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10月15日(火曜日) やはり最後は「ひと」が大事

 きょうもまた災害関連の話で恐縮です。

 台風被害から4日経ち、我が家の近くを通る鉄道路線の運行はほぼ平常通りに戻っています。ただ、大きな河川をまたぐ橋梁では減速運転を実施しているので、5分から20分程度の遅延が発生しています。

 よく言われることですが、関東地方の鉄道網は台風、雪、大雨の際などにはとたんにその脆弱さを露呈します。ただでさえ相互乗り入れをたくさんしていて、複雑な過密ダイヤでの運行です。ちょっとのトラブルで大きな遅延につながるケースが多く、最近は特にその傾向が強まっているようです。このところ定刻どおり電車に乗れないことが頻繁にあります。そんな脆弱なダイヤがひとたび今回のような台風に襲われたらひとたまりもない(安全面が第一だったことはいうまでもなく)ということで、今回もまた計画運休が実施されました。結論からいうと、今回の計画運休措置は適切な判断だったといえます。利用する側も、事前の周知のおかげで大きな混乱もなかったようですし。

 もちろん、計画運休を解除したあとの対応には改善の余地がないとは言えません。前述の減速運転を例にみてみると、ちょっと過剰に対応しすぎているように見えます。河川の水位は下がり、風も吹いていないし、これまで2日以上にわたってすでに何本もの電車が橋梁を通過しており、安全は確認されている(と信じます)のですから、普通に考えると減速運転はもはや不要であるように思われます。雪の際もそうです。あまりにも間引き運転をすると、逆に線路に雪が積もり、架線に氷が付着するなどして、運行に支障が出るのでむしろ通常運転を続けたほうがよいと指摘する識者もいます。

 と、いろいろと指摘をしてみるものの、現場の努力には敬意を払わなければなりません。そして、今回の台風への鉄道各会社の対応で驚いたのは、線路の下の盛り土が流出して運行ができなくなった複数の路線で、思いのほか早く復旧ができているという事実。報道写真を見ると大きなダメージだったのに、もう平常運転に戻るとはすごい回復力です。保線管理を担当する人びとの技術と努力のたまものだと思います。プロの仕事は大事です。やはり最後は「ひと」の技がものを言います。鉄道業界に限らず、普段から専門性を持つ人材の育成と、技術やノウハウの継承を怠らないことがいかに大切か。どこかの企業に教えてやりたいところです。

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