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2020年01月 Archive

1月31日(金曜日) もう今年も残り11か月となりました

 あっという間に1月も最終日です。2020年が明けたと思ったらもう2月ですよ。早いです。このブログページをほとんど更新しないまま時間が過ぎました。

 ことしの1月は、実はとても静かでした。新年会もなく、仕事もごちゃごちゃせず… 平穏な年明けだったといえますが、世間はそうではありません。国際関係、政治、そして極めつきは新型肺炎の爆発的な広がりです。怖いです。混雑する首都圏の通勤電車の中でセキやくしゃみをしている人を見ると、まるで細菌テロリストのように思えてきます。全然罹患していないのに、風邪っぽく感じてしまいます。もちろん気のせいなのですが、それほどまでに気になります。私もおとといからマスクを着用し始めました。

 この新型肺炎、中国の武漢市から広がったというふうに言われています。何が本当の原因かがわからないところがさらに怖いです。もちろん現在までワクチンや特効薬もないですし。一方、中国政府は案の定情報隠蔽を行っている様子で、患者の実数もわかりません。現地から日本人がチャーター機で帰国していますが、中に罹患した人も含まれている模様です。日本国内で爆発的に広がらなければよいのですが。

 今回の新型肺炎については、やっぱり、という感じでアメリカやイスラエルのメディア(どの程度信頼できるかわかりませんが)の一部で、中国湖北省の細菌研究所が発信源だという説が流布され始めています。ことの信ぴょう性はわかりませんが、まったくあり得ない話でもないかもしれません。

 「あなたはすぐに謀略説を唱える」などと言われそうですが、一部のメディアがいうように、今回の新型肺炎の騒動によって中国政府は「香港暴動」を鎮静化させることができるかもしれません。ウイグルの暴動もしかりです。言い換えれば、中国政府がそこまで狙って「意図的に」湖北省の研究所からウイルスを漏らしたとしたら… などという話もあくまでも仮説ながら、何となく信じかけてしまいます。

 余談ながら、ことしのHFCC(世界の短波放送の周波数の割り当てを話し合う国際会議)は中国の海南島で開催される予定になっているとか。しかし、このような状況になった以上、予定通りの開催は難しいのではないかと見る向きもあります。というか、自分がもし代表で会議に出席するとしたら、やはり怖いです。

 現在の厳しい状況が早く収束してくれることを期待していますが、決して事態を過小評価せず、マスク、手洗いの励行をはじめ自衛手段を講じながら日常生活を送ろうと思います。

1月13日(月曜日) イラン情勢が新たな局面か

 イランがウクライナ航空の民間機を誤撃墜したことがイラン国内の不安定化を加速させているようです。

 イラン政府はイラクの米軍基地へのミサイル攻撃のあと、ウクライナ航空のボーイング737型機を誤ってミサイルで撃墜したことを一度は否定しておきながら、証拠が揃いすぎていて言い逃れができないと判断するや、誤ってミサイルで攻撃したことを認めました。

 でも、イランらしく「アメリカが緊張を高めたことが原因だ」と、反省の色を見せるどころか他者に責任転嫁する姿勢を見せています。しかし、このような屁理屈はイラン国内でも反感を増幅する結果となっているようです。11月のガソリン値上げに端を発した反政府デモは1週間ほどで武力で鎮圧されましたが、今回の事件をきっかけに熾火のようにくすぶっていた国民の不満がまたもや高まりを見せつつあるようです。ウクライナ航空にはイラン人の乗客も当然含まれていて、犠牲者の追悼集会が行われましたが、その際に政府のウソを糾弾するスローガンが叫ばれたようです。

 政府に対する糾弾の動きは首都テヘラン以外にも地方都市に少しずつ広がりを見せているようです。ガス抜きをするつもりで米軍基地を攻撃したまではよかったのですが、そのあと民間航空機を誤って撃墜し、その中に自国民が含まれていたということで、ブーメランのように刃がいまイランの指導者たちに向けられようとしています。

 この事態と呼応するようにトランプはイランに向けてメッセージを送り、揺さぶりをかけています。アメリカの国際放送もイラン向けのメッセージを送り続けています。

 こうした状況を踏まえ、イラン政府は再びインターネットを遮断するのでしょうか。反政府デモは広がるでしょうか。アメリカのプロパガンダはどのような影響を与えるのでしょうか。イラン国内の状況から目が離せません。

1月11日(土曜日) オマーンのスルタン・カーブース死去

 オマーンのスルタン・カーブースが79歳で亡くなったというニュースが入ってきました。オマーン国営放送とBBCなどが伝えています。

 オマーンのスルタン・カーブースは、1970年のクーデターでスルタン(国王)の地位に就いて以来50年にわたりオマーンを統治してきました。オマーンについても国際機関から人権問題などが指摘されてきましたが、アラブ諸国の中ではもっとも安定した政治体制を維持してきた国の一つです。

 スルタンの死去をうけて、国営オマーンラジオは通常番組を休止してテレビ、ラジオのすべてのネットワークの番組を統合して追悼編成を行っています。JST13時までコーラン第7章「高壁章」の朗誦を流しました。13時05分からはスルタン逝去の報の発表が流れています。

1月9日(木曜日) 結局両者ともガス抜きか... よかったけれど

 きのうの朝(日本時間)、イランからイラク駐留米軍基地に向けて巡航ミサイルが発射された件。戦争勃発か?!と世界が心配の渦に巻き込まれたわけですが、結論から言うと幸いなことにそのような危機にまでは到らずに済みそうです。

 トランプは、大統領選に向けてイランへの強硬姿勢を見せる必要があった。しかし、カネがかかり、しかも人命が危険にさらされ、さらに中東地域の同盟国(サウジアラビア、イスラエルなど)にも悪影響が及ぶような戦争はやりたくなかった。また、かつての同盟国だったトルコとの関係もよくないので、かつての湾岸戦争のように関係国からの支援も得にくい…などの理由もあって、翌日には「これ以上の緊張拡大は望まない」との声明を出しました。

 一方のイランですが、最高指導者ハメネイが「アメリカに張り手を食らわせた。でもまだ報復は十分じゃない」と強硬な発言をしたものの、一方で外務大臣のザリーフは「これ以上の緊張、反撃の応酬は望まない」との声明を出し、イラン側としても一旦矛を収める姿勢を見せています。イランとしても、ガソリン値上げに端を発した11月の暴動など、国内に不安定要素を抱えていること。アメリカをはじめ各国からの経済制裁が効いていること。さらにさすがに戦争となると国内にはかつてのイラン・イラク戦争の際の窮状を多くの国民がまだ知っていて、それを望まない空気もあることなどもあります。一方で革命防衛隊の司令官スライマニーの殺害については国内の不満が高まっており、ガス抜きをする必要があった。ということで、とりあえずミサイルを発射して強硬姿勢を見せてガス抜きをした上で、アメリカとの本格戦争を避けることにした…ということでしょう。

 イラン側がアメリカとの戦争を望んでいないことは、たとえば アメリカ軍のイラク駐留を認めているイラク政府にイラン政府からあらかじめミサイル攻撃について通告していたことにも表れています。イラク政府に事前通告があったということは、当然のことながら米軍、アメリカ政府にも情報が渡っていたと考えられます。イラン側は米軍関係者80人が死亡したと発表しましたが、どうやって被害を確認したかも不明で、一方トランプは被害がなかったと述べており、万一米軍に大量の死者が出ていればもっと騒ぎが大きくなっているはずですから、イラン側の情報は正しくないのではないか。これも国内向けプロパガンダではないかと感じています。もうひとつ、イランのミサイルは北部のアルビル(イルビル)に着弾したといわれていますが、目標を外れたとの報告も出ています。イランのミサイルの精度が低かったのか、あるいはわざと目標を外したのか… あながち後者も否定できないと感じています。

 ともあれ、中東の危機的状況はとりあえず最悪のシナリオを避けられそうです。このまま事態が鎮静化(完全には沈静化しないですけど)してくれれば、わたくしたちの生活への影響もさほど大きくならずに済みます。

 ところで、このブログにいただいたコメントへの返事の中でも書いたのですが、先日イランの国際放送の1980年当時の録音を整理していたところ、宗教指導者ホメイニーの声明が出てきました。じっくり聞いたことがなかった(録音したままにしていた!)ので、改めてじっくりと聞いてみたところ、その内容は「いま」流してもまったく違和感がないもので驚きました。つまり、理屈としては「イランの主権を脅かすアメリカはけしからん。イランは決して屈することはない」といういつものレトリックです。1980年当時からイランとアメリカとの関係はよくなく、イランは同じような主張を繰り返してきたということです。冷戦当時に東側の国際放送がお経のように「アメリカ帝国主義」を非難していたこと、70年代から21世紀初頭ごろまで急進派アラブ諸国の放送が「イスラエル、アメリカの野心」をお経のように非難してきたことは、自分の記憶に鮮明に残っています。そうした「お経」はこんにちほとんど聞かれなくなったわけですが、イランに関してはそうした昔ながらの「お経」がいまも生きているのだ。古い録音を聞いて、改めてそんなことを感じました。

1月8日(水曜日) 間違った情報なんですけど…

 日本時間の今朝、イランがイラク領内の米軍基地に向けてミサイル攻撃を実施しました。恐れていた事態が現実になってきました。ニュースの詳細については中東や欧米のメディアが詳しいと思いますのでそちらのほうを参照していただくとして、またもや気になるのが日本の多くのメディアが伝える間違った情報です。

 イランによるミサイル攻撃は、主として二つの方向、つまり一つは北部のイルビル(アルビル)の米軍基地、そしてもう一つは中部にある米軍基地に向けて行われたとされています。そのうちの後者、イラクの駐留米軍基地のうち2番目の規模だとされる「アイヌル・アサド」基地ですが、日本のメディアの多くが「アサド基地」と伝えています。あ、欧米のメディアも多くが「Asad」基地としていますね。

 でもこれは正しくない情報です。「アイヌル・アサドعين الاسد 」というのはアラビア語では「ライオンの目」という意味です。これを「アサド」と伝えると「ライオン」となります。「ライオン基地」は誤りです。地名というのは正しく伝えるべきで、言ってみれば「渋谷」を「谷」、「池袋」を「袋」などと伝えるに等しいのです。

 なぜこのような情報がまかり通っているかと調べてみると、原因は米国政府のHPにあるようです。一方、アラブメディアはさすがに正しい地名を伝えています。

 そして日本でもTBSだけは正しい地名を表記しています。TBSにはきちんと情報をフォローするニュース担当者がいるのですね。少しだけよかったと思います。とはいえ、他局についてはアメリカ政府の発表をそのまま引用して伝えたということなのでしょうが、なんともすっきりしない話です。

1月4日(土曜日) PCが… 駆け込みでWin10に無償ヴァージョンアップしました

 この正月は天気がとてもよくて穏やかに過ごすことができたのですが、普段使用しているパソコンが不調になってしまい、ちょうどいい機会だったので、HDDをやめてSSDを装着した上でクリーンインストールをかけました。以前のヴァージョンはWINDOWS7で、10にヴァージョンアップするか新しいPCを買うか迷ったのですが、お金のこともあって無償でのヴァージョンアップを選択しました。

 実はPCのヴァージョンアップについては、これまで何度か試してみたのですが、どうも我が家のPCはWINDOWS7のさまざまなアップデートがうまくできておらず(いくつかのファイルが壊れていたらしい)、結果的に10へのヴァージョンアップができずにいました。そうこうしているうちに使っているうちに動作はどんどん遅くなるわ、HDDは変な音を出し始めるわで思案していたのですが、思い切って作業をしてよかったです。

 ご存じの方も多いと思いますが、WINDOWS7のサポートが間もなく終了します。まだ7を使っている方は10へのヴァージョンアップを求められていると思いますが、実は、今も無償で10へのヴァージョンアップが可能です。MICROSOFT社のHPにヴァージョンアップ関連のHPがありますので、そこに書かれている指示通り作業をするだけで大丈夫です。文系のわたくしも難なく作業ができました。

 クリーンインストールを行う場合、それまで使っていた文書ファイルやプログラムが使えなくなります。それらはあらかじめバックアップをとっておく必要がありますが、わたくしの場合はHDDをSSDに乗せ換えることにしましたので、古いデータはそのままHDDに残っています。HDDを外付けとして使うためのデバイスを購入し、外部ストレージとして活用することにしました。ヴァージョンアップのオプションには、現在使用中のデータやプログラムをそのまま引き継いでシステムだけインストールする方法もありますから、多くのみなさんはそちらの方法を選択されるといいでしょう。わたくしの場合は、PCのトラブルでその選択肢が使えなかったためにクリーンインストールを余儀なくされたので。

 さて、諸々の作業は全部で1時間ほどで完了しました。あっけないほど簡単でした。そして作業後の環境は驚くほどよくなりました。何しろSSDは立ち上がりが早い。これまでHDDが立ち上がって安定するまでに数分要していたのが、20秒ほどしかかからなくなりました。文書の書き込みや読み出しの速度もアップしました。物理的に書き込みや読み出しをするHDDにくらべSSDは音がしないので快適です。データが突然消えるようなことさえなければこの環境はとてもいいです。きょうのこの記事は新しくなった環境で書いています。

 文系のみなさまで、まだWINDOWS7を利用しておられる方は、この際試してみる価値があると思います。

2020年1月1日(水曜日) あけましておめでとうございます

 新しい年が明けました。ことしもよろしくお願いいたします。

 去年は後半になってあまりブログの更新ができなくなってしまいましたが、ことしはどうなることやら。公私ともに意外にも雑事が多く、なかなか思うように記事をUPすることができなかったのですが、裏を返せばまぁ元気で仕事やプライベートに時間を割けたということでもありますから、喜ぶべきことなのかもしれません。

 去年の暮れは、例年どおりあまり季節感がないまま過ぎていきました。大晦日は見ないつもりだったNHK紅白歌合戦をやはり見てしまいました。おととしに比べるとかなり粗削りな演出・構成のように見えましたが、どのぐらいの人が見たのでしょうか?純粋に歌番組という観点からすると、テレビ東京系列の「にっぽんの歌」のほうが見応えがあります。お祭りという観点なら、まぁ許せるかと…

 テレビ東京の「にっぽんの歌」を見ていてつくづく感じたのは、歌手の歌唱力が歳を重ねるごとに劣化していくという紛れもない事実。かつて美声を誇った歌手たちが、往年の名曲を息も絶え絶えに歌う姿は痛々しくもあります。多くのみなさんがディナーショーなんぞを開いていていまでも現役なのだろうと推測しますが、それにしてはあまりにも劣化が激しい。なかにはタオルを投げ込んであげたくなるような人もいます。紅白歌合戦でも、かつての人気歌手がキーを2つ3つ下げて歌っているのを聞いて、上手だけどやはり寄る年波には勝てないものだと感じたり… 日頃のトレーニングとメンテナンスを行っていてもああなるのでしょうね。

 年越しは自宅で。そしてすぐに近所の神社にでかけました。こじんまりした神社ですが、年に一度は何となくありがたい雰囲気になります。初詣を終えるとミカンと善哉がふるまわれます。年始の雰囲気はこのあたりで実感として沸いてきます。

 今朝は穏やかに晴れました。初日の出は見ません(寝ている)でしたが、よい正月です。ニュースでは、カルロスゴーンがレバノンに逃走したとか、カジノ関連で案の定議員どもに裏金が渡っていたとか、看過できないネタが続々と出てきていて、世界は正月もなにもあったものではないことがわかりますが、日本は3が日はあまり動かないのかもしれません。

 カレンダーの関係で、すべては1月6日から急に動き出すのでしょうけれど、2020年は年初から大変なことが山積しています。いいタイミングで年末年始をはさみ、しかもゴーンやら雑魚議員どもの事件がこれまたタイミングよくでてきて、年末まで騒いでいた「桜」は春の霞となって消えていくのでしょうか…

 2020年が健康で幸せなよい年になりますように。そして世間の悪がしっかり駆逐される年になりますように。心から願っています。あらためて、今年もよろしくお願いいたします。

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