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7月7日(土曜日) 桂枝雀師匠の落語「代書屋」

 今週、桂歌丸師匠が亡くなりました。「笑点」などの番組をとおして親しんできた話芸の顔が消えてしまいました。最近、体調がすぐれず苦しそうな様子だったので心配していましたが、残念なことです。もう少し活躍していただきたかったと思うのは私だけではないと思います。御冥福をお祈りします。

 歌丸師匠の訃報をうけて、もう一度Youtubeで落語を聞いてみることにしました。桂歌丸師匠の落語だけでなく、私がこよなく愛する桂枝雀師匠の名演の数々をじっくりと。

 枝雀師匠は今から19年前の1999年4月19日に亡くなりました。没後20年近く経っているのに、枝雀師匠の話芸のキレのよさはこんにちなおまったく色あせていません。もっとも好きな演目は「代書屋」です。履歴書を書いてもらいにやってきた松本留五郎なる男と代書屋(行政・司法書士)との間に繰り広げられる珍妙なるやりとりは、何度聴いても抱腹絶倒です。

 この「代書屋」は、枝雀師匠のほかに3代目桂春団治師匠や、3代目桂米朝師匠など多くの噺家が演目に取り入れていて、それぞれ個性豊かで味がありました。中でも枝雀師匠の「代書屋」はその場の風景がビビッドに感じられる秀逸の出来です。

 さらに枝雀師匠の「代書屋」にはいくつかのヴァージョンがあり、演じるときと場所によって「マクラ」の部分が微妙に異なっていたり、持ち時間によって途中のエピソードを足したり引いたりしています。また、さまざまな場面の描写もその時々でアドリブが加わったりしています。

 「代書屋」はだいたい20分から30分程度で演じられますので、寝る前や電車の中で聴くにはうってつけです。笑いがこみ上げてきて眠れなくなったり、突然電車の中でニヤニヤして周囲から気持ち悪がられたりすることがあるかもしれませんので要注意ですけど。

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