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2017年05月 Archive

5月28日(日曜日) 1979年のきょう どんな局を聴いていたか

 昔のLOGを引っ張り出して、いまから38年前!!! 1979年のきょうの受信記録を見てみると、やたらとハイバンドが好調だったことに驚きます。もともと自分は殆どハイバンドばかりを聞いていたものですから、ローバンドの状況は記録からはうかがい知ることができないのですが、19メーターバンドよりも高い周波数のオンパレードです。中には11メーターバンドでの受信も含まれています。

 1979年というと、2月にイランでイスラム革命が起きたり、年末にはソ連がアフガニスタンに侵攻するなど、世界史に残るできごとがいくつも起きた年でした。しかし、自分のLOGにはイラン関係の受信情報は見当たりません。NIRTがIRIBに変わったあとの受信記録は我が家にCRF-1がやってきた79年12月以降のことになります・・・

JST
0030 15240kHz Radio Yugoslavia  English 33433
0700 15315kHz RAI English 42432 (Radio France Intl.の混信)
0700 9710kHz RAI English 23432
0700 15320kHz ORF Spanish 34443
0700 15310kHz Radio Sofia Bulgarian 43433
0730 26095kHz VOA English 35443
1400 21545kHz Radio Kuwait Arabic 25342
1400 21575kHz ORF German 25432
1400 21500kHz IBA-Israel English 34433
1500 21460kHz RTBF French 24342
1545 21465kHz Radio Berlin Intl. English 25342
1550 21500kHz ORF German 25332
1550 21610kHz ORF German 42432 (Radio Japanの混信)
1550 21735kHz ORF German 25422
1600 21520kHz Swiss Broadcasting Co. English 34333
1700 21495kHz Finnish Radio Intl. Finnish 24332
2000 21690kHz Radio Sweden English 34443
2000 21720kHz Radio Free Europe Czechoslovak 32432
2000 21665kHz Radio Free Europe Polish 34443
2020 21650kHz DW Japanese 44443
2030 21540kHz Radio Berlin Intl. Hindi 34343
2100 21535kHz Radio RSA French 33443
2100 25790kHz Radio RSA French 25332
2330 21480kHz Radio Netherlands English 45444 Happy Station Show
2350 21565kHz IBA-Israel Russian 33432 (jammed)
2355 21590kHz BSKSA Arabic General Prgr. 34433

Radio Berlin Intl.

 1979年というといわゆるBCLブームもピークに達しようという時期でしたので、この頃のことを覚えておられる方も多いのではないかと思います。受信できる局数、伝播状態、とくにデジタルノイズレベルの高さなど、当時と比べると隔世の感がありますね。

5月27日(土曜日) ラマダーン始まる…

  • Posted by: KAUNAS
  • 2017-05-27 Sat 23:06:52
  • 未分類
 イスラム暦の第9番目の月、ラマダーンが始まりました。これからおよそ1ヶ月の間、ムスリムは日が昇っている間は飲食をしない「断食」を行います。

 よく「ラマダーン=断食」だと勘違いをしている人がいますが、「ラマダーン」は月の名前で、断食を表しているのではありません。また、中には断食の間は昼夜問わず飲食をしないのかと思っている人もいるようですが、冒頭でも書いたとおり日没から日の出までの時間は飲食してもよいのです。

 イスラム暦は太陰暦ですので、太陽暦を使っている我々の暦とはずれが生じます。毎年およそ10日ほどずつイスラム暦が早まっていきます。ちなみに去年のラマダーンの初日は6月6日でした。なので、ここ数年のラマダーンは夏至を含む約一ヶ月ということになり、日没から日の出までの時間がもっとも短い、逆を言うと飲食ができない時間がとても長い時期にあたります。イスラム諸国ではそうした状況があらかじめ織り込み済みで、そもそもラマダーン月の間は仕事も時短モードになります。逆に、夜明け前ギリギリまで飲食をすることになりますから、皆宵っ張りになるため、ラジオやテレビの放送は特別編成で夜中まで放送が行われたりするのです。もっとも、最近は24時間放送が標準になってきているので、延長放送という概念は薄れているかもしれません。

 でも、日本をはじめ非イスラム諸国にいるムスリムたちは結構大変です。この時期、午前3時過ぎには日が昇り、午後7時ごろまでは飲食ができないので、宵っ張りを決め込んでも、次の朝にはちゃんと仕事が待っています。当然のことながら仕事の効率は激落ちになってしまいます。コーラン(クルァーン)には病人や旅行者は断食をしなくてもよいというくだりがあります。日本にいるムスリムで日本で仕事をしている人びとの中には、滞日期間中を「旅行中」と読み替えて(!)断食をしない人も少なくありません。

 このラマダーン月の断食について、私が抱いていた疑問をムスリムに訊いてみたことがあります。それは「北欧など緯度が高い地域のムスリムは、夏の白夜シーズンには全然飲食ができないことになるが、どうしているのか」という質問でした。結論からいうと、こうした地域のムスリムは自分の出身国のイスラム教モスクなどが出している礼拝時刻表(日の出、日没などに合わせたタイムテーブルがある)に従うということでした。ですから、白夜のもとでもブレーク・ファスティングをする(イフタール といいます)時間は確保されているということなのです。その逆に冬至ごろの真っ暗な時期も、ずっと飲食をしていいのではなく、タイムテーブルに沿った時間で断食をするということなのだそうです。

 ちなみに、私自身は1983年のラマダーン月にチュニスで断食を試みました。およそ半月が過ぎた頃に帰国日が来てしまったので、結局半分だけ断食をしただけに終わりました。夕方、日没の礼拝の合図(アザーン)が町中のモスクから流れる瞬間を息を潜めて待つ… チュニスの夏のラマダーンの雰囲気を思い出します。

5月23日(火曜日) Radio Kuwait 短波復活へ!

 先日WRTHのA17国際放送スケジュール(ウエブ上でPDFヴァージョンが見られます)を見ていたら、Radio Kuwaitの項目に英語放送のスケジュールが掲載されていました。インターネットで調べてみたら、世界の短波ファンが受信音をYoutubeにアップしています。JST0300-0600に15540kHzで英語放送が受信されています。

 そういえば、このブログにRadio Kuwaitからカレンダーが届いて、その中に短波送信のスケジュールが含まれていたので「どうするつもりなんでしょうか?」と書いたばかりでした。改めてRadio Kuwaitのカレンダーのスケジュール表をチェックしてみると、確かに0300-0600JSTの時間帯に英語放送が15540kHzでリストされています。

 しかし、午前3時から6時というと、私は完全に眠っている時間で、わざわざ起きて聞く気にもなりません 笑。そこで、それならば直接Radio Kuwaitの技術部に連絡して、とっとと真相を明らかにしようではないかと、先ほど電話で取材してみました。電話に出たのは、Radio Kuwaitの技術局周波数モニタリング部の担当者でした。

 電話での問い合わせに先方が答えてくれた内容は:
 1.Radio Kuwaitは15540kHzで英語放送を行っている。ただし、これは欧州向けのテスト送信である
 2.スケジュールはカレンダーに印刷してある内容が正しい
 3.まもなくスケジュールに沿った短波送信を開始する。詳しい日程はまだ決まっていないが「まもなく」である
 4.現在クウェート政府当局の(情報省の)許可を待っているところ
 5.再開するスケジュールの中には当然のことながら極東・日本向けの送信も含まれている
 6.短波送信にはDRMでの送信も含まれている。日本でDRMラジオは出回っているか?もし持っているなら聴いて欲しい
 7.受信報告を送ってくれればQSLを喜んで発行する

といった話でした。送信機の整備と周波数運用許可が完了したら短波を復活させるとは… なかなか侮れません。短波送信がフルスケジュールで再開される日を待ちたいと思います。その際にはみなさん、受信報告を送ってあげてください。極東・日本向けの送信はもっぱらアラビア語で行われますが、それでも受信報告の数がまとまれば放送局側でも手ごたえを感じでくれると思いますので。

 それにしても、送信施設の整備の間、完全に短波の送信を止めてしまうとはなかなか大胆なことをやってくれました。送信が再開されるタイミングをみて、また技術局に取材をかけてみたいと思います。 続報はまた近々!

5月21日(日曜日) 「…スポラディックE層と呼ばれる…」

 古いテープの整理、続けています。

 きょう引き出しの中から出てきたテープに、なんとNHKのニュースの一部が録音されていました。当時タモリが流行らせた「つぎはぎニュース」の材料にでもしようと思っていたのでしょうか。記憶がないのですが。

 その中に、Eスポに関する項目が含まれていて驚きました。ニュースを録音したのは1981年6月ごろとなっています。NHKはEスポについてたびたびニュースなどで周知をしていますが、この録音もそうした周知のひとつです。

 1981年当時、関西に在住していた私は、中国、韓国、北朝鮮、台湾、ソ連から飛んでくるFMの電波を必死に受信したことを思い出します。中国局の開始部分の受信音は我がHPの「インターバルシグナル」のページで公開しているので一度お聞きになってみてください。

 というわけで、きょうはNHKニュースの音を少しだけ: Eスポの発生を伝えるNHKニュース

5月20日(土曜日) この季節が来れば思い出す…

 毎年この季節になるとなぜか思い出すのが、35年前、1982年3月~6月のフォークランド諸島(マルビーナス諸島)をめぐるアルゼンチンと英国との戦争(フォークランド紛争)当時のRAEアルゼンチン国際放送のことです。このとき、アルゼンチン国際放送RAEは周波数を増やして特別体制で放送を行いました。

 日本語放送も日本時間19時から2時間の放送となっていました。周波数も一時期5つの波を使用していました。通常の番組は中止され、「マルビーナス行進曲」を挟んでニュースと解説が繰り返されました。私は、11710kHzが比較的安定していたのでRAEの日本語放送を時々聴くようにしていました。日本語アナウンサーの高木一臣さんの「…この戦争に対する日本政府の立場が気になる…」という内容の解説を聞いて、アルゼンチンの日系人の置かれている立場に気づかされたりしたものです。

1982年5月のRAE日本語放送: RAE日本語1982年5月11日

 おそらく私がRAEの日本語放送をいちばん頻繁に聞いたのがあの時期だったと思います。ただ、手紙や受信報告は送らずじまいでした。

 結局82年3月に始まった紛争は、6月にアルゼンチンが降伏する形で終結しました。ちょうど戦況がもっとも緊迫していた時期の放送だったこともあり、いまも強烈な印象があります。

5月14日(日曜日) 夕方からEスポ

  • Posted by: KAUNAS
  • 2017-05-14 Sun 17:13:04
  • 未分類
 現在Eスポが出ています。日本のワイドバンドFM帯で放送している局のうち、当地で信号が弱い茨城や静岡の局が中国局の混信を受けています。全体にバンドの中がギュルギュルというFMの混信独特のノイズでうるさい状態です。

 さて、Eスポというと以前から約束していながら公開できていなかった、チュニジアのチュニスで遭遇したEスポの状況を録音したテープをデジタル化しましたので、一部をUPいたします。この録音は83年6月15日のUTC1100ごろのものです。西のポルトガル語地域から徐々に東にEスポの雲(そんなものがあるならば)が動いていく様子を録音したものです。もちろん、完全にきれいに西から東へというわけではなく、おそらく何度も波のようにEスポが押し寄せるので、東西の局が混在して聞こえたりもしています。私は半ばパニック状態になりながら録音を続けました。IDがとれた局は皆無でありますが。

 ファイルの容量の関係でほんの一部をUPします。録音の初めのところは、東のユーゴスラヴィアとFrance Interの混信、そして強烈な混信の中BBC Radio2のニュースにフランスが混信、そのあとドイツ語局、最後はオランダ語局が受信できて… という状態です。実際の録音は1時間ほどあって、最後はギリシャのERT2のISで幕を閉じるのですが、今回はフランスからオランダ(オランダあるいはベルギー)あたりの様子、そして最後のギリシャの受信音の2つのファイルをUPします。雰囲気の一端を感じていただければと思います。

 録音1(フランス→イギリス→ドイツ→オランダ): Sporadic E 1993 in Tunis
 録音2(ギリシャERT2): ERT2

5月13日(土曜日) どうするつもりなんでしょうか?

 もうひと月ほど前のことで、このページに書こうと思ってそのままになっていた話をします。

 ある日自宅のポストを見たら少し分厚めの封筒が入っていました。表には見慣れたクウェートの国章が印刷されていて、Radio Kuwaitからの郵便物だとすぐにわかりました。そもそもこのところRadio Kuwaitは短波送信を停止していて、撤退したとばかり思っていたものですから不思議な気持ちで封を切ると、写真のようなカレンダーが入っていました。毎年のことながら悠長な話で、クウェートからのカレンダーは3月以降に送られてきていたのですが、さすがにもう今年は送られてこないだろうと思っていたので驚きでした。
Radio Kuwait calendar 2017

 カレンダーをめくっていってもう一つ驚いたのは、休止(中止)になっているはずの短波送信のスケジュールが堂々と掲載されていることです。すぐさまRadio Kuwaitに「短波再開の予定があるのか?」とメールを送りました。残念ながら1か月経った今も返信はありません。あるいは、古いスケジュールをそのまま数年前の版からコピーしてしまったのか…。私にはどうもそのように思えてならないのです。
Kuwait fq1 Kuwait fq2

 数年前に米国のIBBが行った「短波聴取率」の調査によると、湾岸諸国の中でクウェートだけが比較的高い短波の聴取率を維持しているとの数字が出ていました。湾岸諸国といえば、アラブ中東地域でも屈指のデジタル先進地域です。そこでオールドメディアが健在だとはにわかに信じられない話なのですが、考えてみれば二つ理由があるともいえます。一つ目の理由は湾岸危機~湾岸戦争のときの記憶です。クウェートは1990年8月の湾岸危機で隣国イラクに侵攻されました。その際、最後まで抵抗の声を短波で世界中に送り続けたことはRadio Kuwaitの当時の職員たちの間で「誇り」として語り継がれてきました。また、イラクによる占領から解放後まで、クウェートの人びとは海外からの情報を短波ラジオに頼ったこともありました。こうした理由からクウェートでは短波放送に関する認知度が他国に比べて高いのではないかという話。そしてもう一つは、クウェートにはクウェート人だけでなく、むしろパキスタンやバングラデシュなどのアジア諸国からの出稼ぎ労働者が多数います。そうした人びとの中に衛星テレビではなく短波ラジオで祖国の情報を聴いているという人も少なからずいるらしいことも短波が健在である理由の一つなのだと思います。

 クウェートが短波送信機を更新しているとい話をどこかで聞いたことがありますが、もし将来的に短波が復活するとしたら、現在は全波停止の上で工事しているという期間なのでしょうか。それはそれで前代未聞ではあります。実際はどうなのか、もう一度Radio Kuwaitの周波数担当部に連絡してみようかと思います。

5月7日(日曜日) きょうで大型連休も終わりです

 ことしの大型連休もきょうで終わりです。私はカレンダーどおり5月3日から5連休をいただきましたが、南関東地方は毎日好転に恵まれたおかげで洗濯、掃除がはかどりました 笑  特にどこに出かけたわけでもないところが悲しいところですが、毎日の緊張をしばしほぐしてのんびり過ごすことができました。

 さて、大型連休企画として(?)続けてまいりました「昔の録音公開します」←そんな名称だったっけ? ですが、最終回となるきょうはみなさまにあまり馴染みのない放送をひとつお届けします。少なくとも私にとっては、いつも9560kHzにリストされていながら日本ではクリアな受信ができたためしがないどころか、本当にオンエアされているのかどうかも怪しい放送であり続けたヨルダンのHKBSの英語放送です。
 
 受信日は1987年11月25日のUTC1700、周波数はFM99.0MHzです。このとき私はエジプトのカイロにいました。カイロでは近隣諸国のFM放送が対流圏伝播やEスポによって頻繁に、しかも安定して受信することができました。当HPのインターバルシグナルのページの受信音の中にもこうした伝播状態のおかげで聴くことができた放送がいくつかあります。このHKBSの英語チャンネルも対流圏伝播によって受信できた放送のひとつです。

 この録音を聴いてわかったことは、短波で聴くアラビア語メインチャンネルと同じニュースのテーマ音楽が英語放送でも使われていたということです。アラブ諸国の放送はメインのニュースの時間に必ずテーマ音楽を流してくれるので、たとえIDがとれなくてもその音楽で局名が確定できました。HKBSのニュースのテーマ音楽は、アラブ諸国の放送が流すニュースのテーマ音楽の中でも自分としては1、2位を争うかっこいい楽曲だと思っていました。でも、この録音を聴いて少しがっかりしたのは、どうやら放送局が使っているオリジナルテープがかなり疲労していて音が悪くなってしまっていたことです。アラブ各国の放送のニューステーマの中で、光っていた華やかさに翳りが出ていたのです。

 HKBSの英語ニュースの導入部の録音をお聞きください: HKBS English 99MHz

 なお、録音の中でバイクのイグニションノイズがうるさいのは、カイロ市街を走るオンボロ原チャリのせいです。FMで遠方の局を聴いているとこの手のノイズは本当に耳障りな存在でした。

 明日以降、またページの更新の頻度が低下する恐れがありますが、みなさまからのメッセージには必ず目を通しておりますので、何かご意見やご要望がありましたらいつでもどうぞ。 

5月6日(土曜日) 調子に乗ってもうひとつ昔の録音

 好評をいただいたので調子に乗ってまたひとつ昔の録音をUPすることにしました。

 きょうの録音は、私が大好きなRadio Kuwaitのイブニングニュースショー「夕刊 جريدة المساء」という番組の現地録音です。現地録音といっても、クウェート国際空港でのトランジットの間にラジオをつけたら偶然にもRadio KuwaitのFM周波数で聞くことが出来たという、幸運がもたらしてくれたサプライズでした。

 録音の日付は1983年7月9日。日本時間では10日の午前2時半です。ちょうど日本航空機の南回りJL464便(当時は南回りがあったのです)で、ローマ→カイロ→クウェート→バンコク→成田 と各駅停車で帰国するときの録音です。実はこの日、南回りのJAL便はカイロでの通関手続きのトラブル(エジプトの税関のミスで搭乗人数と通関人数が一人ずれていた)のために数時間の遅れが発生していました。定刻どおりのフライトだと、この音は録れていなかったことになります。

 この「夕刊」は、とにかくテーマ音楽と演出がかっこいい(と、当時は思っていました)のがお気に入りでした。毎日のニュースをまとめて伝えるとともに、GCC(湾岸諸国協力会議)加盟各国の放送局からのリポートが入ったりと、とてもジャーナリスティックな雰囲気でした。この番組でアラビア語の聞き取りの練習をしていました。

 録音はこちら: Radio Kuwait イブニングニュース 夕刊

 余談ですが、この放送を録音したテープを聞き返してみると、JAL464便の機内アナウンスも録音されて残っています。1983年当時のJAL南回り国際線(ローマ発成田行き)の機内アナウンス。航空機ファンの皆さんには面白いかも…

 

5月5日(金曜日) ご要望にお応えして

 先日の書き込みで「この種の録音は掃いて捨てるほどある…」などという大胆な言葉を発してしまったため(笑)、それに対して「じゃぁ、もっと面白い音を聞きたい」という要望をいただいてしまいました。

 このHP、ブログは基本的には中近東に軸足を置いていますが、もちろんメインタイトルに書いているとおり「世界」も対象にしているわけで、そういう意味ではラジオの世界なら日本から世界までをカバーしているわけです。というわけで、きょうは少し変り種ではありますが、皆さん(我々)が必ず聞いていた、しかし内容をあまりよく覚えていないかもしれない「モスクワ放送日本語放送」が1973年に放送した番組部分のさわりをお聞きいただきます。

 カセットテープが高価だった私の小中学生時代にあって、国際放送の録音はもっぱらインターバルシグナルとIDを集める手段でした。しかし、時に番組部分の録音が残っていて、改めて聞いてみるとそれなりに面白い話題も含まれていたことに気づきます。70年代のモスクワ放送の日本語番組も、退屈で面白くない番組ばかりだった記憶があるのですが、文化関連のテーマのときにはスタッフがインタビューに出かけたりもしていたことがわかります。放送全体があまりにも宣伝臭かったので、まじめに聞いていなかったのが少し残念に思えます。

 きょうの音声はモスクワ放送日本語の「ソヴィエト文化の時間」という番組です。毎週火曜日の22時台にオンエアされていました。

 音声はこちら: モスクワ放送日本語 ソヴィエト文化の時間

5月4日(木曜日) イエメンの受信音

 きのうこのページに書き込みをしたところ、メッセージをいただき喜んでおります。

 ファイルをMP3化したので、早速UPします。11770kHzのAden、夜のメインニュースの時間のTMとアナウンスの部分です。インターバルシグナルではないので、これまで公開してこなかった音源です。こんな音なら掃いて捨てるほど(笑)あります。

 音声はこちら: DYBS Aden 11770kHz

 ほぼ同時期に録音した北イエメンSan'aからの放送の音声もついでにUPします。

 音声はこちら: San'a 9780kHz

 イエメンが統一したあとの放送の音声は、インターバルシグナルのページでお聞きいただけますのでそちらをどうぞ。

5月3日(水曜日) えらく間が空いてしまいました ~ 南イエメンの放送の録音

 忙しさにかまけて更新をサボっていたら、知らぬ間に5月に入ってしまいました。4ヶ月ぶりの更新です。おかげさまでこちらは元気で貧乏暇無しを絵に描いたような毎日です。

 毎度のこと、我が家のカセットテープを整理していたら統一数年前の南イエメンのDYBS(إذاعة جمهورية اليمن الديمقراطية الشعبية)の録音が出てきました。受信状態は良好。1997年末、11770kHzでの受信でした。ちょうどニュースが始まるところからニュースの内容が録音されています。同じテープには、北イエメンのRadio San'aの9780kHzでの受信音も入っています。南北イエメンの統一という話が具体化し始めた頃で、自分にとっても南北イエメンの統一に興味が向いていたのでしょう。なかなか懐かしい録音です。

 その後、1990年5月にイエメンは統一を果たすものの、その後内戦が勃発。そのさなかにアデン近郊の送信所が攻撃されて、以来アデンからの短波はなくなりました。

 現在のイエメンは親イラン派のHouthi勢力が首都サヌアを実効支配していますが、泥沼の戦闘状態が続いています。アデンからの短波が出ていれば、反Houthi派のメッセージをラジオで聴くことができたのでしょうけれど。

 と、ここまで書いて、当然のことながら当時の音声をこのページにアップしようと思ったのですが、なんとこのブログではファイル形式が「サポートされていない」とのことで、あえなく断念します。近々MP3ファイル化したら、ご紹介することにします。

 

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