Home > 2017年09月

2017年09月 Archive

9月30日(土曜日) 目を覆いたくなるような…

この記事はブロとものみ閲覧できます
ブロとも申請
  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

9月28日(木曜日) BBCコリアン (続報)

 JST0030。BBCコリアンサービス、9940kHzを確認しました。信号はまぁまぁ強力ですが、妨害波のキャリアのためでしょうか、それとも送信所(送信機)のクセでしょうか、音声が小さく聞き取りにくい状態です。5810kHzもきょうはきのうよりもかなり信号が強力ですが、こちらも同様に音声は聞き取りにくいです。

 5810kHzのJammingはICF-2001Dで聞くよりもCRF-1で聞くほうが抑えられます。9940kHzはICF-2001Dのほうが若干聞き取りやすい感じです。

 いずれにしても、このような音質である上にJammingがかかっている状態で、果たして北朝鮮のリスナーに届いているのかどうかちょっと疑わしいと思ってしまいます。

<追記>
 放送はJST0030の20秒前から周波数アナウンス、そしてニュースと続きます。
 放送の音声はこちら:
 BBC Korean 28 Sept 2017 0030JST

9月27日(火曜日)  BBCコリアン 情報訂正

  昨日の書き込みでBBCコリアンの周波数を5810, 5830, 7530kHzとお伝えしましたが、BBCによると正しくは5810と9940kHzが使われていることがわかりました。訂正します。

 各方面からの情報では9940も聴取できているとのことです。但しjammingがかかっているということです。

 今夜も少しだけモニタリングしてみます。

9月26日(火曜日) BBCコリアン

 BBCのコリアンサービスが日本時間26日の0030から始まっています。周波数は5810kHz。放送は30分の番組を繰り返す方式で3時間行われています。0130からは中波での送信があり、周波数は1431kHzで、一時間の放送です。

 初日26日の0030から受信してみましたが、Jammingのために受信状態はあまりよくありませんでした。事前の情報では5830、7530kHzも使用するとのことでしたが、受信できたのは1波だけ。5830kHzでは強烈なJammingと、時間帯によってはVoice of Free Asiaの朝鮮語放送が受信できていました。7530kHzには何も出ていませんでした。

 このBBCコリアンサービスは、北朝鮮と外交関係がある英国がかねてから準備してきたもので、ウエブサイトは一歩早くオープンしていました。このほど短波と中波によるラジオ放送が始まったものです。ミサイル発射、米朝関係の緊張と東アジア情勢が厳しさを増す中でのBBCコリアンサービスの短波・中波サービスの開始はとてもタイムリーだといえます。朝鮮語放送といわずコリアンサービスという名称を使い、ニュースの中では北朝鮮を「北韓」と呼び、放送の中で出ている周波数アナウンスでは30分ずれた北朝鮮時間が使われています。このラジオサービスが北朝鮮向けであることは明らかです。

 ちなみに、コリアンサービスはネットではニュース部分がアーカイブ化されていますので、あとから聞くことができます。また、衛星ラジオ(フィード)が受信でき、こちらはJammingもなくクリアな音声で聴けます。

 それにしても、BBCに限らず北朝鮮向けの短波放送に対してJammingがかかるという事実は、かの国が短波放送の威力をそれなりに評価していて、かつ国内に短波を聞いている人たちが少なからずいると考えていることの証でもあります。英国のメッセージはJammingをかいくぐって北の人びとに届いているのでしょうか…?

<追記>
 日付が変わり27日(水曜日)の0030からの放送は、やはり5810kHzでのみ受信できています。状態はきのうの夜よりは少し良好ですが、やはりJammingがかかっています。ニュースのあとは英語講座"Essential English Conversation"の時間となりました。

9月25日(月曜日) RRIのライブストリーミング

 きのうのこのページで書いたRRIのライブストリーミングですが、HPの下の部分からライブストリーミング音声を聞くことができるようになりました。ブラウザの相性が悪かっただけのようです。

 このリンクからRRI PalangkarayaのHPに飛ぶことができます。プルダウンメニューから他の地方局の番組も聴取可能です。時代は変わりました。ついでにVoice of Indonesiaもこのプルダウンメニューから選択できます。

 HPのリンクはこちら: RRI Palangkaraya

 Happy Listening!

9月24日(日曜日) 3325kHzのインドネシア

 今しがたたまたまラジオの前に座って、低いバンドがどうなっているのかちょっと調べてみようとダイヤルを回してみました。

 すると3325kHzで軽快なポップスを流す曲を受信。当然のことながら北朝鮮の放送とはまったく異なる雰囲気。しばらく聞いているとRRIのアナウンスが出て、インドネシアだとわかりました。地名まではアナウンスされていなかったのでWRTHで調べてみたら、RRI Palangkarayaだとのこと。本当に久しぶりのインドネシアローカル局です。受信状態はこのバンドにしてはかなり良好で、SINPO44443程度になります。

 ウエブで調べてみたら、この局はインドネシアローカル局としては入門局といえる存在のようです。JST2000からはニュースとなりました。RRIのホームページからストリーミングオーディオを聞こうとしたのですが、落ちているみたいです。ネットで聞けない局をこのように短波で聞くのは、やはりなかなか楽しいものです。

 インドネシアのような島嶼国や、山がちの国、そして国土がとても広大であるにもかかわらず人口密度が低い国などでは、やはり短波放送はインフォメーション・デバイドの解消に一役買う場面がまだまだありそうです。

<追記> 20時09分と11分に地名入りのIDが出ました。CMの中でもPalangkarayaの地名が出ています。この都市はカリマンタン島の南部に位置し、カリマンタン州の州都です。よく日本まで電波が飛んできていると、地図を見ながら感心しています。

9月23日(土曜日) 早くも秋分の日 これから夜が長くなる

 気がつけばきょうは秋分の日です。あんなに暑かったことしの夏が遥か彼方に霞んでしまっています。時間の経つのがこんなに早いとは… そしてきょうを境に昼夜の長さが逆転し、夜がだんだん長くなってきます。秋の夜長…ってやつです。

 実は私は高温多湿が大嫌いでして、夏はとてもつらいのです。秋口になって気温が下がってくるとやはりほっとします。そしてついつい食べすぎてしまって体重が増えて… 毎年同じことの繰り返しです。

 ところで、きのうの日本時間午後3時半から北の国の放送が重大ニュースを放送するという情報があり、ラジオ(短波)で朝鮮中央放送を聴いてみました。世間でもひょっとするとあのキムさんが初めて自らの肉声で声明を読み上げるのではないかと期待が高まっていました。午後3時半、朝鮮中央放送が声明を放送し始めました。しかし残念ながら女性アナウンサーによる代読でした。例によっておしっこを漏らしそうなほど力んだアナウンスが始まり、米国の大統領のことを「火遊びの好きなチンピラ」だのと罵る、おおよそ一国の代表とは思えないほどの下品で軽薄な言葉の羅列がつづきました。まったく聞いているこちらが恥ずかしくなるほどでした。ちなみに、この声明の内容(朝鮮語)をなぜ理解できたかというと、この声明文自体はすでにいくつかのウエブサイトに掲載されていて、そのハングルをGoogleの翻訳にかけて日本語であらかじめ読んでいたからです。

 ラジオではキムさんは登場しなかったのですが、ではテレビのほうはどうか。ということで、午後3時35分過ぎから朝鮮中央テレビを見てみました。放送の開始はいつもどおり。国歌、キムイルソン将軍の歌… と続き、いつもと変わらない番組予告のあと、40分過ぎからあの有名な女性アナが登場し、ひときわ声を張り上げて声明を代読しました。ラジオ放送に遅れることおよそ10分でした。テレビとラジオとでは読み手が違っていました。

 まぁ米国と北との対立は解けないままなのですが、米国の大統領も品位というものを感じさせないし、北のチョコチョコピーも下品きわまりないし、メクソハナクソの応酬というところですね。ただ、キムさんは米国の大統領を下品な言葉の応酬の場に引きずり出すことに成功したという意味では、一枚上手ということが言えるかもしれません。外交では交渉のテーブルに米国と対等に座ることは叶っていないものの、事実上同じ土俵に米大統領を引っ張り上げたことの手腕だけは評価できるかも…

9月19日(火曜日) WRTHのバックナンバーの話

 先日WRTH(World Radio & TV Handbook)のバックナンバーを海外から輸入しました。Amazon.comから古本として届いたのはアメリカの図書館でDiscardとなった比較的程度のいいものでした。

 我が家には1970年版のWRTHから今年版までが揃っているのですが、なぜか2004年版だけが欠落していました。その理由はいまだに思い出せません。誰かに貸してそのままになっているのか、あるいはその頃はラジオに対する情熱が冷めかけていてWRTHは隔年で買えばよいという考えがあったのか、それとも買い忘れていただけなのか…

 Amazonで検索すると、なぜか2004年版はあまり出品されておらず、出品されていても結構な高値がつけられています。まぁ1年分欠落したとしても何も影響はないということで、そのままにしておく手もあったのですが、なんとなく書棚を眺めていたら気持ち悪くなってきて、一念発起して2004年版を手に入れようと思ったわけです。

 そして、結果は冒頭に書いたとおり。比較的状態のよい本が手に入りました。これでとりあえず47年(!!!!!)分がひと通り揃いました。本の厚さ、紙質、広告の内容、そしてもちろん収められている国や局の情報等々、いまと比べると隔世の感があります。聞いておきたかった、録音しておきたかった、受信報告を送っておきたかった という局がいっぱい載っています。やはり「その時」に対応しておかないと… 後悔先に立たずという言葉を改めて噛みしめ、現代の放送についてもなにかあったら上手に記録を残していきたいと思った次第です。

9月18日(月曜日) 暑い一日でした ~ またまた昔のLOGの話

 きょうは敬老の日だったのですが、仕事で埼玉方面に出かけていました。台風が過ぎ去って青空が広がり気持ちのいい一日でしたが、かなり暑かったです。

 さて、仕事から戻ってまた資料整理をしていたら、1974年の秋のLOGが出てきました。まだガキンチョの頃のつたない手書きのノートです。受信している局も一日にせいぜい数局というアクティビティーの低さ。学校の宿題やらクラブ活動やらの合間に世界の放送を聞いていたのですから仕方がないというものですけど。

 で、1974年のきょうの受信記録はたった1局、なんと「統一革命党の声」の英語放送を4120kHzで受信したというものです!何じゃこれは?という感じですね。よりによってなんで地下放送だったのでしょうか。ちなみに翌日の20時には15145kHzでRadio Free Europeのハンガリー語を受信していて、こちらはSINPO34333だと記録されています。多分「ハロー・ジーガム」の景品で送られてきたIS集のレコードに収められていたRFEのハンガリー語放送のISが、20時に流れたので確認ができたのだと思います。なかなか玄人はだしの選局だったような 笑

 私、この年からだんだんしっかりとLOGをつけ始めたようですが、一日に聞く局数が徐々に増え始めたのは1974年11月に入った頃からになります。記録を読み返してみると、それなりに今につながる聞き方をしているなぁ とは思います…

9月17日(日曜日) 昔のLOGの話

 このページでは昔のLOGの話をたびたびお届けしていますが、きょうは昔のLOGの話ではありますが少し毛色が異なるところを…

 私はかつてDXingをアクティブに行っていた頃、LOGを2種類つけていました。一つはリスト用でとにかく受信できた局の局名と周波数、受信状態等を次々と記入するもの。もう一つは番組の内容を書き取って、受信報告書を送れるように準備しておくものです。このHPで過去の受信リストを紹介しているのは、前者に記録されている情報をもとにしています。

 後者のLOGを眺めてみると、昔のニュースの項目などが記入されていて、往時の国際情勢がよくわかります。中学、高校時代のLOGではもちろん英語力が十分でなかったり、受信状態がさほど安定していたわけではなかったりと、その内容はいささか不十分だったりするわけですが、まぁそれでも頑張って聞いていたのだということがわかります。

 1978年の9月15日は、ORF Radio Austriaの英語放送"Report from Austria"の記述があり、日本時間の17時半から21555kHzで比較的良好に受信できていたことがわかります。

 その日のニュースでは:中東和平交渉で調印の見通し、ポルトガル議会混乱、ローデシア情勢報告 などが伝えられたとメモされています。5分間のニュースのあとは話題のコーナーで、オーストリア中央銀行の経済計画に関連する話題とタバコをめぐる問題、そしてサイクルスポーツに関連してゲストインタビュー と続いていました。この日は1748分からオーストリア民謡が2曲流され、52分から"Shortwave Panorama"のお知らせ、終了アナウンスとなったと記録されています。この日の21555kHzの受信状態はSINPO34433程度で、番組のおしまいまでエコーはかからなかったと記述されています。

 ほかのページには、この日の前後に継続的にORFの放送の受信状態のチェックをしていたことが記録されています。一週間後の9月22日にも17時30分の放送の内容の詳細な記述があり、中東和平交渉(調印が9月17日だった)後の動き、ナミビア問題をめぐるザンビア・ナイジェリア首脳会談、イランを襲った地震で2万5千人が死傷、ブルガリアの指導者がウイーン訪問… などのニュースが放送されていました。そのときの受信報告に対して送られてきたベリ・カードがこれです:

IMG_20170917_0001.jpg

 あの当時、ハイバンドが良好に受信できていて、局の技術部から様々な資料をもらっていたので、こちらからも継続的なモニター情報を提供していたことを思い出しました。

9月16日(土曜日) これが聞きたくて…

 私が世界の放送を聞く楽しみの一つが「インターバル・シグナル」であるという話は何度もしてきていますが、きょうは、学生時代にチュニジアのチュニスに行きたかった理由についてお話をしてみます。

 結論からいうと、RTT(Radiodiffusion Television Tunisienne)のニュースのテーマ曲を「生音で聴いてみたい」という不埒な(?!)動機があったからです(笑)。

 大学時代、留学先の選択肢は2つ。ひとつはエジプトのカイロ大学、そしてもうひとつがチュニジアのチュニス大学だったのですが、どちらを選ぶか決める際に大きなファクターになったのが、アラブ諸国の放送が流すニュースのテーマ音楽だったのです。ウソのような話ですが本当です。

 アラブ諸国の放送を聞き始め、各国の放送がニュースの前にそれぞれテーマ音楽を流していることに、インターバル・シグナルと同様の興味を抱いていた私は、インターバル・シグナルと同じようにニュースのテーマ曲をいかに良好な状態で収録するかに没頭していました。

 ご存知の通り、アラブ諸国の放送はその多くが国内向けのアラビア語番組をそのまま短波で世界に発信していましたので、インターバル・シグナルを流すのは放送が始まるときだけに限られていました。日本で受信できる時間帯は放送の途中なので、当然インターバル・シグナルは聞けません。そんな中、受信状態が悪くてもその局だと確認できる絶好の手段が「ニュースのテーマ音楽」だったというわけです。

 数あるニュースのテーマ音楽の中で比較的受信が難しくなかなかよい音が録れないものの、楽曲として結構印象的だったのがRTTのニュースのテーマ音楽でした。そこで考えました。「じゃ、チュニスに行ってあのニュースのテーマ音楽を現地録音してやろう」と。
IMG_20170916_0001.jpg

 というわけで、チュニスに実際に行ってしまったわけです。きょうは念願かなって現地でRTTのニュースの時間を録音した音声を公開します。RTTのニュースのテーマ音楽はその後もっと報道的(?)な楽曲に変更されてしまい、この思い出のテーマ音楽はもう聴けなくなっています。

 ちなみに、RTTのテーマ音楽以外に私はヨルダンのHKBS、カタールのQBSのテーマ音楽もお気に入りでした。HKBSはうれしいことに今も昔と同じテーマ曲を使用しています。ただ、音源はかなりヘタってきているようで、かつてのブリリアントな感じが失われていることは大変残念です。

 アラブ諸国の放送のニュースのテーマ音楽も、実は調べてみるととても奥が深いのですが、きょうはスペースの関係でここまで。また別の機会に話を書いてみます。

 ではおしまいに、私をチュニスに誘ったRTTのニューステーマ音楽を紹介しておきます: RTT Tunis News theme music

9月14日(木曜日) 35年前のできごと

 9月1日の本欄で20年前のできごととして英国のダイアナ妃の事故死を伝えるBBC WSの音声を公開しましたが、きょうは35年前のできごとの音声です。

 35年前の1982年9月14日、モナコのグレース・ケリー妃が交通事故で亡くなりました。車を運転中に脳梗塞を起こして崖から転落したことが原因だったとされています。当初は車の故障が原因と報じられていたようです。

 この日、私はチュニジアのチュニスにいたのですが、当日朝のBBCのニュースでモナコ王妃が亡くなったことを知り、Radio Monte Carloのフランス語放送を長波218kHzで聞いてみました。RMCは通常番組をすべてキャンセルし、もっぱらニュースとクラシック音楽を放送していました。当時はフランス語が殆どわからなかったので、とにかく流れている放送を録音しました。きょうは、その時のRMCのニュースの音声を紹介することにします。

 いま聞いてみると、これは10時のニュース(つまり日本時間では18時)で、グレースケリー妃の死去、事故の概要、と同乗していたステファニー公女の容態、グレース・ケリー妃の功績などが紹介されていることがわかります。ニュースのおしまいに、服喪のために通常番組をキャンセルし、ニュースとクラシック音楽を放送… というアナウンスが出ています。

 では35年前のきょうのニュース、グレース・ケリー妃事故死を伝えるRadio Monte Carloの録音をどうぞ: RMC 14091982

9月11日(月曜日) 北の国への軍事行動があるかどうかは…

 9月9日、北の建国記念日とされる日には幸いなことに特筆すべき軍事的動きはありませんでした。次は10月10日の人民軍創立記念日あたりが要注意だとの見方がメディアに出ています。果たしてどうでしょうか。

 米軍が北に軍事攻撃を行うかどうかの一つのめやすとなる可能性があるのが、ラジオ放送です。ご存知の方も多いと思いますが、これまで米軍が軍事的攻撃を行うときには対象国の上空に「空飛ぶ放送局」の異名をとるEC-130J型機(別名"コマンド・ソロ" 詳細はこのHPを参照: http://www.military.com/equipment/ec-130j-commando-solo )を飛ばして住民に向けたビラ撒きとメッセージ放送を行ってきました。2001年のアフガニスタン、2003年のイラク、2011年のリビアなどへの空爆に際してのメッセージ放送は記憶に新しいところです。アフガニスタンとイラクでは「Information Radio」という名称で音楽とメッセージを流す「放送」という体裁だったのに対し、リビアの時には海事無線と同じ周波数で警告を発する「無線」というかたちで送信が行われました。

 今回、北情勢が緊迫する中、米軍が空爆に踏み切るとしたらやはりEC-130Jを使用する可能性は無いわけでもないと思われます。ただし、北の場合は南の韓国に多くのラジオ送信所があるので、わざわざEC-130Jを飛ばさなくてもメッセージ放送は行えます。ここが中東地域の状況と異なります。

 万一EC-130Jが朝鮮半島上空を飛び始めたという情報が出てきたら、緊迫の度は一気に高まることになります。中東のときとは異なり、何か事があれば私たちに直接影響が及ぶ可能性もあり、ラジオのモニタリングを続けることができなくなる恐れも…

 きょうは9・11事件から16年にあたります。16年前の11月に受信したアフガニスタン向けの「Information Radio」の録音をきょうはUPしておきます。EC-130Jから放送されていた番組は、あらかじめ録音されている素材で複数のパターンがありました。ターリバーン時代に禁止されていたアフガニスタンの歌謡曲を流しながら、その合間にダリー語とパシュトゥ語で住民に向けて様々な呼びかけが行われました。ここにアップするのは、ダリー語によるメッセージで、ターリバーンとアル・カーイダ(ビン・ラーディンやアイマン・ザワーヒリ)がいかにイスラムの教えに反する行為を働いてきたか、人々の権利を抑圧してきたか などについて触れています。

 アフガニスタン向けの「Information Radio」は、ターリバーン体制崩壊後は航空機からではなく、カブール郊外のバグラム空軍基地とカンダハール郊外との2か所から放送を継続しました。この「Information Radio」について詳細に書き始めるとかなりの量になりますので、きょうはここまでにします。

 では、アフガニスタン向け「Information Radio」の一部をどうぞ: US Information Radio to Afghanistan
 

9月10日(日曜日) 諸口あきら氏死去

 私と同世代のみなさんで、関西圏(特に京都、滋賀)出身の方は諸口あきらという名前を知っておられるのではないかと思います。学生時代、KBS近畿放送(現KBS京都)の深夜放送番組「日本列島ズバリリクエスト」などで高石ともや、尾崎千秋氏らとともにパーソナリティー(金曜日と土曜日担当)として活躍していた方です。

 「ズバリリクエスト」は、小学校高学年のころからずっと聞いていた番組です。当時の近畿放送は東京発の「オールナイトニッポン」をまだキャリーしていない時代だったので、確か午前2時まで番組が続いていたと記憶しています。午前1時の時報の前後に自然発生的に始まったトークコーナーがありました。ニュースを読んだ近畿放送の局アナ山崎弘士アナウンサーがそのままスタジオに残って諸口氏と絶妙のやりとりがCMや時報を無視して続けられました。このコーナーをを楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。私もそんな一人で、中学生の頃、諸口・山崎コンビが出演するステージを見に(たしか諸口あきらの歌が第一部で、諸口・山崎のコーナーが第2部というすごいコンサートだったような)コンサートホールに出かけたこともありました。

 その後「ズバリリクエスト」が終了し、諸口氏はしばらくテレビやラジオには出演していなかったとのことですが、その後ふたたびMBS毎日放送などに出演するようになったとのことです。私が関東で仕事をするようになってからは、ずっと諸口あきらという名前を忘れていましたが、きょうのニュースで訃報を知り、一時代を築いた人がまた一人亡くなったことに寂しさを感じます。

http://news.livedoor.com/article/detail/13592743/

 70年代前半に「深夜放送ファン」という雑誌があり、その後1974年に「ラン・ラジオ」と名前を変更しました。74年8月号の「人気パーソナリティー」のコーナーに高石ともや氏と諸口氏が二人で並んでいる写真が掲載されていたのを思い出しました。御冥福をお祈りします。

9月10日(日曜日) 現地録音シリーズ Radio Monte Carlo の巻

 懐かしの現地録音集を久しぶりにお届けします。きょうの録音はRadio Monte Carlo(RMC) Middle Eastの終了時をカイロで録音したものです。1987年の秋の録音です。周波数は1233kHzでキプロスからの送信でした。

 RMCは現在はRadio Monte Carlo Duwaliyyhahという名称(DuwaliyahというのはInternationalという意味です)で放送しています。かつてはRMCのアラビア語チャンネルは24時間放送ではなかったので放送終了時にはモナコ国歌が流されていました。この1233kHzは比較的頻繁に日本でも受信されていたように記憶しています。もちろん地中海地域ではこの放送はかなり良好に受信できていて、ニュースも頻繁に放送されていたので人気のある放送局でした。

 RMCはもうひとつ、フランス語チャンネルを持っていて、こちらも地中海沿岸では良好に受信できていました。

 では、RMCの1233kHzアラビア語放送の終了時の音声をどうぞ: RMC 1233kHz signing off

9月9日(土曜日) 太陽フレアの影響

 太陽フレアの影響が通信、電力等に出てくるのではないかと心配されています。幸いなことにいまのところトラブルが発生したという情報は届いていませんが、今しばらく注意が必要だとのことです。

 昨日の午後ときょうの午後、15515kHzのRadio Kuwaitをモニタリングしてきましたが、通常と変わらない安定した受信状態でした。8日の17時台は「金曜昼の礼拝」とコーラン朗誦。9日の17時台は「昼の礼拝」が放送され、その後は予言者伝(ハディース)の時間となりました。デリンジャー現象などの異常は私がモニタリングしていた時間には発生しなかったようです。

SN3V0406.jpg

 しかし、太陽フレアの影響かどうかはわかりませんが、日本で地震が3回(九州、秋田×2)とメキシコで大きな地震が1回発生するなど、なぜか地震が頻発しているような気がします。地球の磁場が乱れているという話をきくと、気になってしまいます。

 きょうは北の国の建国記念日とされる日ですが、いまのところは飛び道具を使っている様子は伺えないようです。ミサイルを発射して万一太陽フレアの影響で人や船舶などに影響が出たら大変です。キムさんならわざとグァムかどこかに、つまり米国か日本の領海内に着弾させて「すまぬ!フレアの影響で目標がずれた」とうそぶくことも考えられなくもありませんが…

9月8日(金曜日) 騙されてはいけない

 ある新聞記事から:

民進党の山尾志桜里元政調会長(43)の離党届提出の背景には、7日発売の週刊文春による山尾氏と既婚男性との交際報道が、10月22日投開票予定の衆院3補選に悪影響を与えかねないとの判断があった。


でもそんなことどうでもいい。不倫なんてどーせ政界では珍しいことでもないでしょう。それよりもこの問題でうやむやになっていくもっと大きな問題があります。この不倫問題を大きくすることで得をする連中がいます。国民の目を逸らそうというメディア戦略でしょうけれど、私たちは忘れてはいけません。

9月7日(木曜日) 笑わせるニュース

ある新聞にこんな記事が…

トランプ氏は電話会談で韓国に数十億ドル(数千億円)相当の装備品を売却すること
を伝達した。同氏は5日、ツイッターに「日本と韓国が米国から、大幅に増額された
最新の軍事装備品を購入することを許可する」と投稿した。


でも、そうじゃなくて…

トランプ氏は電話会談で韓国に数十億ドル(数千億円)相当の装備品を買えと強要し
た。同氏は5日、ツイッターに「日本と韓国に米国は、大幅に増額された最新の軍
事装備品を購入させる」と投稿した。渋る韓国に「あいつらは物乞いのようだ」と怒っ
てみせた。ポチはここぞとばかり兵器を買い漁ることにすると即答した。

だろーが。ふざけちゃいけない。

9月4日(月曜日) 昔のNHKテレビテーマ音楽

 短波ラジオでインターバルシグナルや放送の開始・終了部分を録音しまくるようになったのが、私が小学校6年生になった頃でした。

 しかし私はもともとテーマ音楽だとか信号音というものにとても興味を持っていました。短波ラジオを聞くようになる前、小学校4年生の頃に一時期NHKのテレビ番組のテーマ音楽を録音しまくっていた時代がありました。テレビにテープレコーダーをつないで、番組が始まると同時に録音ボタンを押すという緊張感にあふれた(笑)作業をしていました。

 まぁ、そうした作業がその後の膨大なラジオの録音につながっていったわけです。

 そんなわけで、きょうはそのようなNHKのテレビ番組のテーマ音楽の中から、なつかしい音を少しだけ紹介することにします。YOUTUBEなどを見ていると、同じような趣味の人がたくさんいたことがわかります。なので、さほど珍しくないかもしれませんが、とりあえずどうぞ。

 テレビ中国語講座 のテーマ 「北風吹いて」: テレビ中国語講座
 
 みんなの科学 のテーマ: みんなの科学

9月3日(日曜日) 空虚な言葉の繰り返し

 さきほど北のキムさんが核実験を強行したらしいというニュースが飛び込んできました。かの国の建国記念日を前に、暴走は止まりません。まったく正気の沙汰とはいえない凶行です。

 一方日本は、情報収集、断じて容認できない、強く抗議…という空虚な言葉を繰り返すばかりで、何も打つ手がない状態です。それを見透かされています。外交的、政治的には無力です。

 断じて容認できない というなら、じゃ何をするのかを国民に知らせてほしいものです。情報を集めて何をするのかも知りたいです。だいたい北が何か打ったとして、それから国民に情報を提供したとしても、飛んできてしまった後では何も役に立ちません。いくら「強く」抗議をしても聞く耳を持たない相手には通じません。こうした状況が生じないようにする、武力衝突が起きないようにするのが外交、政治力です。ならば従来の手法ではなく、どのような新しい対応で臨むのでしょうか。

 他方、こうした緊張状態のおかげで、トランプさんは大量の兵器をポチに売りつけることに成功しています(表現が正しいかどうかは別として)。民放テレビでビートたけし氏が「実はトランプさんとキムさんは裏で手を結んで危機感を煽るだけ煽って商売しているのでは…」などという冗談を言っていましたが、こうした謀略説すら「そうかも」と思わせてしまうような状況です。

 ニュースを見聞きするにつけ、ことばが上滑りするばかりのこの国の代表の姿はなんとも心もとないばかりです。

9月2日(土曜日) Eid Mubarak (犠牲祭おめでとう)

 きょうはイスラムの祝日「犠牲祭」です。アラビア語ではعيد الاضحى (イードゥルアドハー)と呼びます。断食明けの祭り(イードゥルフィトゥル)と並ぶイスラムの2大祭礼の一つです。週明け月曜日までイスラム世界ではこのお祭りを祝います。

 家族ごとに動物を屠り、一族で食するとともに一部の肉を貧しい人びとに施したりします。この祭りは、イブラヒームがアッラーの命に従い息子を犠牲にしようとした瞬間に身代わりの獣が与えられた… というコーランの伝承(整列者章102節から107節)に基づくものとされています。イスラム教徒が多い各国の大都市圏では家族ごとにということも少なくなってきているようですが。

 このイードの期間中はアラブ、イスラム圏の放送が特別番組を組んでいますので、編成が変わります。Radio Kuwaitは、モーニングショーصباح الخير (サバーフルハイル)の時間を صباح العيد (サバーフルイード)というタイトルに変更して、犠牲祭を祝う内容で放送を行っています。

9月1日(金曜日) 20年前のできごと

 20年前のきょう、世界には驚きと悲しみが広がりました。イギリスのダイアナ妃が交通事故で亡くなりました。BBCワールドサービスは、急遽番組を変更し、追悼特別放送を実施しました。

 私はその日たまたまBBCのニュースを録音していて、事故からおよそ9時間、ダイアナ妃死去が確認されてまもなくだったJST18時台の放送のテープが残っています。きょうはほんのさわりの部分だけですがUPします。

1997年9月1日JST18時 BBC WORLD SERVICE: BBC WS 01091997

 ダイアナ妃の死去から20年。メディアはその当時の知られざるエピソードなどとともに、20年を振り返る番組や企画がテレビ、ラジオそして雑誌などで放送、掲載されています。当日自分が何をしていたのかは記憶にありませんが、大変な大騒ぎだったことはなんとなく覚えています。

Index of all entries

Home > 2017年09月

Tag Cloud
Search
Links
Feeds

Return to page top