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3月23日(土曜日) おいおい、それはあまりにもヒドいじゃないですか? 神の怒りに触れるかも

 きのうの夕方、Radio Kuwaitの15515kHzを聞いていたときのことです。金曜日の17時台は、イスラムの金曜礼拝の直前ということで、宗教色の強い番組が放送されています。きのう聞いていた番組は「金曜の朗誦」という、コーランの朗誦を流す番組でした。

 きのうは「洞窟の章 سورة الكهف」(コーランの18番目の章)の朗誦が流れていました。でも、聞いているとなんとなく変なのです。よくインターネット放送を聴いていると、音が飛ぶことがありますが、そんな感じでコーランの文言が飛んだり、突然リピートされたりしているのです。手許のコーランを開いて文字を追ってみましたが、文言が飛んだりリピートされている箇所は、決してそのような朗誦(読み)をする場所ではないところばかりでした。

 余談ながら、コーランの朗誦にはルールがあって、コーランの文字の中に「ここで少し止まる」だとか「ここから次の節」などと但し書きが入っているのです。詠み手はそのルールに則って朗誦します。コーランの文章の切れ目に「節」(チャプター)がたくさんあって、場合によってはそこを繰り返して詠むことはありますが、文章の途中で突然繰り返して詠むなどということはありません。きのうの放送ではそのような奇怪な詠みが何度も何度も繰り返して出てきました。

 先にも書きましたが、万一インターネットのライブストリーミングで放送を聞いているのなら、デジタルエラーで音声が飛んだり、急に変なところでリピートがかかったりという現象もありうると思います。しかし、きのうはラジオを短波で受信していたのですから、音声の異常はこちらのせいではありません。放送自体が変だったのです。

 よりによって金曜礼拝の直前の宗教番組の中の、それもコーランの朗誦という、とても大切にされるべき音声がめちゃくちゃに乱れていたのは、完全に放送事故ですね。現地クウェートでラジオを聞いていた人たちは仰天したことでしょう。

 おそらく原因は、放送局が流したコーランの朗誦の音声がデジタル媒体に保管されていて、それが何らかのエラーを起こして音が飛んだり戻ったりしたのではないかと推測されます。しかし、技術サイドの人間や、それこそ番組の担当者がなぜストップさせなかったのかは不明です。もっとも、コーランの朗誦の際には、節の途中でぶった切ってはいけないという決まりがありますので、どこか切れ目(といってもまぁ長くて1分かそこらで次の節になるのですが)でうまく放送を中断すればよかったのです。ただ、その際には必ず「神の言葉は真実なり」という一節をつけて終わらなければならないという決まりもあるので、単に中断するだけではダメだったかも。だとしても、あのようなめちゃくちゃな朗誦を垂れ流すぐらいなら、最後の言葉を省略してでも音声を止めるべきだったのではないかと思います。

 いずれにしても、こんな放送事故を耳にしたのは初めてです…

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