の最後の2日となります。時間を有効活用しなければなりませんが、果たしてどうなるか。たまには温泉にでも出かけてのんびりしたいのですが、いろいろな事情でお愉しみはしばしお預けなのです。

 そんな、ちょっとばかりグータラで、ちょっとばかり不自由な連休も、ちょっと家の外に目を転じると、季節感に満ちています。我が家の周りには夏みかんやゆずの木がけっこう植わっていて、夜になると柑橘樹の花のかぐわしい甘い香りがあちこちから漂ってきます。夜の気温も寒くもなく暑くもなくちょうどよい具合で、本当に心地よい夜を楽しむことができます。

5月3日(火曜日) 心配していたことが…

 いましがたTBSラジオのワイドFM放送(90.5MHz)で「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」を聞いていたら、なにやらガサガサノイズが混入してきました。もしやと思いラジオのダイヤルを回してみたら、周囲は中国語FM局がびっしり出ているではありませんか。そうです、すでにEスポのシーズンがとっくに始まっていたのですね。

 ワイドFM放送が始まったときには、中波ラジオ局の受信状態がよくなることが期待され、我が家でもそのメリットは大きかったのですが、夏のEスポのシーズンはどうするんだろうとずっと心配していました。それが現実のこととなりました。やはりFMですから弱肉強食の世界。我が家のように東京スカイツリーから直線距離で60キロメートル離れると、海外局が混信してくると場合によってはやられてしまうのです。我が家では94.6MHzの茨城放送も受信できるのですが、こちらのほうはかなり混信が気になります。

 94.6MHzから少し上の94.9MHzで、1210JST過ぎに"Yes FM"のIDが出ました。揚州音楽広播 Yes FMのようです。本土のFM放送も垢抜けています。

 ワイドFM放送を開始する際には、こうした季節の海外からの混信も想定に入れていたとは思うのですが、災害時の情報伝達手段+受信状況の改善を目指していたはずのワイドFM放送がこのような状況になるとは、なんとも困ったものです。

5月1日(日曜日) メーデー記念の古いレコード

 毎年5月1日になると、思い出したように古いレコードを引っ張り出して聴いています。レコードはソ連のメロディア社製のLPで、1986年に「メーデー100年記念」で発売されたものです。今はなき神保町の「新世界レコード」で見つけて手に入れたものです。

May Day 100th


 70年代のモスクワ放送でよく流れていた「五月のモスクワ」という楽曲などが収められています。モスクワ放送の日本語番組の合間に、この曲をモチーフにしたチャイムのBMが流れていたこともありました。この歌、かつて「歌声喫茶」などの場所では有名な歌だったそうで、いわゆる「うた本」にも日本語の歌詞つきで掲載されているのだそうです。YoutubeでМосква Майскаяで検索するといろいろなヴァージョンを聞くことができます。

 ソ連を好きか嫌いかは別にして、このアルバムを聞くと5月がやってきたことを実感するとともに、冷戦時代当時のことを思い出します。

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